『BIOHAZARD 2』【DC・PS】『3 LAST ESCAPE』【DC・PS】『biohazard 0』【PS3】

 今回は久しぶりにゲームを語りたくなったのですが、ネタがない! って状況です。が、語る予定はなかったけど語るならこのゲームの思い出だな、と思って語ることにしました。


 初期の客観視点の『バイオハザード』シリーズの思い出を語ります。

 そんなに多く思い出がないので『2』『3』『0』をまとめていきます。


 まずは『2』から。


 特殊部隊S.T.A.R.S.スターズが巻き込まれた洋館事件(『1』)から2か月後。

 新人警官のレオン・S・ケネディはもうすぐ夜という時間から、初出勤であるラクーンシティの警察署に大遅刻しつつの出勤のため、車を走らせていました(ゲーム中の描写はありませんが、彼女にフラれて酔いつぶれていたらしいです)。


 一方、特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員クリス・レッドフィールドの妹、クレア・レッドフィールドは、音信不通になった兄を探してラクーンシティを訪れていました。


 それぞれ人の気配がしない街を行く二人は、道中、それぞれゾンビに襲われます。

 襲われていたクレアを発見し、助けたレオンは、クレアを車に乗せ、街の中にいるよりは安全なはずだと警察署に向かいます。


 しかし後部座席にいつの間にか乗っていたゾンビのせいで、車が爆発してしまい、二人は分断されてしまいます。

 それぞれでたどり着いた警察署の中は、やはり安全ではなく、大量のゾンビが徘徊しているのでした。

 


 『2』はディスクが2枚組になっており、1枚目にはレオン表編と裏編が、2枚目にはクレア表編と裏編が収録されています。


 まずどちらかの表編をプレイして、そのデータを引き継いで、表をプレイしなかった方のキャラの裏編をプレイするのですね。

 たとえばクレア表編をプレイしたら、次はレオン裏編、といった感じです。


 裏編をプレイすると表編でのプレイヤーキャラの裏で、もう一人は何をやっていたか、というところをプレイできるわけです。


 でも私、なんででしょう、別にそのシステムを理解してなかったわけではないはずなのですが、確かレオン表編をプレイした後、クレア表編をプレイしたんですよね。

 まぁ、別にその順番でプレイして悪いわけではないのですが、表編と表編ではつながりがないので、表編をプレイした後は裏編を素直にプレイした方が、つながりが見れて面白いと思います。


 『1』では敵はあまり大量に出てこず、じわじわ来る怖さでしたが、『2』では大量のゾンビが押し寄せてくることも多く、『1』とは少し違った怖さがあります。


 私、ゾンビの後頭部が気持ち悪く感じてしまうんです。

 『1』の時、怖くて心が折れた時の、(しかしそこで兄に叱咤されて泣く泣く続けた)初めてゾンビが二体同時に出てきた時のゾンビの後頭部が忘れられなくて。


 その、後頭部が、大量にウジャウジャと画面に映るんですよー!


 そんな感じで、『1』でボスだったタイラントもホイホイ出てきます。

 でもね。私の中ではタイラント=裸、というイメージがあったので、服を着ていた『2』のタイラントを見て、タイラントと思っていなかったんですよね。

 タイラントだと知ったのはネットで情報を収集し始めてからでした。


 謎解きの方は、『1』よりは少しあっさりしてるかな? という印象でしたが、2か所、ものすごく詰まった個所があります。


 3つの箱を押して1列に並べる、というところなんですけど、どう考えても並べることができないんです。押せるとこからどう押しても、どう頑張って考えても並ばないんです。


 相当長いこと考えていたのですが、どんなきっかけだったか思い出せませんが、押す必要がないと思っていたボタンを押したんです。

 そしたら、箱の上に乗るやんけ!


 登って反対側に行って、そこから押すのが正解だったんですね。製作者側が悩みどころと想定していないだろうところで悩んでしまいました。


 そしてもう1か所。

 ハンドルを回すと橋が1階に行ったり、2階に行ったりする仕掛けがあったんです。

 で、1階でハンドルを回して橋を1階に持ってきて、渡り、そのまま2階に行くと当然、橋がないわけです。

 1階の装置にハンドルを使って橋を2階に移動させると、1階で橋を使えなくて2階に行けない。

 橋を1階に移動させて橋を渡ると、今度は2階で橋を渡れないわけです。


 うーん、これは難問……。と思ってかなりの間考えていました。


 ところでこのハンドル、持ち運び可能です。

 ……うん。ハンドル回す装置、渡った先にもありましたΣ(゚д゚lll)ガーン


 そんな初見プレイでしたが、レオン表編、クレア表編をクリアしたころ、ゲーム雑誌で、新しいコスチュームをゲットできる方法を発見します。


 その方法は何もアイテムを拾わずに警察署に到達すると、コスチュームが入ってるロッカーのキーを持ったゾンビが出現する、だったんです。

 裏編に挑戦する前にさっそくそれに挑戦する私。


 しかし、敵の数が多く、敵を倒さず無視することもできず、しかし弾は足りず、どうしても警察署にたどり着く前にゲームオーバーになってしまっていたんです。


 とりあえず諦めて裏編をプレイします。

 が、裏編をクリアすると、なんと、すべての武器の弾を無限にできる裏ワザが表示されるではありませんか!


 な、なるほど。これで何も拾わずにすむわあぁぁ…………_| ̄|○ガンバッタノニ……。


 ちなみにドリキャス版の『2』は、プレステ版では出現条件が厳しい隠し要素だった、おまけ要素がすべて最初から遊べるようになっています。

 その中で面白いのが『The 豆腐 Survivor』。


 キャラクターが、人間くらいの大きさの豆腐で、ナイフ一本で警察署の地下から脱出するんです。

 ダメージを喰らうと「なにすんねん!」とか関西弁でしゃべります。

 

 それで、プレステ版を持っておらず、ドリキャス版を購入した直後の頃、リアルな思い出ですが、学校でスキー旅行に行ったんですよ。

 そのとき同室の女子たちと一緒に遊びに行った男子の部屋で、男子が持ち込んだプレステで遊んだのです。


 『2』をまだクリアもしていない私が、豆腐面白いよね、と男子の横でプレイを見ていたのはいい思い出です。



 さて、次は『3』の話をしましょう。と言っても、『3』の思い出ってほとんど思い出せないのですが……でも紹介だけでもしたいのでします。

 

 S.T.A.R.S.の隊員たちが巻き込まれた洋館事件。その生き残りのS.T.A.R.S.の隊員たちは、元凶のアンブレラ社の悪を暴こうとします。しかし、アンブレラはラクーンシティと癒着しており、真実が世間に公表されることはありませんでした。


 S.T.A.R.S.たちは、調査のため、密かにアンブレラの本社があるヨーロッパに旅立ちました。

 しかしジルだけは、アンブレラの研究所を調べるため、ラクーンシティに潜伏していました。

 と同時に始まる、ラクーンシティでのバイオハザード。


 ジルはバイオハザードに巻き込まれつつ、調査していきます。



 『2』とほぼ同じの時系列のストーリーです。

 なので『2』に出てきた警察署も出てきたりします。レオンやクレアとは出会うことはないですけどね。


 『3』は結構、他のシリーズにはない『3』だけの要素が色々とあります。


 細かいところでは敵の攻撃を回避できるというもの。

 回避は攻撃されたときに、攻撃ボタンか、構えるボタンを押すと出るのですが、敵が出てくればほとんどの場合押すボタンなので、狙ってやらなくても回避してくれていたのが嬉しかったですね。


 そして、弾は拾うものもありますが、ガンパウダーを拾って、それをリロードツールと組み合わせると弾が作成できる、というものがあります。

 ガンパウダーAをリロードツールに組み合わせると、ハンドガンの弾ができて、Bをリロードツールと組み合わせると、ショットガンの弾ができます。

 AとBを合体させるとCになり、グレネードの弾になるって感じです。


 強い弾をつくるには大量のガンパウダーが必要になり、雑魚戦に必要な弱い弾が少なくなってしまいます。しかしボス戦に備えて強い弾が欲しい……! と、ちょっとした葛藤をしながら作成するのがまた楽しい要素でした。


 それから、危機が迫った時、どう対処するか選択肢が出る、ライブセレクションというものがありました。


 例えば、警察署の入り口の前でのイベントで。

 とてつもなく強そうな怪物に、目の前で仲間を殺されるのですが、その仲間の仇を取るため怪物と決闘するか、それとも、警察署の中に逃げ込むか選ぶことができるのですね。

 時間切れもあり、時間切れになると最も不利な状況に追い込まれます。


 まだ序盤で強力な弾もなく、相手はめちゃくちゃ強そう。ということで迷うことなく警察署に逃げ込みますよ、もちろん。


 そんな序盤でこんな強そうな敵をどうやって倒すねん、と思うのですけど、倒すと(倒してもたぶんダウンしてるだけで、そいつはまた出てくるのですけど)強いハンドガンのパーツを落としたり、救急スプレーの三本入ったアイテム(バッグだったかな?)を落としたりします。


 ただパーツはAとBに分かれているので、苦労して倒してAをゲットしても、もう一回倒さないとBを入手できないって言う……。


 そしてその怪物――追跡者(ネメシス)は、その呼び名の通りとにかくジルを追いかけてきます。

 それまでのシリーズの敵の中では最速のスピードを持っているのでは? と思えるような猛スピードで追いかけてくるので、もう逃げるのに必死になります。追いかけられる恐怖という点では一番ではないでしょうか。


 ドリキャス版の『3』は最初からコスチュームがすべてそろっているのですが、クリア得点で、エピローグの文章(あれはラクーンシティがバイオハザードになったその後、という位置づけでしょうか?)が読める

おまけがあるのです。

 1回クリアするごとに1人分。なので、8人分あったので当たり前のように8周する私(暇人)。


 そんな回数周回プレイしたのですが、どうしても、いまだに解き方がわからず、テキトーにやって解いてる謎解きがあったりするのは秘密です。



 では次は『0』です。『1』よりも時間が少し前のストーリーです。


 人食いの猟奇殺人事件の調査のため、S.T.A.R.S.のブラボーチームの隊員たちはヘリに乗っていました。

 しかし、ヘリがエンジントラブルを起こし、不時着します。

 ヘリからの脱出に成功した隊員たちは、横転した護送車と2人の人間の死体を発見します。


 護送されていた元海軍少尉ビリー・コーエンが、2人を殺害し、逃走したのだと判断し、ブラボーチームは散開して周辺の捜索をはじめます。


 新人隊員のレベッカ・チェンバースは森の中で停車している列車を発見し、中の捜索を始めます。


 そこでビリー・コーエンと出会うことになるレベッカ。

 列車が走り出し、列車からの脱出が困難になったレベッカは、ビリーと協力していくことになります。


 『バイオ』シリーズではほとんどの場合、パートナーがいます。

 『1』のジルには、仲間のバリーが。

 『2』のレオンには謎の女性、エイダが。

 『3』のジルには、ラクーンシティで出会った傭兵のカルロスが。


  しかし彼らは、常に一緒にいるわけではなく、主人公が探索中、時々イベントで出会って協力する、という感じのパートナーです。


 しかし、『0』のパートナー、ビリーは、ほぼ常に主人公レベッカと一緒にいるのです。

 ていうかビリーも操作キャラクターです。


 最初はレベッカ一人で行動していますが、ビリーが仲間になると、ボタンを押せばいつでも操作キャラクターを交代できます。

 操作キャラクターを変更すると、もう一人は自動でついてこさせるか、そこで待たせるかを選ぶことができます。


 自動でついてきている間、敵が出てきたとき、操作キャラクターが敵を攻撃すると、操作していないキャラクターも勝手に攻撃してくれます。

 でも、強力な武器を装備させたままだと、雑魚敵にもそのまま強力な武器をぶっ放してしまうので注意が必要です。


 他シリーズより火力2倍でちょっと安心?

 勝手に弾薬を使ってほしくない時は、攻撃しないよう指示を出しておくこともできます。


 ただ、自動でついて来てる方のキャラは、自分で操作しているときのように繊細な動きをしないので、機敏に敵をよける、ということをしてくれない、って言う欠点があります。

 なので、私は基本、相方について来てもらわず単独行動をしてましたね。


 けど、もう一人の協力が必要な場面に直面したら、もう一度その場所にもう一人を操作して来てもらわなければいけないので2度手間になってそれがまたメンドクサ…………いやいや、それがまた効率よく二人を操作するパズル要素で楽しいんです。


 で、この2人、多少の性能差があります。

 レベッカは体力が少なく、しかし、ハーブを調合できます。

 ビリーは体力が高く、しかしハーブの調合ができません。


 その説明を見て、動いてもらうのは体力が高いビリーの方が戦闘面が有利だからいいだろうと、ビリーが仲間になった直後早速ビリーを操作キャラクターにします。


 でもね。ビリーってば。カッコよすぎた。


 いや、一目惚れしたわけではないんです。でも、きりっとした表情とか、腕の筋肉の感じとか、もう男前すぎて緊張してしまうレベルだったんです。

 しょうがない、とりあえずレベッカを操作して、ビリーはついて来てもらって、その間に慣れよう、と思ってレベッカにまた操作キャラを戻します。


 それでレベッカで探索するんですが、ある場所で、操作キャラが部屋に閉じ込められるイベントが発生します。

 というわけでレベッカが閉じ込められてしまいました。


 この時、だいたいのこのゲームをプレイする方たちは、やはり私と同じ思考回路で体力の高いビリーで行動するようです。

 そしてビリーが閉じ込められてしまい、その直後のボス戦を体力の少ないレベッカで挑まなければいけない事態になるそうです。


 が私は緊張したおかげで、体力の高いビリーでボス戦に挑むことになったのです。ラッキー。……でも緊張するよぅう。


 まぁそんなこんなでプレイしていたらすぐに慣れましたけど。でもやっぱり今見てもビリーの筋肉はカッコいいなぁと思います。


 『0』の大きな特徴で、もう1つ、アイテムを地面における、というのがあります。

 代わりに、今までのシリーズであったアイテムボックスがないんです。

 今まであったアイテムボックスは、アイテムボックス同士がつながっていたので、預けていても、移動先のアイテムボックスで預けたアイテムを取り出せる、という超便利な代物でした。


 しかし、アイテム欄がいっぱいになって、でもそこにあるアイテムが取りたいって場合、その場に置くことができないので、アイテムボックスに戻る必要がありました。

 『0』では、その場に置くことができるので、そのとき必要なアイテムだけその場で選んで持つことができるんですね


 使うのには上級テクニックがいるナイフを、いきなり足元においても大丈夫というわけです(使わないから)。


 でも、あちこちにアイテムを置きっぱなしにすると、どこに何のアイテムを置いたのかややこしくなるので(置いたアイテムはどこにあるかマップに表示されますが)結局、セーブポイント周辺に固めておく、っていうシステムの長所を生かせない使い方をしてました。


 そして、拠点にしていたセーブポイントが変わると、それまで使っていたセーブポイントの周りに置いていたアイテムがもったいないので、何回も行ったり来たりして、アイテムの引っ越しが始まるのですね。


 強力な武器を持って行かなきゃ、ボス戦が心配。弱い武器を持っていないと雑魚戦が心配……と、何かのアイテムを諦めてそこに置いておく、ってことができないんですよね(貧乏性)。


 『0』を買った当時、めずらしくゲームをする意欲が低下していたので『0』はまだやり込んでいないのですが、アイテムのためにこんな何回も行ったり来たりしていたら、スピードクリアは絶対目指せやんよな、と思いつつも、でももったいない、という想いは消えず。


 しかし、最近見た、ある実況者さんのプレイ動画では、そんな引っ越し作業をほぼしていなかったんですね。初見プレイなのにもかかわらず。

 終盤の場所から、序盤の場所へのショートカットがあるので、そのとき、その短距離を引越ししたくらいだったでしょうか。


 そんな一生懸命大量のアイテムを抱えて、行ったり来たりしなくてもよかったんや……。

 と勉強になった動画でした。


 またいつかプレイしてやり込みたいですね。



 というわけで、『バイオ』シリーズの思い出は以上です。

 書いてて思ったことは、やっぱ『バイオ』好きや。ということでした(笑)


 ではでは、またいつかあるだろう次回で。

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