うずうずうずうず

嫉妬だ

彼女は私より1歳若く

かわいらしく

明るく快活で

とても優しく親しみやすく

みんなから好かれ

私ももちろん彼女が好きで

しかし彼女は私が得難い愛情をいくつも受けていて

私は彼女と楽しい時をいつも過ごすが

いつでも私は彼女さえいなければとも考えてしまう

彼女と自分を比べると惨めになり嫉妬で怒りを感じる

他人と自分を比べることがいかに愚かなことかを私はよく知っているので

いつでも私は嫉妬と怒りと虚しさでいっぱいだ

うずうずとばからしくつらい

憎たらしい

もう疲れてしまった

渦の中でくたくたになった

でも渦のひっぱる力は強く速く

とても抜け出せない

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい