第27回 食堂よりコインシャワー・マッサージチェアの方が必要だよ。
今回は高速道路のSA・PAについて説明します。
高速道路の売店や食堂に関しては確かに進化してきました。
売店で様々なお土産が揃いつつあるし、食堂も多様化し、豊富な状況にあると思います。
更にSA・PAはJ-SAPAやハロースクエア時代からレストランや売店などの一部が民営・第三セクターとして運営されているので、高速道路の無料化や再国有化する際にもSA・PAの施設は民間企業・第三セクターが引き続き運営する事で食事や売店事情は良くなるでしょう。
なので、食堂や売店についてはそのままでも問題ありません。
しかし、食堂より重要な施設がある事を皆さまはお忘れなのをご存知ですか?
高速道路の休憩所に一番、必要なのは言うまでもなくコインシャワー・コインランドリーの2つが上げられます。
NEXCO西日本管轄の休憩所の一部にはこれらを纏めてシャワーステーションという名称で進められています。
何故、シャワーステーションが必要なのかというと、夏場の汗対策や冬場の身体の凍結対策などが上げられます。
特に冬場、身体が冷えると交通事故を誘発する危険性が高まるのでシャワーステーションが重要な施設になるのか、一目瞭然となります。
しかし、雪の多い日本海や山間部ではシャワーステーションのある休憩所が非常に少ないのは問題となるであろう。
では、シャワーステーションが重要性について要点を出して行きましょう。
1.身体の汗を拭き流す、温めて運転しやすい状況が出来るから…。
2.朝、眠い時にシャワーを浴びる事で眠気覚ましになる事…。
3.車中泊の際に、身体を洗う施設として非常に需要な施設になる。
以上が、重要な点です。
とりわけ、寒い時期にコインシャワーが特に必要なのは交通事故抑止が主な要因です。
つまり、雪の多い地域ほど交通事故抑止の為に、非常に重要な施設になっていきます。
又、スキー帰りや渋滞時にSA・PAで待ち合わせする際にも非常にありがたい施設だと思います。
なので、食堂を充実させるより、シャワーステーション整備が先行する必要があります。
食堂や休憩所の場合、コンビニや売店などが充実すればそこまで問題ないが、シャワーステーションの場合、その替えがない故に必要な施設です。
また、シャワーステーションの有無で高速道路の行くルートが決まってしまう側面もあるのでどちらでもいかれるようにする必要があるでしょう。
又、シャワーステーションは維持費が大変ですが、その為にもシャワーステーションがある施設ではコンビニか売店が夜間営業する、或いは昼間営業休止する方法も考えてみると助かるでしょう。
個人的に昼間の営業休止は午前10時~午後4時位が妥当だと言えます。
現に鮎沢PA上りのコインシャワー営業時間は朝9時~夜11時までだから時間を変えればこの方法は効果的になると言えます。
又、シャワーステーションは仕事車の利用が多いのでトラックドライバーの多く、気温が下がる夕方~朝に営業すると利便性が向上し、交通事故に繋がるでしょう。
なので、昼間休止を含めて在り方を考えると良い。
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