第9話

「へぇー黄金の盟約にはこんな秘密が」


「どう?少しは分かった?」

どうやら風呂から戻って来たようだ。


「ああよく分かったよ。黄金の盟約は

童話と言うか昔話だな」


「まぁそうね。そしてその盟約に起こってることが今まさに起ころうとしているのよ」


「ああそうだな。頑張らないとな」


「俺ももう風呂に入って寝るな」


「うん。おやすみなさい」


「おやすみ」


〜翌朝〜


「よく来たわね」

俺は国の闘技場に来ていた。


「うっす!師匠これから2週間よろしくお願いします!!」


「ううっ、師匠はムズムズするから辞めてくれ」


「おう。シリウスこれでいいか?」


「ああ。いいぞ!まずはお前の太刀筋を見たいと思う」


俺は前世では厨二病と言う難病にかかっていてな、よく家の家宝を使って素振りしていたものだ。


「ふっ」


「!?」


「どうだどうだ?」


「完璧だ。なんだ剣をやったことがあるのか?」


「いいや無いぞ」


「うむ。お前の実力が全然読めん。だから実戦をしてみたいと思う。」


きたぁー異世界初の俺TUEEEEか?


「のぞむところだ!」


「ではさっそく行こうと思う。構えろ。このコインが地面落ちたらスタートだ手加減はしないぞ」


「今の俺には手加減は無用」


シリウス。俺の剣の糧となれ!


『カキンッ!』


スタートの合図た。俺はシリウスに向かって走って行こうとした。その刹那俺は地面に寝ており首には木刀がそえてあった。


「まじ...か?」


「まじだ。ギルティ弱すぎるだろ。」


「悪かったな!!」


恥ずかしい。なに?あれ俺のTUEEEEは?


「ところでシリウス?さっきの詰めたのは何なんだ?魔法か?」


「いや違うな。あれは『風の加護』だ。」


「加護?」


「そうか。ギルティは知らないか。説明するわね。この世界は神が作った訳では無い。世界が神や生命を作ったのだ。世界はとても気まぐれで自分の気に入った者に『加護』を授けるのだ。加護は人智を超えた力を持っており魔法よりかなり格上の自分だけの力だ。」


「そうなのか。」


この日の午前はいっぱい練習をした。


風の加護加護を使ったシリウスに三秒は持つようになった。

これも成長だと思う。


「ありがとなシリウス」


「ああ。明日は魔帝が来るからな」


「おう。がんばる」


そして午後俺の罪の権能の練習をした。これはかなり強かったな。

まぁ誰にも見つかる訳では無いので王の権限で闘技場を封鎖して貰った。


確かに剣聖にも負けはしないであろう。が、勝てる訳でもない。


「ふぅー。疲れた。」


そして俺はシリウスの家に戻り。


怠惰とは程遠い勤勉なる1日が終わるのだった。


<hr>

さっき書いたデータが消えて書くのが二回目です( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀  )

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