自転車の在り方について考える
第12回 自転車の問題点について。序章。
今回から自転車について述べていきます。
脱自動車社会でやたら自転車を推奨する傾向がみられると思いますが、私的には自転車は脱自動車どころか脱公共交通機関を生み出してしまう危険な乗り物だと思っています。
また、免許証なしで運転できる特性から自転車乗りのマナーは自動車のドライバーより酷い傾向が多々見られます。
加えて、自転車で鉄道利用に繋げようとしても無駄な取り組みなのは明白で、歩行者の安全性やバスの定時性を崩壊させかねない乗り物となり、結果的に交通弱者を殺しかねない最悪の乗り物だと言わざるを得ません。
自転車は鉄道利用を促進させるのか?
それとも自動車と共に公共交通機関までも利用しなくなる悪魔の乗り物なのか検証します。
自転車の問題点については以下の通りです。
1.違法駐輪
2.駐輪場あっても利用しない。
3.25km前後の距離なら長距離自転車も多々ある。
4.信号無視
5.自転車スマホ
6.自転車至上主義
7.公共交通機関離れの助長
8.乗り捨ての多さ
9.高齢者は自動車以上に運転に不向き…。
などが問題点となります。
特に問題となっているのは傍点を付けておきました。中でも1番の違法駐輪、4番の信号無視、5番の自転車スマホは特筆しなければならない程、危険な行為だと言えます。
自転車乗りの多くは公共交通機関より早く目的地に到着したい願望が強く現れるせいか、4番の信号無視が特に強いように思えます。
どうしてそうなるのか検証しつつ、最初に自転車の種類を大まかに3種類説明しましょう。
自転車には3種類あり、それぞれ特性が異なります。
1つは50km以上の距離に対応しているロードバイクです。
この自転車は値段が高く、大体50万円前後の値段が相場だと言えます。
つまり、50万円前後の値段となると学生や高齢者では乗れない自転車且つ、運転しにくい自転車となります。
現にこの自転車の保有者の多くは自動車運転免許も保有している30~50代の男性が圧倒的多数を占めます。
また、維持費もバカにならないので乗る人も限られます。
それ故に、庶民が乗れるような自転車とは言えません。
更に、前述したようにロードバイク乗りは30~50代の男性が多い為、運転免許の知識を持っているせいか、信号無視は比較的少ない自転車といえます。
少なくとも自転車の中では比較的マシな乗り物といえます。
2つ目はシティサイクルで、通称"ママチャリ"とも言われています。
これは20km~30km程度の移動にはこの自転車が多く、平坦な土地でないと移動しにくい特性を持ちます。
価格もロードバイクの10分の1以下の値段で最低2~3万円で変えてしまいます。
故に、女性や学生、高齢者にはこのタイプの自転車が多く、多くは車の維持費や定期代を節約する為に利用すると考えられます。
また、前述したとおりロードバイクに比べて速度が劣る傾向もみられます。
なので鉄道利用との競争のあまり、信号無視を助長してしまいます。
3つ目はクロスバイク。
この自転車はロードバイクとシティサイクルの中間にあたる乗り物で、大体、40km前後が走れる自転車です。
お値段だと10~20万円が相場になると言われています。
山登りにも使えるので坂の多い街でも対応出来る自転車です。
長距離自転車通勤の多くはこのタイプが多いと思います。
この3つの自転車について大まかに説明しました。
そして、これから自転車の問題点について説明します。
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