第24回 軽自動車用の料金は必要なのか?
今回は軽自動車料金の存在意義について述べていきます。
前述したとおり、日本の高速道路で問題なのは中型車以上の法外的な料金のみならず、軽自動車料金が不当に安すぎる事が大きな要因になっているからです。
何故、軽自動車料金が不要になるかというと…。
1.軽自動車は安定性に欠ける為、高速走行では不向き。
2.軽自動車が高速道路を走ると大型車や二輪などの接触事故が増加する。
3.車線追い越しが頻繁になる危険性が高い。
4.車線変更によって横転事故を誘発する危険性が高い。
が挙げられます。
何故なら、軽自動車の加速が良いとは言い難く、急な車線変更を行うと横転事故を引き起こする危険性が高いリスクを孕んでいます。
つまり、事故の軽減の為に軽自動車料金は不当に安くする必要性がないと言わないのです。
これを書くと『庶民の気持ちが分からない』とか言われて非難されそうな気もしますが、それでも軽自動車料金は廃止すべきだと思います。
何故なら、軽自動車料金によって大型車が安心して走りにくい状況が出来る他、高速道路の表定速度を下げる要因になるからです。
ですから、軽自動車料金は普通車と統合する事を前提に通行した方が安心して走りやすい高速道路が作れると思います。
軽自動車は狭い日本の道路の規格に合わせた自動車であり、あくまでも一般道で走らせる乗り物であります。
なので、高速道路で優先される乗り物ではありません。
また、軽自動車が高速道路に頻繁に走ると中型車以上のトラックと接触事故の増加に繋がり事故渋滞の増加に寄与する危険性が高いから、軽自動車を特別安くする必要性はあまりないと言えます。
だから、軽自動車は普通車料金と同じで構わないし、寧ろ普通車を含めて高速道路料金の割引の拡充する事が何よりも大事になると思います。
寧ろ、中型車以上の料金を引き下げした方が『庶民の気持ちが分かっている』といわれるのもそれが同意義なのです。
中型車以上の料金の引き下げれば、中型車以上が走りやすい高速道路にシフトするだけでなく、軽自動車などが一般道で走る環境により、一般道での右折渋滞も多く減って事故の削減につながると言えます。
だから高速道路の料金体制はこうすれば良い。
1.中型車以上の料金は大幅値下げか無料。
2.軽自動車は普通車の区分に編入。
これだけで道路事情は簡単に改善すると思います。
なので、高速道路料金値下げは中型車以上の車両は引き下げながら、軽自動車は不当に安くする必要性がないのです。
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