第33回 路線バス専用道路の重要性。
今回は路線バスを一般道から分離する意義について説明していきます。
何故、路線バスを一般道から分離する意義があるのか…。
理由としては…、
1.交通渋滞の緩和
2.路線バスの定時性確保。
3.路線バスの汎用性の拡大
4.幹線道路の安全性向上
等が上げられます。
路線バスや大型車が幹線道路を走ると渋滞や事故を引き起こす可能性が十分に考えられ、分離していないと事故を引き起こす可能性が起こり得ます。
それを防ぐ意味合いでも、又、交通機関の利便性向上の為でも高速道路とは別に路線バスの必要性について説明していきましょう。
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まず、路線バス専用道路は路線バスの安全性と利便性を向上させる制度なのでこれを整備します。
勿論、それらの道路では歩道を整備しながらも自転車や路線バスを除いた自動車は通行止めにする事で路線バスだけが安心して通行できる環境が出来上がります。
但し、都市部では渋滞を引き起こす要因になるので簡単に設置しにくいのが難点なので地方で主に整備されている方式です。
つまり、渋滞が激しい地方では路線バスを整備する事でモーダルシフトを上手く利用する事が可能となります。
故に、鉄道シフトを並行しながら路線バス専用道路を整備する事で定時制向上につなげられます。
しかし、都市部の道路だと渋滞を引き起こすだけでなく利害関係の問題からなかなかやり難いと思います。
そこで、必要なのは『名古屋ガイドウェイバス』みたいに専用軌道も装着したバスを新交通システムと併用したシステムで運行する事が重要です。
これの利点としては…、
1.一般道から路線バスを分離できる。
2.バスの安全性や利便性の向上。
3.交通渋滞の緩和により車の通行が容易になる事…、
4.鉄道の混雑緩和…、
5.それにより、自動車・自転車から公共交通機関への意向が推進できる。
等の効果が得られます。
何故、新交通システムも併用する必要があるかというと、これを併用する事でバス運転手がハンドルを握らずに運転できる環境が整えられるからです。
更に新交通システムの軌道を併用する事で安い費用で公共交通機関を移行できる為、地下鉄を必要以上に建設する必要がなくなり、早く効果が表れるからです。
つまり、名古屋ガイドウェイバスみたく、専用軌道を装着したバスによって道路の交通緩和や地下鉄の建設を安く抑える事が出来るので結果的に利便性の向上に繋がり、早く効果も出せる上に、地下鉄より維持費が安いので福祉に金を回す事も可能といえます。
となると、本数の多い場所では専用道路を整備させ、少ないところでは普通のバスと併用する事で公共交通機関の利便性が向上し、それが自動車・自転車から公共交通機関への意向が進むことが出来るのです。
又、雪に比較的強いので台風を除き天候による運休も防げます。
これらを持ち得ながら、次回から日本や欧州の各地域毎にどうやれば公共交通機関へのシフトが出来るのか考えていく事にします。
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