第25回 二重取り料金を廃止した方が良い理由。
今回は高速道路で二重取り料金を廃止した方が良い理由について説明していきます。
何故、高速道路の二重取り料金を止めた方が良い理由としては二重取り料金になる事で高速道路料金が却って跳ね上がる危険性が高まるからです。
なので、今回は二重取り料金の区間を説明しながら書いてゆきましょう。
二重取り料金で有名なのは神奈川県の西湘バイパスです。
最も箱根方面を利用する際には安上がりで済みますが、石橋支線の場合は却って高額な料金になります。
この石橋支線は無料化する事で箱根新道へ向かう車が安い料金で移動できる道を確保できます。
つまり、西湘バイパスが有料で良いのは本線区間のみで石橋支線は料金徴収しないようにすれば安い料金で移動がしやすくなると思います。
また、安くなれば国道135号の渋滞緩和のみならず、小田原厚木道路の移動にも貢献する事が出来ます。
最も小田原厚木道路についても説明しましょう。
小田原厚木道路で無料にしても良いのは大磯IC以西、通称小田原区間です。
何故、小田原区間を無料にする必要があるのか?
それは小田原区間を無料にすることで小田原市街地の渋滞緩和役立つからです。
なので、小田原区間のみに無料化にすれば問題ありません。
但し、大磯IC以東の厚木区間には関しては東名や厚木IC付近の渋滞が酷い為、ここは引き続き有料にする事で東名の渋滞を悪化させないような工夫が必要です。
西湘バイパス石橋支線が無料化すれば260円前後で移動できるし、小田原厚木道路の小田原区間が無料化すれば400円以下で移動できる利点があるなど効果をもたらすのみならず、周辺道路の渋滞もなくなるので移動も楽になって一石二鳥となります。
さて、二重取り料金が特に問題になっているのは、言うまでもなく播但連絡道路と中国道が交わる福崎ICです。
どうしてこの区間の二重取り料金が問題になるのか?
それは、福崎IC利用だと別料金だが、山陽姫路IC利用なら二重取り料金がなくなるからです。
最も福崎ICが別料金の影響で有料になっている恐れが多分にあります。
なので中国道は宍粟IC~山口ICまでは無料にしながらも、播但連絡道路の福崎IC以北は当然ながら無料にする必要性があります。
そして以南は双方の料金所を経由せずに移動できることで山陽道⇔播但連絡道路⇔中国道の料金が移動しやすくなるだけでなく、舞鶴若狭道などの高速道路料金が割安になるなどの恩恵をもたらします。
ここで重要なのは、交通量だけで無料化するだけでなくその道路がどういう意味を持っているのか?
そして、二重取り料金をなくすことで却って料金が安くなる現象について考えなければただ、効果のない無料化になってしまうのです。
なので、この法則を考えながら、これから二重取り料金を廃止する区間などを次回の道路問題で説明していきます。
具体的な解決方法、値下げか無料が妥当などを考えながら進めていきます。
それでは次回もお楽しみにしてください。
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