第14話 『暴食』の魔神
俺が秘密を言った翌朝。
「おはよアイズ」
「おはよギルティ」
「今日も朝飯美味かったぞ」
「もーギルティは朝から食べ過ぎなのよ」
「これからも...これからも仲良くしような。」
「うん当たり前じゃん」
「じゃあ行ってきます!!」
「うん。行ってらっしゃい」
俺は家を出た。
そして闘技場に行った。
「やぁ、ヘルシャフト」
「おう!おはよギルティ」
「それで?今日もいつもと一緒か?」
「いや違うよ。今日はギルティの魔力量を増やす特訓をするんだ。」
「魔力量?」
「ギルティは権能を使う時かなりの魔力を使うだろ?」
「あーそれでか」
「今は1日何回使えるんだ?」
「んー?良くて10回くらい?」
「そのくらいか」
「じゃあ適当に10回使ってくれ」
「は?」
「だから使うんだよ。魔力は枯渇指せることによって増えるだ。僕もやったのは辛い経験だよ。」
ん?辛い?
「なんだよ辛いって?」
「まぁ、それはやってからのお楽しみだね。」
まぁいいか。適当に地面に虚飾を使った。12回目位になると流石に魔力切れで力が無くなった。
「ギルティもう1回使うんだ。体の中の魔力を全部かき集めて」
「うぉぉお!!」
俺は全部出し切った。
痛った!!頭に激痛が来た。後ろから鈍器で殴られたような痛みだ。やばい意識が。
----------------------------------------
「知らない天井だ」
俺はベットの上で意識が覚醒した。
「やぁ!起きたかいギルティ。」
「おまえなぁ〜」
「分かった分かったごめんよ」
軽く笑いながら言っていた。
「何なんださっきの?」
「魔力完全枯渇だよ。たまに赤ちゃんなども起こすけど痛みで死ぬケースもあるんだよ。」
「なんてものやらせてるんだよ...」
「まぁまぁ今日は午後も使って良いんだろ?」
「まぁそうだな。もう隠す必要ないしね。」
「そうかじゃぁ今日はこれで終わりだ。」
「ん?何で?」
「外見てみろよ」
「.....」
そこには真っ赤な空が見えた。
「魔力の練習これからも頑張ろう!」
「嫌だわ!!朝からくそ痛くなって。気絶して起きたら夕方何て一生やりたくねーよ」
「大事な時に大事な人を守らなくても良いのか?」
「ぐっ!痛いとこつくな!」
「ははっ、冗談冗談」
「もう帰るぞ」
「気をつけて帰れよ。」
「お前はオカンか!」
〜家〜
「今日も食った食った」
「もう何も言わないわ」
呆れ顔で言ってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます