第6話

1人悲しく待っているとアイズが帰ってきた。


正確にはアイズだけでは無い。

軍服を着た幼女がいた。


「そっちの幼女は誰だ?」


「なっ!失礼な私はまだ29じゃぞ」


いや微妙におばさんなのが残念だな。


「って嘘付くなよ。その見た目は7、8くらいだろ?」


「私を人と一緒にするな。」


「んっ?どゆこと?」


「ギルティ。そちらは『伝説の娘』と呼ばれた。剣聖の娘よ。彼女は人間では無く種族が剣聖となってるの。この国最強の剣聖様よ」


「なんで伝説なんだ?」


「それは彼女のお父さんが600年前

『魔人』を封印したからよ。」


「まじか...」


流石に言葉がでねー


「まぁ。私のお父さん1人では無いがな」


「どうゆう事だ?」


「昔私の父は『神龍』ゲノムレイ『悪魔』下級悪魔ベルフェゴールと共に魔神を封印した。悪魔は最強と言われていて契約を行えば従ってくれる。

契約は王族の血を使っているだ。

その時悪魔は『黄金の盟約』を行ったんだ。」


「どんなだ?」


「我、世界に『罪の魔神』を封印した者。いずれ魔神の王がこの世に罪の器を持つ者が召喚されるであろう。

その者が罪の力を取り込む前に殺せ。然もないとこの世に終焉の悪魔が目覚めるであろう。」


おっふ...

俺だーなんていえねー


「つまり君の言うことが本当なら、この世に罪の器がもう召喚されているという事だやばいぞ」


「なんでやばいんだ剣聖?」


「剣聖じゃなくてシリウスと呼べ!!まぁいい。罪の器自体の召喚はいい。盟約には書いてなかったが、召喚されると魔人の封印が解かれるんだ。罪の軽順でな」


「!?」


「つまり今1人魔人が誕生した。」


「今から王様のところに行くぞ」


「えー」


こうして俺は王宮に行くことになった。

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