第276話 もう一人の人魚姫……(13)
……う~ん、何? 何なの、これは? 私の耳にまた男性の、ではなく。家の姫様の主、夫だからと。姫様が私達、この場にいる者達へと告げ説明をしてきた男性、殿方の驚愕する声、台詞が聞こえてきたのだ。
だから私は、向こうの部屋。姫様のクローゼットとして使用をしている部屋で一体何が、何があった。あったのだ? と、思う。思うから。我が家の新たな殿の許へと馳せ参じ、向かおうと試みると。
「ん? どうしたのですか? 新太さん? そんな大きな声を出して、って……。う~ん、あれ? こ、これはって……。も、もしかしてって、これは新太さん? 千両箱! 千両箱なの……じゃなく。ないですか~。一体何故? 千両箱がこんなにも沢山、この部屋につんでいる。置いてあるのですか? 新太さん~?」と。
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