第5話

俺はダンジョンを、降りた。


無数ににろがってると言っていたがそこまで広くなくて学校の教室位の大きさだった。


「「待っていたぞ罪の化身」」


「なに!?」


俺の目の前には椅子に座った骸骨が2つ置いてあった。


「お前は誰だ?」


そうすると右の骸骨が喋った


「私の名は虚飾のシャンクスだ」


左の骸骨も喋った。


「私の名は憂鬱のシリウスだ」


「お前らまさか...」


「そうだ我らは忘れられし大罪だ」


「で?そんな奴らがなんのようで?」


「私達はもう肉体がない。だが未練があり成仏出来ない。」


「だからどうした?」


「お前はまだ罪の『器』しか思っていない」


「なので我らの因子をやろう。そして罪の魔人から力を奪え。さすれば近頃来る魔人の復活そして『世界を破滅へ導く悪魔』をも退けるだろう。」


2人の骸骨が光の粒子となって俺の心臓部へと入ってきた。


「おいちょっと待て。まだ聞いてないことが.....いったか」


頭の中で無機質な声が聞こえた。


スキル『憂鬱』、『虚飾』をが解放された。


「フハハハハハッ!おもろれーやってやるよ俺が罪の王となってやよ!」


そんなことを言っている刹那洞窟が壊れ始めていた。


「逃げるか」

俺は急いでダンジョンをでた。


外に出るとアイズが心配していた。


「大丈夫だった?怪我はない?」


「ああ無いぞ」


「中で何があったの?」


俺は本当のことを言う理由には行かないので言い訳をかんがえた。


「中には本が置いてあって。近頃魔人や悪魔が復活するって書いてあったよ。読んだ瞬間洞窟が崩壊し始めたけどね。」


「それは大変じゃない!?

スグに王国に知らせてくるわ。」


そう言って俺を置き去りにどこかに行ってしまった。

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