高速道路を見直す。
第23回 大型車の高速道路料金を引き下げよう。
今回から高速道路料金について述べていきます。
高速道路料金は鉄道運賃とは異なり、高いのは間違いありません。
しかし、その一方で本来は大型車を優先しなければならないのに、軽自動車を不当に安くしているもの問題になると思います。
又、大型車が一般道で多く走るとなると交通事故の増加や危険運転の増加などに繋がる危険性が高い事を警告しておきます。
なので大型車の通行料金の値下げについて以下の利点があります。
1.大型車は危険物搭載車両を除き一般道で走行する確率が減少する事。
2.高速バスなどが高速道路シフトし、ツアー系バスを含めて一般道から高速道路に流れやすい事…。
3.一般道から大型車の通行が減少して、一般道が非常に走りやすくなる事…。
が上げられます。
何故、大型車が一般道を走る理由は通行料金が高すぎる事が主な理由です。
普通車でも高いが、中型車以上の法外な高さは一般道を走りにくくしている要因だと言えます。
又、それが原因で一部のツアー系高速バスが一般道を走る事態に繋がる理由もそれにあります。
なので、中型車以上の通行料金是正は必須になると言えます。
何故なら、中型車以上の車両が高速道路を利用しやすくする事で一般道から中型車以上の車両が渋滞が多い区間を除いて高速道路シフトが鮮明になるからです。
なので、中型車以上の車両をいくらか、高速道路に移行しやすい構造にすることが高速道路料金を安くする上での重要な作業と言えよう。
又、交通量の少ない地方では普通車(軽自動車含む)は有料、中型車以上は無料にする事で一般道は普通車、大型車は高速道路に移行できる利点も非常に大きいと思います。
なので、中型車以上は高規格道路を中心に、普通車・軽自動車・二輪は一般道中心に走らせることが交通面での安全を生む要因になると思います。
又、西湘バイパス石橋支線、狭山有料道路などの高速道路でない有料道路は基本的に無料化した方が便利になると思います。
何故なら、そういった道路は有料にする必要性が薄く、更にETCすら非対応している区間も多いので利用者が敬遠されてしまう。
加えて二重取り区間の問題から余計に高くなってしまう。
特に問題なのは二重取り運賃をする事が問題であり、中国道も宍粟IC~山口ICまで無料化した方が良いのは福崎ICに連絡している播但連絡道路がそれぞれ別料金になっているからです(因みに山陽道からだと料金なしで通行可能。)。
こういった二重取り料金を失す事も実は高速道路料金の値下げに繋がる他、大型車も利用しやすくなるため、必然的に高速道路を積極的に利用しやすくなります。
ですので、高速道路はただ、有料化するのでなく地方の交通量が少ない区間は中型車以上が無料、普通車・軽自動車・二輪のみが有料にする事で大型車が一般道を通行する割合が減少し、右折絡みの交通量が減少する事が大きくなります。
事実、ドイツのアウトバーンは基本的に中型車以上の車両は原則無料通行可能なのでそれは参考に出来るかと思います。
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