第230話 二人目の人魚姫?(10)
まあ、こんな感じなのだよ。元僕の彼女(物)だった亜紀ちゃんはね。全くと言って良い程、僕の目の前にいる。
と、いうか?
僕と亜紀ちゃんの会話、というか?
僕達二人の始めて……。
そう、幼少期から僕と亜紀ちゃんは一度も喧嘩、口論さえしたことも無い二人……。
そう、口論、言い争い。相手を取り押さえるような激しい。恋人同士、夫婦同士の荒々しい行為は。昨日あったばかりのシルフィーヌと僕自身は、初めて恋人同士らしい。夫婦らしい喧嘩をしたのだ。
だから僕は、その件も含めて、シルフィーヌならば、僕自身が彼女、妻に気を遣うこともないから疲れない。素直にもなれる。
だからシルフィーヌ(このひと)と、今後の人生を共に仲良く暮らしていこう。絶対仲良く楽しく暮らせるはずだからと。僕自身の心の奥底で決め、決意をした。
でもね? 亜紀ちゃんは……と、僕自身が思い。言葉を漏らせば。『お前? 新太? 少し可笑しい。可笑しいと思うぞ?』と。皆から呆れた言葉、台詞が漏れるくらい。
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