『星のカービィ 夢の泉の物語』【FC】
カービィシリーズは、この『夢の泉の物語』とゲームボーイの『ピンボール』しかプレイしていませんが、『夢の泉~』はかなり楽しくやり込みました。
ということで、あんまり面白いプレイのエピソードとかないんですけど、語りたくなったので『カービィ』を語ります。
呆れるほど平和なプププランドには、夢の泉がありました。夢の泉には生き物の夢と希望が集まります。そして眠りについた生き物に、楽しい夢とやすらぎを与えるのです。
しかしある日突然、人々は夢を見なくなりました。夢の泉でデデデ大王が水浴びをしていたのです。そして夢の泉の力の源であるスターロッドを手下たちに配ってしまうデデデ大王。
それを取り返すためにカービィは旅に出ます。
♪まるかいてっ、おっまめがふたつ、おむすびひっとつ~。
♪あっというまに……。
ゲームの電源を入れるとタイトル画面の前に、このカービィの絵かき歌が流れます。
早速のタイトル画面でかわいいです。
横スクロールアクションです。
カービィのアクションは、歩く、走る、ジャンプ、スライディング、空気を吸って空を飛ぶ、敵を吸い込む、飲み込む、吐き出す、です。
それらの説明が、タイトル画面で待っていると出てきます。ファミコンでチュートリアルがある作品って、なかなか思いつきません。この説明は親切だなぁと思います。
そして、能力を持っている敵を吸い込んで飲み込むと、その敵の能力がコピーできて、同じ能力をカービィも使えるようになります。
ゲームを始めるとカービィが星に乗ってレベル1のステージセレクトのフィールドへやってきます。ドアに入るとステージへ進めます。
最初に遭遇する能力を持っている敵は、ビームを持っている敵でしょうか。
能力をコピーすると、上から正面に弧を描くビームを放ちます。
その他、序盤で出会うのは、自分の周辺に電撃を纏わせるスパークとか、正面に炎攻撃を出せるファイアなどですね。
個人的にはそれぞれそれなりに使い勝手のいい能力だと思います。
もちろん、まだまだ色々な能力がありますから、後々紹介していきましょう。
ステージクリアすると、ジャンプ台のある空間に出て、いきなりジャンプの指示が出ます。ジャンプ台の動きに合わせて、ボタンを押すと大ジャンプして、ジャンプした高さによってボーナスポイントがもらえるのですね。
一番上が1アップです。
しかし、初見プレイの当時は、一瞬出る『push A』の意味が分からず、ボタンを押すことなくぼーっと見ていて、一番下のノーボーナスの所しか行っていませんでした(-_-;)
だって、小学生やもん。一瞬しか出ない英語なんてよう読まんよ。
そのボーナスジャンプを終えると、ステージセレクトのフィールドが広くなり、ドアが増えます。
そのドアの一つに何やらカービィの人形がぶら下がっている扉があります。入ってみるとクレーンフィーバーというミニゲームが始まります。
いわゆるクレーンゲームですね。
小さなカービィと、大きなカービィがクレーンで取れ、小さな方が1アップ、大きい方が2アップです。
けどこれ、小さい方は比較的簡単に取れますけど、大きい方はなかなか難しいですね。ひとつ取ったら新しく同じものが追加されるので、無難に小さい方を二個狙うのもよし、リスクはあるけど頑張って大きい方を狙うのもよし、って感じです。
次のステージから中ボスが出てくるようになります。
色々な中ボスがいますが、一番最初は軽快にステップを踏みながら左右に移動する、爆弾で攻撃してくる敵です。
倒すと、中ボスも吸い込んで能力をコピーすることができます。
一回しか使えませんが、画面の全部の敵を一撃で倒せるクラッシュの能力です。今まで使っていた能力を維持するか、能力を捨ててこいつをコピーするか悩みどころです。
どうでもいいですが、この敵とかがジャンプして着地するときの、にゃ、にゃ、って感じに聞こえる足音がかわいくて好きです(笑)
お気に入りの能力の一つ、カッターも結構序盤から出てきますね。
中距離に投げられるブーメランのようなカッターの能力で、かなり連射できて便利です。
攻撃範囲は広いけど、スキがある能力より、とにかく素早くスキのない能力の方が好きですね(スキ好きってシャレではなく)。
そしてソードも楽しいです。近距離しか使えませんが、なんかカッコいい。
素早く移動したいときに便利なのはバーニング。
炎を纏って結構な距離を突進する能力なので、移動が素早いです。
レベル1のボスを倒してレベル2へと進みます。
新しいレベルに来た時に、毎回挿入されるアニメがかわいいです。
レベル2のアニメは、サングラスをかけたカービィがサマーチェアでくつろいでいて、いろいろ空想していたその吹き出しから、本物の敵が出てきてハンマーで殴られて「??」ってなってるカービィです。
また新しいミニゲームが解放されます。たまごきゃっちゃ。
ひらがななのは私の変換し忘れではありません。
ボクシングとかのリングのような場所で、デデデ大王がカービィに向かってたくさんの卵を投げてきます。それを大口開いてカービィができるだけ多くキャッチするというもの。
卵の中に時々爆弾が混じっていて、それを取ると一発即死です。多く卵を取るほどにボーナスポイントです。成績によっては残機もアップします。
ホイールという能力はやたら好きでしたね。
タイヤに変身してひたすら走る能力です。ぶっちぎりで速くて楽しいです。
中ボスの能力でマイク、というのがあります。
三回だけですが、歌で画面の全部の敵を攻撃できる能力です。
……カービィの歌ってジャイアン並みなの?
徐々に隠し部屋的なものが見つかるようになっていきます。
それを開くのに必須になる時があるレーザーがあります。
通常、まっすぐ飛ぶレーザーですが、斜面に当てると反射して別の方向へと飛んでいきます。それを駆使して、塞がれている壁を爆破させることができるブロックに攻撃を当てるのです。
レベル2のボスは地味に苦戦した記憶があります。
絵描きのボスなのですが、描いた絵が本物になって攻撃してくるのですね。時々コピーできるものも書くので、それで攻撃しようとするのですが、なぜかうまくいかず、なかなか倒せずにいました。
結局、描かれた絵を吸い込んで吐き出して攻撃、と、地味に地味に攻撃しての勝利が一番確実でしたね。
ひとつ、すごく効果的にダメージを与えられる絵を描いてくれました。前述のマイクですね。こんな強力な攻撃方法を与えてくれるボス。優しいのか間抜けなのか。
レベル3から出てくるのだったでしょうか、隠し部屋にスイッチが置かれている場合があります。そのスイッチを押すと、ステージセレクトのフィールドが広がります。
フィールドを広げるほどにタイトル画面で、セーブデータを選ぶときに表示されているクリア率のパーセント数を増やすことができるわけです。
つまり隠しスイッチを見つけないと、100パーセントにならないわけですね。これを探すのもまた楽しい要素です。
ミニゲームがもう一つ。早撃ちカービィ。
西部劇風? の荒野に立つカービィと、相手の敵。
♪デデデ~ン……♪デ。という効果音で敵が登場します。この効果音が妙に好き。
相手が銃を抜いて撃つ前にこちらが撃つと勝利です。
倒した敵が多いほどボーナスポイントか残機が増えます。
最初の敵はすごく遅いんですが、四人目の敵くらいでしょうか、苦戦し始めます。相手が銃を出すのを目で見て反射神経にかけるか、もう何も見ずに適当に押して運にかけるか……っと、運にかけたくなるほど早撃ちしてきますが、運にかけて勝ったことはやっぱりないですね(笑)
ラストの五人目であるデデデ大王は本当に早くて、めちゃくちゃ集中して、なんか悲鳴を上げながら撃ってましたね。気合でなんとかなるようで、それでなぜか勝ててました(笑)
レベル3のボスは月と太陽。
月と太陽が変わりばんこで地上に降りてきます。
太陽が地上に降りているときに月が降らす大量の流れ星攻撃。
月が地上にいる時の、太陽が降らす紫外線? 攻撃。
その攻撃の時に出てくるそれぞれの星を吸い込んで、吐き出して攻撃ってやって倒してましたけど、その星をコピーできると気づいたのはずっと後のことでした。
そのコピーした能力で攻撃したら強いやんけ。
めったにお目にかかれない、ユーフォーの能力があります。
そのままユーフォ―の敵で、コピーするとカービィもユーフォーになります。ボタンの押す長さで、ビーム、レーザー、攻撃力の高い星、さらに攻撃力が強く敵を貫通する星、という風に四段階の攻撃ができます。
ユーフォーなので、もちろん空中をすいすい飛ぶこともできます。
しかし残念ながらほかのステージにもっていくことができない、というレアな能力です。ゲットできるところでは必ずゲットしたいところですね。
やり込んでから地味に好きになったのがボール。
ボールになってコロコロ転がるだけでなく、ジャンプするとはねて徐々に大きなジャンプになっていき、勢いと体当たりの攻撃力が上がっていきます。
ぴょんぴょんボールで跳ね回って、敵にぶつかりまくるのがなかなか楽しい能力です。
謎の能力、スリープって能力があります。
その名の通り、寝るだけ。しばらくすると目を覚まします。
寝てるカービィ―がかわいいってだけの能力?
レベル4のボスはもしかしたら、ラスボスの次くらいに苦労したかもしれません。
空飛ぶ目玉のようなボスで、最初はボスと対決するのではなく、上に乗れる雲を使って、上へ上へと昇っていくのです。
その道中、ボスが下から追いかけてきます。
カービィが空気をほおばって空を飛んでいると、ドンドン近づいてきます。空気を吐くと、動きが止まります。
しかし、カービィが空を飛ぶ速度よりもボスの速度の方が速くて、追いつかれてしまうんですよね。何とかボスの動きを止めようと、空気を吐いて、飛んで、吐いて、を繰り返すのですが、どうにも追いつかれてボコボコになってしまうんです。
死に物狂いで頂上まで行って、いざ対決となっても残り体力が少ない状態で、パターンもわかっていないボス戦は全く手も足も出ずにサクッとやられてしまいます。
雲を登りきるのもめったになく、たまに登れたチャンスではサクッとやられる。絶望的な気分になりました。
しかし、その辺を歩いている、ぱっと見、何かの能力を持っていなさそうな敵を吸い込んでみると、ハイジャンプの能力をゲットできました。
もちろん、高くジャンプできる能力です。
なんでこのことに気がついたのか憶えてませんが、なんでそのことにそれまで気づかなかったのか……単純に、何の能力も持っていない敵だとずっと思いこんでいたのですね。
それでやっと、頂上まで登るのが楽になり、ボスとの対決も何とかなるようになって倒すことができたのでした。
ステージセレクトのフィールドで、闘技場というものもあります。
中ボスと戦って、勝利すると全回復アイテムのトマトがもらえます。
もちろん倒した中ボスの能力をコピーしてもいいです。
隠し部屋へ行くのに必須な、ハンマーを持っている中ボスも出てくるので、その辺を活用したいところです。
体力の少ない時に、比較的簡単な中ボスのいる闘技場に入って、ノーダメージでトマトを貰おうとするのですが、失敗して逆にやられるってこともあります(笑)
レベル5のボスは、せまい洞窟の中をどんどん右に向かって掘って進んでいく敵です。場所が狭く戦いにくく、洞窟を掘っているアームがさらに邪魔。
そして、狭い穴で動ける場所が少ないのに、強制スクロールで上下にも移動するので、頑張ってついて行かないと画面外に出てしまって、穴に落ちた時と同じ判定になってやられてしまいます。
ステージセレクトのフィールドに博物館というものもあります。
コピーできる敵が展示されていて、攻撃してこないので安全にコピーできます。
寝るだけの能力のスリープが置かれているところもあります。
ステージ攻略中に取ってしまうと、勝手に寝てしまって危ない能力ですが、ここでは安全に眠るカービィを眺めることができます。
どうでもいいですが、水中は普通に泳ぐカービィですが、空気をほおばったまま水面に行くと、ぷかぷか浮かんでかわいいです。
レベル6のボスは仮面の剣士です。
戦う前にソードが地面に突き立てられ、それを取ると戦闘開始です。
大きさはカービィとあまり変わらないのですが、なかなか素早く、スキを見せません。
ダメージ覚悟でごり押しでも勝てることは勝てるんですが、この決闘! って感じのシチュエーション。それっぽい雰囲気を守りつつカッコよく戦うのが好きです(笑)
レベル7では中ボスラッシュの塔があります。そしてゲームボーイ風の白黒のステージも。このステージに来ると、ゲームボーイ版をやってみたいなぁと思ってしまいますね。
そしてレベル7のボス、デデデ大王。
ハンマー攻撃とかもしますけど、相手を吸い込もうとしたり、体に空気を溜めて空を飛んだりと、カービィの物まねをしてきます。
能力をコピーしていない時にはデデデ大王のジャンプの着地時に出る星か、ハンマー攻撃で出る星くらいしか吸い込めるものがなく、なかなかに難しい戦いになります。
いや、どこかで能力をコピーしてきたらいいんですけど、なんでか能力を持ってきての戦いをした記憶が、あんまりないんですよね。
やられたらコピー能力がなくなってしまうので、一回やられて能力を取りに行く……ってのを繰り返すのがめんどくさかったのでしょうか?
デデデ大王を倒すとレベル8。ラスボスが現れます。
宇宙空間っぽいところに飛ばされ、奇妙な黒い球と空中戦です。
星を撃ち出すことができるスターロッドを装備して、シューティングのようなボス戦です。
かなり苦戦しつつの戦いでしたが、何とか撃破。しかしそれは第一形態で、真の姿を現します。
今度は地上戦ですが、マントを着た状態では攻撃が通らず、攻撃するときにチラリと見えるマントの下の部分を攻撃してダメージを与えます。
しかし、ロッドの星を撃ち出す攻撃がなかなかうまい具合に当たりません。
苦戦して何度も何度も再挑戦をして、絶望感が漂う中、ようやく気付いたのは、
ロッドって近接攻撃もいけるやん!
ということでした。
遠距離攻撃よりも近接攻撃の方が、攻撃を当てやすく、それでも難しかったですが何とか撃破することができました。
初見ではクリア率が全然100パーセントになっていなかったので、100パーセントにする旅にも出ましたね。
達成するとさらにエキストラモードが遊べるようになります。
カービィの体力が少なく、ミニゲームの難易度が最高になって、セーブ不可、という難易度。ミニゲームの難易度が高いと1アップするチャンスも少なくなるので、きつくなります。
ただ、コンティニューは制限なしにできるので、通常モードでたくさん練習したら、なんとかなるかも? という難易度になっています。
というわけでなんとかなってクリアしました。
するとサウンドテストが解放になります。
タイトル画面のカービィがヘッドホンをつけるのがかわいいです。
というわけで今回はここまでです。
いつも通りプレイ動画を見ながら語っていたのですが、カービィ、思った以上にかわいいアクションが多いですね。
今からでも遅くないからほかのシリーズもプレイすべき?
ではまたいつかのそのうちに。
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