第13話

「王様場所を貸してくれてありがと。後は俺から話すよ」


「分かった。がんばれ。この場は完璧に防音だ。」


「実はな神話にある召喚されし器と言うのは俺の事なんだ」


ヘルシャフトとシリウスが戦闘体勢に入っていた。


「よい。」

王様がいった。


「俺は実際にベルフェゴールと話しをしている。俺から補足説明をしよう。罪の器は因子を取り込んでない状態のアイツを殺さなきゃいけないんだ。だけどなギルティはもう取り込んだ。だからもうギルティを使って長きに渡り人々から恐れられていた魔神を殺すそれがギルティの役目だ。」


「じゃあある力は.....」


アイズが言った。


「そうだな。俺は俺はあのダンジョンである人とあっていたんだ。それは虚飾と憂鬱の権能者とあっていたんだ。だけど彼らはもう死んでいた。だから俺は俺をこの世界に召喚した奴を必ず殺す。少なくとも俺の周りにいる奴は俺が守る。」


「ギルティ」


「分かっただろこいつはただ召喚されただけだ。こいつに罪は無い」


「だけど俺はもう後戻りできないことをしてしまった。殺すなら殺せ。俺はそれを受け入れよう」


「私は嫌だ。だってそんなの嫌だよ。私はギルティと少し生活してて分かったの。少し変だけど優しいし面白い人で、さっきの魔王戦に至っては役割を無視してまで私を助けてくれた。そんな優しい人を殺して言い訳ない」


「アイズ...」


俺は涙目になっていた。


「私も同じだ。それにお前の本気と戦って見たいしな」


「僕もだギルティ。平和のためとは言って友の君を打とうしたことを許して欲しい。」


「皆...ありがとう」


俺は泣いていた。


「うむ。ではギルティのことは引き続き頼む。くれぐれも口外禁止で頼む」


「分かりました」


こうしてこの世界で分かり会える人が増えた。


正直嬉しい。自分はどこまでも罪な男で召喚される前までは忌み嫌われていたそんな俺に家族のように分かり合える人が出来たなんて...


だけどこれはあくまでもスタートラインだ。|罪の王(ギルティクラウン)を倒して、終焉の悪魔を倒す。そしてアイズと一緒に暮らすんだ。そこからが俺の真の異世界生活だ。


「ギルティ、さっきはありがとね助けてくれて」


「いいってことよ。それにさっきはあんなこと言ってくれてありがとな。」


「う、うん」

アイズは照れていた。


「お腹空いたから今日はいっぱい頼むよ。」


「えー。ギルティのいっぱいの基準が分かんないよ」


苦笑いをしていた。


だけどいいなこんな感じの異世界生活は。


さぁ!ちゃっちゃと終わらせますか!

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