第45回 遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道が一体化する意義の必要性。

 今回は遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道の一体化する必要性について述べてゆきます。

 どちらの静岡遠江とおえ地方を結ぶ鉄道であり、遠州鉄道は西鹿島駅~遠鉄浜松駅を結び、天竜浜名湖鉄道は掛川駅から遠州鉄道の終点である西鹿島駅を介して、新所原しんじょはら駅を結ぶ路線となっています。

 何故、この2つの路線を一体化する必要性として、以下の理由が上げられます。


 ・掛川駅~浜松駅を結ぶことで途中駅の地域輸送及び、掛川駅~浜松駅に対するJRとの競合。


 ・遠州森駅などの地域輸送を特化する事、電化する事で天竜浜名湖鉄道の利用者増加に貢献させる事。


 ・西鹿島駅を一種の拠点駅に狩る事。


 などが上げられます。

 とりわけ、西鹿島駅~掛川駅の電化は遠州鉄道の直通のみならず、掛川駅~西鹿島駅の本数増加、浜松直通の利便性向上に繋がると思います。

 なので、この区間が電化する事で地域輸送に特化するのみならず、浜松まで一本でいかれる印象が持たれる為、非常に便利だと思います。

 又、車庫を合理化出来る他、天竜浜名湖鉄道の車庫を観光地化するには最適な場所に成り得ます。

 更に、速達性を意識する必要はないので遠鉄が使用している直流750Vの架線で十分だと思います。

 それでも銀座線や半蔵門線などと同じ電圧である事を考えるとかなり効果が大きいと言えます。

 故に遠鉄と同じ車両にしたうえで、天竜浜名湖鉄道~西鹿島駅~遠州鉄道を結ぶことで浜松まで大きな効果を上げられるのです。


 一方、西鹿島駅~新所原駅は浜松駅までJRの方が圧倒的に有利である事、西鹿島駅でスイッチバックする必要性から電化する必要はありません。

 なので、電化せずとも車両に転換クロスシートやトイレなどを入れて利便性向上に繋げてゆくと良いと思います。

 レールバス自体は安くて魅力的だが、頑丈性や速度に劣る他、トイレがない、転換クロスシートが入れられない等の問題が起きているので車両面で改良した上で、利便性を少しずつと向上して行くしかないと思います。

 又、浜名湖を通るのでそれを利用して観光列車の設定などを上手くしておくのも良いと思います。

 とにかく、この区間は非電化しながらも高速化し、観光列車の設定などで利用者を増やしていくしかないと思います。


 そして、遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道は互いに共通運賃を適用させ、遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道の乗り換えによる加算を防ぐことで利便性向上に繋げる必要性があります。

 運賃としては遠州鉄道の運賃をベースにすると宜しいかと思います。

 又、1日乗車券でも遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道共同で出しておくとそれぞれの移動が便利になって楽に移動できると思います。

 共通運賃の条件として、競合路線がない事が前提になるので天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道はそれに該当できるので適用可能です。

 共通運賃を適用した後は、新所原駅と掛川駅は改札を分離する必要も検討し、遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道の移動を活性化させると良いでしょう。

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