第03回 ローカル鉄道を貨物幹線に転換する。
今回はローカル線の在り方について考えていきたいと思います。
ローカル線は廃線まで議論されている路線も多く利用者減少も著しい路線が多いのが特徴です。
では何故、ローカル線の輸送量が激減しているのでしょうか?
田舎の方だと人口減少に加え、自動車に移行しているのは1つの有力となります。ですが都会の車離れから鉄道依存に結び付く事はまず、あり得ません。
何故なら、そういった人は車の維持費や鉄道の定期代をケチりたいが為に長距離自転車シフトが中心になるからです。
つまり、都会では車の維持費が高いからといって鉄道を利用してくる事は極めて稀なので、多くは自転車に移行します。
裏を返せば自動車と公共交通機関の双方を避けるようになり、自転車に移行する事例が急増していると思います。
田舎の方でも電車の本数が少ない事から自転車にシフトする事例も多く、こちらは自動車と自転車の移行が中心になります。
どうして旅客輸送だけでは限界があるのか?
それは旅客輸送では、人によって運賃が左右される事が多分に見られるからです。
つまり、ローカル線みたいに利用者の少ない路線程、貨物輸送線として特化する。
例えば、八高線や姫新線などは複線化や高速化を考えた上で貨物輸送を復権する必要があります。
これらのローカル線の貨物輸送を特化する必要があるのはローカル線対策以外に、路線の地盤を強化する事で鉄道の利用者を増やす目的にもなりえるからです。
それ故に、ローカル線の貨物輸送を重点的に置く事で都心部(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・広島・仙台・岡山など)を経由することなく、安定的な輸送を行う事も可能になります。
つまり、八高線なら八王子~高崎の他に大宮まで鉄道輸送が可能になるので、東京都心部を避ける事が可能な他、川越線・八高線の複線化や輸送力増加に貢献する事が出来ます。
最も、トラックドライバー不足を解消するには他に、フェリーに郵便などの貨物輸送を併用する事も挙げられます。
こちらは都市部~都市部の輸送に特化すると都市部には余計な貨物列車が入ってこない為、旅客輸送を強化する事が可能な上、貨物の遅延減少にも貢献可能です。
更に、世界的に原油需要が減少している古今、燃料費も安く抑えられます。
更に水力発電フェリーを開発すれば海水から発電に回す事で原油に依存しないフェリー開発も可能となる他、タンカーにも同様の効果が得る事が出来ます。
つまり、水力発電フェリーが出来れば、フェリー輸送の向上に繋げられると言えます。
又、可燃物の問題から危険物搭載した貨物車や鉄道車両が入る事が出来ない区間でも、安定的な輸送が可能になる。
つまり、鉄道や道路で入れない場所でも貨物になると簡単に入れる場所も多くなり、フェリーの輸送力の問題から人手を必要以上に必要としなくなる他、鉄道や道路の事故処理も激減します。
つまり、フェリーや鉄道で多くの車両を輸送する事でトラックドライバー不足の解消に力を言れる事が出来るのです。
加えて、ローカル線を貨物に転換する事で貨物収入も可能になり、利用者が減少しても貨物輸送のお陰で廃線防止や路線強化にも貢献できる上に、バス運転手もトラックが少なくなる為、バスの定時性確保にも役立てます。
つまり、ローカル線を廃止するより貨物に転換し、都市間の貨物輸送は遅延防止の為、フェリー輸送に回す事で鉄道とフェリーの貨物が並行して進められます。
そしてトラックが細かい場所に輸送する事でトラックドライバー不足も解消できる為、鉄道とフェリーを貨物の中心になれば、安定的な貨物輸送ができるのです。
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