『シェンムーⅠ&Ⅱ』【PS4】から『一章』を語る。

 『シェンムー』がまた遊べるぞーーーー!

 というわけで、『シェンムーⅠ&Ⅱ』が発売されて、『シェンムー』を堪能しております。『一章』をクリアしたので、以前ガッツリ語りましたが、またPS4版をプレイしたことについて語りたいと思います。


 ドリキャス版を語った時、詳しく内容を語りましたが、簡単にゲームの内容を説明すると。

 父、いわおを殺された芭月はづきりょうが、その仇を追うために横須賀で手掛かりを求めて奔走する、今でいうオープンワールドのゲームです。


 と説明しつつ、プレイしたことある方、以前語った回を読んでくださった方向けに書いていきます。と言いつつ……二回目ということもあり、未プレイでどんなゲームか知りたくてここにたどり着いた方向けに、少しだけダメ出しもしていこうかと思います。

 購入を検討する参考になる……かならないかわかりませんが。

 っていうか、プレイした人向けなのか未プレイの人向けなのかわからない文章になってます。

 ま、とにかく懐かしいばっかり叫んでいる回です、すいません。


 ゲームを起動して、タイトル画面の「ボワーーンン」という音が少し小さく感じましたが、それでもしかし、タイトル画面で懐かしい。

 タイトル画面で次に進むための決定ボタンを押した時の「ピミョ」って音が懐かしい。

 押すボタンが表示されていて、その表示が〇ボタンなのが、PS4に移植されたのだな、という妙な実感が湧きます。


 オープニングムービー。

 巌と藍帝ランテイが戦うシーンは、昔のゲームと感じさせない迫力です。

 あとで気がつきましたが、オープニングムービーだけですが、スキップすることができるように改善されているのですね。


 ゲームが始まり芭月家の音楽に「懐かしい!」とニヤニヤしながらお手伝いの稲さんにおこづかいをもらいます。

 稲さんも福さんもなつかしい。家の中の電気が消し回れるのも、自室の机からカセットテープを見つけるのも懐かしい。

 もう、開始一分で怒涛の懐かしさが迫ってきます。

 神社のにゃんこに、初見では油揚げを上げてしまいましたが、今回はちゃんと煮干しを上げて進みます。


 そしてドブ板!

 わー! 原崎がいる! 超かわいい!

 ホットドック屋のトム、やっぱり踊ってる!

 ジーンズ屋の辰巳さんモヒカン! ミリタリー屋のクリタさんヒゲ!

 パン屋のコミネさん、花屋の店長と優梨子さん、(全員書いてたら長くなるからこれぐらいにするけど)みんな懐かしぃいい!

 ってなりました(笑)


 特になぜか一番懐かしかったのは、同級生で原崎の友達の中村というちょっとのんびりした不思議ちゃん系(?)の女の子。

 涼が「中村」と話しかけると「なーにー?」とのんびり返事するやり取りが超懐かしかったです。

 

 オープンワールドのゲームは、そんな数をプレイしているわけではありませんが、涼の様に、街のほとんどの人と主人公が仲がいいというのはあまりないんじゃないでしょうか。

 涼、なんでバーのホステスのアケミさんと「あら、涼ちゃん」って呼ばれるくらいに仲がいいねん。

(サブイベントで、福さんがアケミさんのこと好きみたいな描写があるから、それ関連で知り合ったのかな?)


 店の人や通行人ですらフルボイスの、当時のゲームではありえないような、リアルな世界を歩くのが本当に楽しいゲームです。

 ただ、今のゲームとしてみると、リアルな世界を歩くのは目新しくない、というのと、戦闘が少なく、しかも簡単、というところがあるので、おつかいゲームと感じる方もいるかもしれませんね。


 しかし、店の人とか知り合いの人には二回話しかけると、レアな話が聞ける場合があります。

 クリタさんと優梨子さん、どうやら付き合ってるらしい話が聞けるのが個人的にお気に入りです。


 さらについでに、キャラたちはみんなちゃんと生活しています。買い物したり、夜になったら帰宅したり、夜のお店の人は夕方に出勤したり。

 コンビニ行ったらコンビニの袋持ってたり、花屋に行ったらちゃんと花を持って帰っていたり。

 それらを観察したり、邪魔したりするのは、これもまた『シェンムー』の醍醐味かもしれません(笑)


 移植されて改善された点は、どこでもセーブできるところ。

 ドリキャス版でも『Ⅱ』はどこでもセーブできましたが、『一章』では、自宅の自室でしかセーブできなかったんです。

 外でも、一つだけ大きな容量を使ってレジュームという機能でセーブできたのですが、ロードするとデータが消えてしまう、という状態でした。

 しかし今回は、どこでもセーブできて、好きなイベントの前ですかさずセーブ、ということもできるわけです(笑)


 そして、当然かもしれませんが、ロードがめちゃくちゃ短い!

 これはありがたいですね。ロード待つのめんどくさいから、特に意味もなくお店に入ってロードを待つのもなぁ、とドリキャス時代ではありましたが、PS4版は「あの人の顔ちょっと見たいだけ」でも、何のためらいもなく店に入れます。


 ……戦闘が簡単、と書きましたが、でもしかし、最近格ゲー系のゲームをやってなかった私にとってはそうでもありませんでした。序盤の雑魚戦でもボッコボコ(笑)

 道場や広い駐車場などで技の練習ができるのですが、本来は涼の技の威力を強化するために練習するんです。しかし、今回は本当に私が練習するために練習しました(笑)


 今作は移植ですが、少し改善されてる点もあるので、できれば戦闘時のアングルももう少し快適にリメイクしてほしかったなぁ、と、少しわがままなことを思います。

 技を出す時の入力コマンドは、涼に対して、後前前○○、と言った感じです。なので、アングルが悪いと、入力していてもうまく反映されないことが多く、その前にどっちに入力していいかわからない時があります。

 これは下手な私にはなかなかに厳しい感じですね。


 でも、昔はこの点はそんなに文句を思ったことがないので、今のゲームが快適だからゆえ、かもしれませんね。


 さて、進めて、さらに広いエリアの港に進み、変なつっぱりリーゼントのゴローに絡まれつつ探索し、ステルスゲームな旧倉庫街攻略では、なんと今でも攻略方法を憶えており、初見ではあんなに苦戦した個所を一回でクリアしてしまいました。


 そして、プレイ動画とかで見たことがあるとは言え、やっぱり自分でプレイして会うのとでは感慨が全然違います。


 貴章キショウだぁぁああ! ひさしぶりぃいいい!!


 私、普段キャーキャー言わない人間ですが、キャーキャー言ってるも同然なハイテンションになってしまいました(笑)

 

 そして、少しした後、貴章と戦うイベントがあるのですが、その前にどこでもセーブでセーブする私。

 これでいつでも貴章と手合わせできるぞーヾ(*´∀`*)ノ


 ちなみに、家に帰ろうとするとそのイベントが起こりますが、イベントが発生する条件が整った状態で、家に帰らず、十一時半まで過ごして家に強制帰宅させられると、貴章のイベントをすっ飛ばして帰れてしまいました。

 話をほぼ進めずに、イベントの場所に戻ってみるとイベントが起こりましたが、またいつか、もっと進めても貴章が来てくれるのか検証したいと思います。


 ところで、前回語った時に、ゲーセンのゲームのラインナップを紹介していませんでした。

 QTEが練習できるゲームが二台と、ダーツ、それから『ハングオン』と『スペースハリアー』が置かれています。

 『ハングオン』と『スペースハリアー』はセガのゲームですね。

 『ハングオン』と『スペースハリアー』は『シェンムー』じゃないところでプレイしたことあるよ、という方もいるのではないでしょうか。

 どのゲームも高得点を取ると、ゲーセンの店員さんから記念品を貰えるので、頑張ってみるのもいいかも。


 そうだそうだ。貴章たちに会う前に、原崎の告白イベントを見ました。

 ずっと思っているのですが、涼って原崎のこと本当にどう思ってるの?! と毎回思います。

 大切に思ってはいるのだろうけれど、原崎の気持ちに応えるわけでもなく……気持ちに応えないのは今の状態に巻き込みたくないからなのかと思いきや、中途半端に優しい……。

 告白イベントの後、メモ帳に「俺の気持ち……?」って書かれているので、本当に自分の気持ちがわかっていないだけかもしれませんが……。


 神社の猫と絡むのも楽しいです。猫もかわいいけど、猫の顎をこちょこちょする涼がなんかかわいい。

 なんか猫と絡んでいると、猫のことも涼のことも好きになっていきます。


 陳大人と二回目の対面のあと、香港にどうやっていくかを探すことが目的になります。

 そのとき、チャイという強敵と戦うことになります。

 強くて負けてしまってそのまま物語は進みますが、ここでは勝つこともできます。いつもの雑魚戦が物足りない方は、ここは奮闘し所です。


 以前は、頑張れば勝ててたんですけどね。今回も頑張ったつもりなんですけど……普通に負けましたね。


 そしてさらに進めると、港でフォークリフトを操作してバイトすることになります。

 自由度が高いのを売りにしているゲームですが、ここから、朝から夕方の五時までバイトするから自由に動けなくなる、というのはマイナスに感じる方もいるかもしれません。


 バイトも地味な作業が好きではない方は、面白くないかもしれません。

 私、地味な作業大好きだから全然苦にならないどころか楽しいんですけど(笑)

 しかし、ゲームの中でも時間に縛られて仕事する、というのもなんか奇妙な面白さがあると感じるのは私だけでしょうか。

 ちなみに、『Ⅱ』の冒頭のことを思うと、お金目当てでそんなに頑張る必要はありません。


 初見では苦戦した、バイクイベントと70人バトル。

 思ったよりも苦戦せずにクリアできましたね。

 バイクはブレーキよりもアクセルを踏まずに減速する感じ(エンジンブレーキって言うんでしたっけ?)で行くと、いい感じに行けました。


 70人バトルは一回やられましたが、もっとやられると思っていましたが二回目でクリア。

 2Lのボタンに、技を登録できたのですが、私、忘れてて登録してなかったんです。

 でも、70人バトル中、勝手に強い技が登録されているのに気がつきました。最新で覚えた技なのですが、自分で入力していると隙が大きくて難しい技なんですが、登録して、ワンボタンで出せると、思ったより強かったです(笑)


 そしてやっぱり貴章とのイベントのセリフ、憶えてましたね。

 以前語った時に書いたセリフ、ほとんど間違っていませんでした。

 いらんとこに記憶力使ってるなぁ(笑)


 というわけで、『シェンムー』とても堪能できました。

 さすがに二回目なので、あまり新鮮なことは語れませんでしたが、語っていて楽しかったです。

 また『Ⅱ』をクリアしたら語るかもしれません。


 それではまた。

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