第54回 TXは東京延伸より水戸方面延伸の方が現実的。
今回はTX東京延伸が不要な点と水戸方面の延伸が必要な点について調べてゆきます。
今回はTX東京延伸が何故、必要性に疑問を感じたかというと東京駅~品川駅の重要性を理解していない事と、地下深く掘る為、建設費が高騰しやすい事、又、建設しても利用者がそれほど、見込めない事が理由となっております。
何故、TX東京延伸が不要なのか、同時に水戸方面延伸の方が現実的な理由も述べて行きましょう。
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秋葉原駅~北千住駅間と北千住駅間~つくば駅間の快速の所要時間の違いは明白です。
秋葉原駅~北千住駅間は快速の所要時間が10分もかかるのに対し、北千住駅~つくば駅間はこの区間の倍もあるのに35分で結ぶ鉄道になっているからです。
故に、北千住駅以南が10分以上かかる場合を仮定すると東京駅まで13分もかかってしまいます。
そして、丸の内口に作るとなると地下鉄が乱造している為、かなり地下深く掘らなければなりません。
そうなるとこの区間が如何に無駄な建設になるのかが明白となります。
更に東京駅~品川駅/霞が関駅方面に乗り換える場合、東京駅から歩いていける距離に非常に無理があると言えるのです。
それ故に秋葉原駅~東京駅は時間の割に利用者や採算が見込めないと思います。
又、秋葉原駅から京浜東北線、北千住駅から千代田線/常磐線に乗り換えられるのでその点を考慮すると利用者の面で非常に厳しいと思います。
故に北千住駅~大手町駅(東京駅)の場合、千代田線と半蔵門線利用ならどちらでも同じ定期で行ける二区間定期を利用した方が現実的と言えます。
対象なのは千代田線北千住駅~大手町駅、東武伊勢崎線北千住駅~曳舟駅~
それだけ北千住駅~東京駅は非常に飽和的な路線となっているので新規建設する必要はないのです。
それよりは8両編成対応可能にするホームと車両を8両化の方が現実的だと言えます。
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そして、東京駅延伸より水戸方面の方が現実的だと言えるのはつくば駅~石岡駅まで延伸させる事で常磐線との競争意識を向上させ、速達性が確保される事が非常に大きいからだとされます。
但し、ホームは8両対応可能にしながらも輸送力も問題から4+4の交直流電車の8両編成にして、守谷以北の運用にして直流専用車を8両固定にする必要があります。
故にそちらを整備すればJR東日本も本気で競合路線意識を向上させる事が出来るのです。
勝田駅まで15両化させられれば折り返しの合理化は図れるのでやはり勝田駅までの15両化を促進できるようになり、TX対策から石岡駅~品川駅の列車を大幅に増やす要因になります。
更につくば駅~石岡駅の途中駅は独占区間になるのでモーダルシフト面でも有効です。
そう考えると東京延伸より石岡延伸の方が現実的なのは非常に真っ当だと言えます。
東京延伸より石岡延伸の方が費用対効果でも有効といえるでしょう。
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