第34話 とうとう僕は、一人になった。(11)

 というか?



 僕自身は、他界をした父が心労を溜め込むようなことにはなっていなかったのだよ。もう既にね。



 そう、会社の経営の方も順調になる予定……。




 というか?



 改善されつつあった状態だったのだ。会社の専務である僕の側に亜紀ちゃん……。彼女が会社の人達の和を徐々に取り計らってくれたのだ。



 それと、僕の今の心の拠り所となっている亜紀ちゃん……。女神さまがね? 常に僕の側で会社の運営と経営の方もサポートしてくれると告げてくれたのだ。



 だから僕は、心の病の方も改善しつつ、会社の経営の方もね。何から何までうまくいく予定だった……ではなく。良い流れ、うまくいきだした最中だった。




 だから他界をした父へと良い知らせを告げようと……。

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