元はラーメン屋だった空き地での一幕。捨て置かれたグランドピアノの傍でイワオとタケミは小人に出会う。なんとも心誘われる舞台設定でそれだけで魅力がありました。 その後の三人の会話劇も、それぞれのキャラが際立っていて頭の中のイメージが立体感と色を持つ程でした。ラストまで綺麗にまとまった雰囲気で、素直に私もこんな文章が書きたいなと憧れてしまいました。