第10話
不可思議な何者かによって、助けられたに違いないと感じる
体験も多いです。
昔、市内の歩道を歩いていた時、急に脇道から車が飛び出して
来て、一瞬気が付きませんでした。あっと思った瞬間にはもう
体が反応出来ませんでした。
ところが瞬間まるで誰かに背後から、背中心をドンッ!とド突か
れる様にして前方へ飛んで事無きを得ました。気が付いてみれば
とてもの事に助走無しには飛べない程の向こうへ跳んでいました。
体はまるで、弓なりに撓るようにジャンプしたのを覚えています。
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