第6話
年下の親戚の男性です。
今、一番近所に住んでいてたまに話をすることもあるんですが
今まで知らなかった本人の体験というか、日常よくあるという
事を聞きました。あまり話したくない様で、その為ごく最近ま
で知らなかったのですが、時々自宅の裏庭に物凄い数の野犬が
集まって来るんだそうです。
彼は、猫派で小さい頃から犬は全く苦手で、どんなに小さくて
可愛い小型犬でも、そこにいるというだけでそばに近付けない
くらいダメで怖がります。そんな彼の自宅に野犬の群れが集
まって来るというのですからこれはとんでもない災難でしょう。
それなら、市に相談するなど何か対策を採ればいいと思います
が、そうもいかない様です。彼の話によると、日本犬から洋犬
から、およそ大小を問わず様々な犬の大群で、怖いな嫌だな…
と思って見ていると、妙な事に気が付いたんだそうです。
その中には、一見「熊?!」という位の超巨大な犬が混じって
いて、これは明らかに幻影だと気付いたんだと言います。
幻であると分かれば何も怖がる必要も無いねと言うと、本人の
弁では、うん…そうなんだけど、本当に現実そのままでリアル
なんだよね、やっぱ怖いし…というお悩みでした。
何故、わざわざ自身の一番苦手なモノ達がしつこく出てくるの
でしょうか困った事ではありますね。(WWW)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます