第48回 京都・奈良はキックスケーター(足蹴車)で観光出来る都市にしよう。

 今回は京都・奈良みたいな観光都市を足蹴車キックスケーターで移動できる街にするべき点について述べてゆきます。

 自転車の最大の問題である景観の崩壊は違法駐輪によって生み出され、それが観光客に悪い影響を与えます。

 それ故に、自転車。特にシェアサイクル最大の問題となる違法駐輪を減らすには足蹴車キックスケーターを増やす事が重要になってきます。

 足蹴車キックスケーターは非常に便利な乗り物で折り畳み式のレンタルなら鉄道と併用する事で移動が楽になる乗り物です。

 それ故に外国人観光客や個人観光客には非常に重要な移動手段となります。

 奈良と京都の事情について述べて行きましょう。

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・京都の場合

 京都の場合、1つの都市に様々な移動経路がある為、足蹴車キックスケーターは非常に重要な移動手段となります。

 特に地下鉄・バスに持ち込める足蹴車は違法駐輪対策にもなる事が可能な他、京都市営地下鉄・京阪電鉄・市バスの1日乗車券を充実させる事で自動車や自転車に依存しない街づくりが可能になります。

 特に京都は市街地の交通マナーが良くないので足蹴車キックスケーターを導入する事でバス・鉄道との移動が併用可能になるので、外国人観光客は勿論、多くの学生にも愛される乗り物となります。

 又、京都の場合は碁盤の目で構成されている街なので東西南北を上手く使えば、自転車より移動が可能になる他、レンタル制度なら駅に入場駅で回収し、出場駅で引き継ぎできる制度は必要だと思います。

 そうすれば、余計なものを持ち込まずに楽に移動できる手段を得られるからです。

 そして自転車の問題点となる違法駐輪が解消され、歩きやすい街に変貌し、事故の軽減に繋がります。


・奈良の場合

 奈良の場合も同じ理由で、こちらは大和西大寺駅、近鉄奈良駅、JR奈良駅の3つに貸し足蹴車キックスケーターを揃える必要があります。

 そうする事で奈良の移動が便利になる他、奈良公園での移動にも楽な移動が出来るのは必然的になります。

 そして団体客が多く集まる近鉄奈良駅より外国人観光客や個人客、車でお越しの方が集まるJR奈良駅に足蹴車キックスケーターを重点的に用意するのが望ましいと言えます。。

 何故なら、JR奈良駅の方がそういった敷地がある他、コインロッカーや駐車場等に余裕がある場合が多いからです。

 対照的に近鉄奈良駅はそれらに比べて敷地が狭いなどの欠点や団体客が多い傾向があるので、出来るだけJR奈良駅に足蹴車キックスケーターを集中的に整備する必要があります。

 車でお越しの場合、シルキア奈良の駐車場で足蹴車をレンタルすると2時間30分は無料という特典も与えると尚更、効果があると言えます。

 又、JR奈良駅東口の駅前商店街を利用して駐車券割引を進めると尚更良いと言えます。

 なので、車でお越しの方を配慮しながら貸し足蹴車キックスケーターを用意すると良いでしょう。

 そうなれば違法駐輪のみならず違法駐車問題も解決できて奈良周辺の移動が非常に楽になると思います。

 そして、貸し足蹴車キックスケーターで移動して奈良公園などを味わう事は新たな観光資源として創出でき、放置自転車問題も解決できると思います。


 故に京都・奈良ともにただ、足蹴車キックスケーターを用意するのでなく駅や駐車場での貸し足蹴車キックスケーターを用意する事で車や自転車の通行規制を進める事が出来るのです。

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