第1話大罪人の異世界生活開始

「うぅっ」

徐々に視界が戻ってきた。


「ここは?」


どうやら俺は今町の中心にいるらしい、

だがらいつもと何かが決定的にちがうみんなコスプレをしている。しかも完成度は凄すぎる。

しかも中世ヨーロッパなみの文化だ。


いや、現実逃避は辞めよう。俺のニートとしてのカンだが俺は異世界に来ているらしい。


「君、ここに立ってたら危ないよ?」


猫の獣人の女が喋りかけてた。髪は青色で人間みたいな綺麗な目鼻立ちをしている。


「おや?珍しい髪の色だね。」


俺の周りを見渡すと黒色の髪をしたのは俺だけだ。基本カラフルで、深い赤や青色など様々だ。


「さっきからどうしたの?全然喋らないけど?」


「あぁ俺、なんか記憶喪失みたいだ。」

唐突に出た言葉だ


「えぇぇぇぇ!!!大丈夫?名前は分かる?」


名前かどうせなら異世界らしい名前がいいな。


「あぁ、おれはギルティだ」

うん。厨二病も入ってしまった。


「じゃぁ、ギルティどこまで覚えてる?」


「名前だけだ、何故ここに立ってたかも忘れた。」


「うーん、まぁ悪い人じゃないらしいし、私の家に来なよ。」


「ありがとうえーっと」


「私の名前はアイズ」


「そうかありがとうアイズ」


俺はこの少女に保護してもらうことにした。

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