第4話
「知ってるか?お前今さっき新しいダンジョンが出来たらしいぞ」
「まじか、行ってみるか」
「いやダンジョンは属性指定のダンジョンで全属性が適正してなくて誰も入れないっ噂だぜ」
「えっまじかなんだよ残念だな。」
外にいた冒険者らしき人が噂をしていた。
「なぁアイズ、属性指定ってなんだ?」
「あぁ、まだ言ってなかったわねダンジョンは人を選ぶ。だから魔族の近くにあるダンジョンは人間が入れなくて、人間の近くにあるダンジョンは魔族が入れなくなってるわ。今回のダンジョンは属性を指定しているわでそう言えば貴方の髪...」
「ダンジョンのことは分かったが俺の髪がどうしたんだ?」
「髪の色は親や属性に依存するの。属性を持っていたらその色へ持っていなかったら親のものとなるのよ。
このダンジョン、ギルティなら入れるかもしれないわ。行きましょ。」
俺は大人しくアイズに連れて行って貰うことにした。
「着いたわよ。」
そこにはちっちゃい洞窟の入り口の様なものがあった。
「ダンジョンって思ったより小さいんだな」
「えぇ、入り口はね地下には無数に広がっていて、下に行けば行くほど難しくなるは」
「何もなさそうだがなんで入れないんだ。」
「ダンジョンの入口に見えない壁があるのよ。それで適正者しか入れない。」
「じゃ入って見ますか。」
俺は目の前に壁がある感覚で歩いた。
だか、そこには何も無くあっさり入れた。
「え?入れたぞ?」
「凄いじゃないギルティ」
「アイズも来いよ。」
アイズが入ろうとした瞬間急にパントマイムをやり始めた。
「ふざけてないで行くぞ?」
「私は、は入れないのよ!!」
そうだった。
「じゃあ一様剣を貸してくれるか?」
「良いわよ」
俺はアイズからレイピアを受け取った。
「行ってくる」
「無理はしないでね」
「ああ」
ダンジョンにはいり、しばらく直線に歩くと地下への階段があった。
よし!降りるか。
決心を決めて降りることにした。
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