何をやっても三日坊主になってしまう少年と、そんな少年を見つめる幼馴染の少女の物語です。
せっかくお金を貯めて買った高いギターを!――と最初は読者の私も彼を心配しましたが、この調子ならきっと大丈夫そうですね。
ユミは最後の最後に彼に続ける勇気を与えてくれたのでしょう。
ユミの優しさは主人公を包み込む母のような広い愛情で、そこにあったのは恋ではないかもしれませんが、男女の間でも恋愛以外のきずなは芽生えるんだと思いつつ、彼女があの時のままでいられたら恋に発展した可能性もなくもなかったんだよなとも思いつつ……今、切ない気持ちでいっぱいです。
正直泣きました。
素敵な作品をありがとうございます。