第26話 明るいネガティブ
ここ何日かで私の色々な作品に星や応援を頂き嬉しい日々です。さらにフォローしてもらったり近況ノートにもコメント頂けたり。個別にお礼に行けず、すみません。この場でお礼を言わせてください。本当に嬉しいです! ありがとうございます。
私は、自分の思ってることを人にうまく伝えられない人間です。伝えようとすると涙が出てきてしまうんです。あと、よく知らない人と一緒にご飯とか緊張で食べられません。弱い人間です。
子供の頃はそれでよかった。他人に自分のことがわかってもらえなくても、学校というシステムが私をみんなと同じところに押し上げてくれていた。同級生という価値観が、物理的に1人ぼっちにしないでくれた。心の中はどうしようもなくて、寂しい。
頑張ることもなく、打ち込むものもなく、流されるように生きてました。
社会に出て、今までの自分を後悔するばかりでした。さぼってきたバチが当たりました。当たり前です。伝えられなければ相手にはわからない。わからなければ相手は相手の理解できるところに私という人間像を当てはめて解釈するだけです。当たり前のことです。でも、そんなことで私は傷つきました。誰にも自分を理解してもらえない。それだけの事がこんなに寂しい。
そしてこうも思いました。
他人と気持ちを分かち合うことはできても、100%わかり合うことは出来ないんだ。自分のことすら自分でどうにも出来ないのに、どうして他人が自分をわかってくれると思ったんだろう。
そんなことを思いながら、小説を書いています。
寂しいんですよね。本当はわかってほしいと思ってる。見つけてほしいと思ってる。だから、私の物語を面白かったとか、好きとかいってもらえたら本当に嬉しいです。
こういうことを物語の中で言えたらいいんだけど、またまだ自分の文章にのせられない未熟者です。
だけど、こんな風にも考えてます。いつか誰かが見つけてくれる。わかってくれる。デビューだって遠い遠い、夢のまた夢だけど、絶対できないわけじゃないって。
どうですか? 明るいネガティブだなあと自分で思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます