79階は狩人の世階
火山地帯と荒れ果てた大地が、果てしなく続いている。かつては、ドラゴン達が栄華を極めたこの世階も、大きく変わってしまった。
全ての始まりは、【
隣接する階層において、ドラゴンは既に絶滅しており、竜の爪や鱗は、貴重品となっていた。78階の狩人たちにとって、無数のドラゴンが飛び回る79階の荒野は、黄金郷に見えたことだろう。
人の住まぬ世階で繁栄を謳歌していた竜たちに、警戒心というものは無かった。たちまち、他の世階からやってきたハンター達に狩られ、すっかり数を減らしてしまった。
79階には、孤独に耐えられず、少なくなった仲間たちを探そうとするドラゴンの叫び声が響いている。そして、その哀しげな咆哮を合図に、狡猾な狩人たちは、竜を仕留めに動き出すのだ。
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