『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』【DS】(後編)
今度こそ後編ですよー。
次のゲームは、ゲーコンミニ カラーの『ガディアクエスト サーガ』というRPGです。
ありの君、白黒のゲーコンミニ持ってるのに、カラーも持ってんの? 親に買ってもらってるのだったら太っ腹な親やなぁ、と思っていたのですが、ありの君と雑談すると、最近のゲーコンのソフトは高くなってる。おこづかいが厳しいなぁ、と言っていたので、自分のおこづかいで買ってるようです。
ゲーム機ホイホイ買えるほどにおこづかい貰ってんのか、ええなぁー(なんにしろうらやましがる)。
この『ガディアクエスト』シリーズは『有野の挑戦状1』の時に、一作目が収録されていました。
そして、二作目はどこにも収録されていませんが、今回『有野の挑戦状2』に収録されているのは三作目(という設定)なのだそうです。
でも前作をプレイしていなくても、ちゃんとストーリーがわかるようになっているので問題なくプレイできます。
電源オンの掛け声を一番初めからある王道(?)の掛け声に変更しました。
「ありのオーン!」
タイトル画面の前に、前作までのあらすじが出ます。
『1』と『2』のガディアに守護された勇者たちが、守ってきた世界が舞台です。
天上界と地上界と冥界がある世界です。
そして、勇者のみが持っていた、ガディアを従える力が、資質のある者に広がっていきました。
ガディアを従えることができる者を、ガディアマイスターと呼ぶようになります。
今回は勇者ではなく、そのガディアマイスターを目指す三人が主人公です。
ゲームを始めると、三人に名前を付けます。
……三人だと!?
今まで使ってきた、クマクマだと後二人考えなければならない、どうしよう。と、部屋に同じシリーズのぬいぐるみが三匹置いてあるのに気づきます。その子たちの見た目から適当に名前を付けます。
緑の服を着た一人目を、ブチネコ
青の服を着た二人目を、ギザクマ
赤い服を着た三人目を、シマウサ
にしました。
天上界のお城の天上界の女王の前からスタートです。
ガディアマイスターを目指す三人が、女王からの洗礼を受け、三人とも、まぼろしのしゅごしゃ、を従えます。
一人に一体ずつ、ガディアを従えることができます。
ガディアを従えると、そのガディアによって使えるスキルが変わったり、ステータスに補正がかかったりするのですが、このガディアはガディアマイスターになる前の仮のガディアなので何の能力も持っていません。
ガディアマイスターになるための資質を試すことができる場所が、東の町にあるので行くことになります。
資質があれば本物のガディアが現れるのだそうです。
初期の装備武器をチェックしてみると、ブチネコが、ふるいつるぎ。ギザクマが、ふるいほそみけん。シマウサが、ふるいつえ、でした。弱そう。
防具も弱そうな名前ばかりです。
なので武器屋で旅の支度にと女王から貰った500マネを早速使います。
ブチネコとギザクマには武器を。魔法使いのシマウサには防具を買いました。
昔なら何も考えず、力の弱い魔法使いにも武器を買ってましたが、魔法メインで攻撃するキャラには防具の方がいいですよね。
城の外に出て初めて遭遇した敵は、けろけろケロぺトン、という緑のカエルっぽい敵でした。
何も考えず攻撃連打で瞬殺です。
しかしこの戦闘、少し特殊なようです。
攻撃を指定した敵の上に矢印が出ます。その矢印には何か、色々なマークが回っています。ボタンを押して止めてみると、攻撃したとき“●するどいこうげき”と出ました。
▲はいまいち、×は空振り、◎が渾身の一撃のようです。攻撃の威力をスロットで決めるということですね。
東の町、たそがれのまち、につきます。皆レベル3になって、眠り魔法のグースカや、回復魔法のヒーラ、などを覚えていました。レベル4で覚える瞬間移動魔法はトンデーケです。全体的にわかりやすいネーミングです。
資質を試す場所、ガディアマイスターギルドへ行き、ギルドの人に話しかけます。
勇者の像に向き合えと言われ、向き合うと、強い光に包まれます。どうやらそれは特殊な出来事のようで、ギルドの人が驚いています。
ブチネコは、だいちのしゅごしゃ。
ギザクマは、かぜのしゅごしゃ。
シマウサは、ほのおのしゅごしゃ。
それぞれ本物のガディアと契約成立したようです。
ギルドの人がいきなり、「ついに表れたようだな、闇の秩序を脅かすものが」とカタカナで呟き、やみからのささやき と言う敵に変身(?)し、戦闘になります。
ブチネコが攻撃を選ぶと、
ちからをためる 力を溜め次のターンで強力な攻撃。
まどいのいちげき 混乱させることもある攻撃。
はつどう ステータスが上がるが、HPが徐々に減っていく。
が使えるようになっていました。
他の二人もそれぞれスキルが増えています。はつどうはみんなが使えます。
しかし、2ターンでギザクマがやられてしまいました。え? と思いましたが、しまった。宿屋泊ってへん!
が、なんとか倒し、ギルドの人の正気を取り戻すことができました。
城に戻って女王に報告します。
すると、徐々に深い闇が近づきつつあります。あなたたちは闇を打ち払う力を秘めている。闇の正体を突き止めてほしいのです。
と言われ、旅立つことになります。
まずは地上界の王に会うため、地上界に続く、城から南にあるヘブンズタワーにいる、ガディアマイスターのチーフに会いに行くことになります。その者に見せなさいと、あおのしゅごせき、を貰います。
しかし城の外に出ると、城の南に地面がないんですよね。東のたそがれのまちを経由して、ぐるっと回って南、ってことだったのですが、え? なんか自分勘違いしてる? と焦りました(笑)
タワーにつき、そこにいた人に、あおのしゅごせき、を見せると、力試しをすることになりました。
マイスター同士の戦いは、必ず一対一で、はつどう状態で戦わないといけないんだそう。回復魔法を持っているギザクマに戦ってもらいます。
一度やられましたが、全滅扱いにならなかったのでその場で回復して再戦。
相手がちからをためる、をしてきたので防御したんですけど、防御してると攻撃してこないようです。さすが頭の足りないその辺の魔物とは違います。
が、何とか倒すことができました。
しかしのその人、チーフの弟子なんだそうです。
その人から情報を得ます。
敵には話を聞いてくれる○○のしゅごしゃというのがいて、説得して契約するとガディアとして従えることができるのだそうです。
そしてギルドでガディアを三体まで預けられるようになったことを聞きます。
さらにギルドでは他のプレイヤーとガディアを交換できるようになります。
ところで『ガディアクエスト サーガ』のソフトは、『ポケモン』のように二種類あって、光と闇があります。
プレイヤーが持っているのが光で、ありの君が持っているのが闇です。
光にいないガディアが闇にいて、闇にいないガディアが光にいて、交換でゲットできるのだそうです。
というわけで、さっそくありの君とガディアを交換してみました。
ギザクマのかぜのしゅごしゃのスキルは、先制攻撃できるモノばかりだったのです。しかし私は1ターンに一回攻撃が当たればそれでよく、わざわざMPを使って先制しなくても……と考える人なので、かぜのしゅごしゃを交換に出しました。先制攻撃が重要な時もありますけどね。
ありの君が出したのは、てんくうのしゅごしゃです。能力は……あれは表示されないのでしょうか、わからなかったのですが、交換してみます。
スキルを確認してみると、攻撃時のマークが一段階いいものになる、ねらいぎり、と、雷属性の攻撃でしょうか、でんげきは、というスキルがつきました。
ところで、アリーノーの挑戦をプレイしてるとき、確か何かのイベントで手に入る限定のガディアを、ありの君が交換してくれたんです。
それ、たぶんアリーノーの挑戦を最初からプレイしないと二度と手に入らないんですよね。
しかし『ガディアクエスト サーガ』をはじめからプレイしてデータを上書きすると、一緒に限定のガディアも消えてしまうんですね。
なので、初めからプレイするの、すごくもったいない気がしたんですが、まあ、そのデータ、多分もうプレイしないだろうから……と自分に言い聞かせて ちょっとだけ、前のデータをプレイして、その姿を見て、見納めにして、泣く泣くニューゲームを押したのでした。
タワーに戻って、地上に向かうタワーなので下に降ります。初ダンジョンです。
進んでいるとブチネコのガディアがクラスチェンジしました。新しいスキルを覚えましたが、スキルは二つまでしか覚えることができないので一つ忘れなければいけません。
ためる、を忘れて、新しく覚えた、かまえてためる、という防御しながら力を溜められるスキルを覚えました。
次の階に進むトンネルを見つけましたが、まだその階をすべて回っていないのでスルーです。宝箱を全部取るまで次に行かないのは常識ですよね?
じゆうのしゅごしゃ、という敵が現れました。
契約を持ち掛けると、私に勝てばガディアになろう、と言ってパワーアップしたらしき効果音が鳴って、戦うことになりました。普通に戦うときも、それくらい本気出したら倒されやんですむのにな。なんて思ったり。
案外楽に倒すことができました。とりあえずギザクマのガディアと交換。持っていたガディアは自動で預り所に行くのかと思いましたが、そうではなくここでお別れのようです。
スキルを使うと敵に大きくダメージを与えたので、一度ギルドに戻って、シマウサのガディアと入れ替えます。
が、シマウサが使うとなんか弱い……。強かったの気のせい? と思って、ありの君とガディアを交換しました。
その直後気づきます。あのスキルって物理攻撃なのでは? ということに。ステータスのこうげきりょくの高さによって、ダメージが増減する技なのですきっと。ガックリ。
もう一回戦ってガディアにしましたよ。うん。やっぱり物理攻撃で強い技でした。
村でウロウロしてると、ありの君が「勇者もスカートめくりすんのなぁ」だって。
『したんかなぁ』じゃなくて現在形。大人だからやらないでしょ。(たぶん)
タワーを何階か降りたところで、宿屋や道具屋があるところがありました。
そこにガディアマイスターがいて、あおいしゅごせきを渡すと戦うことに。
回復魔法を持っているギザクマを戦わせたのですが、回復魔法より受けるダメージの方が大きく、やられてしまいました。
え、これはレベル上げせなあかんの? としばらくその辺をウロウロしたのですが、回復スキルを持つギザクマのガディアを、体力が多く攻撃力も高いブチネコに従わせればいいやん、ということに気がつき、二人のガディアを交換して挑むと瞬殺でした。
しかしその人も目的のガディアマイスターではなく弟子なのだそうです。タワーの道のりはまだ長そうです。
さらにタワーを降りていくと、闘技場に目的の人物がいました。トーナメントに参加して、やはり目的の人物とも戦います。そして天界のガディアマイスターの証をもらいます。
そして今度は地上での冒険が始まるのでした。
さて、ちょうどいいのでここらへんで語るのはやめておきましょう。
面白くて、後で続きをプレイすればいいものを、次のゲームをプレイして、エッセイ書くのも忘れてずっとプレイしてました。
ところで、ある場所にゲームのしゅごしゃなる敵が出現するのですが……果たしてその姿って……?
さて、ありの君と一緒に遊べるゲーム、最後に紹介するのは、『スーパーデーモンリターンズ』です。
以前紹介した『デモリタ』の続編で、スーパーゲーコンでパワーアップした『デモリタ』ですね。
グラフィックがスーファミくらいのレベルに向上しており、タイトル画面でありの君が「きれいやなぁ」と感心します。ファミコンレベルからスーファミレベルの進化ってなんだか進化を実感しますよね。
前作はストーリーの表示は英語でしたが、見やすくひらがなで表示されています。
そしてゲームのお決まり? お姫様がまたさらわれます。主人公はまたしてもデーモンに変えられ、お姫様を助けるために旅立ちます。
敵を攻撃して敵の上にライドするのは前作と同じですが、スーパーになってパワーアップした、って感じの要素が色々増えています。
攻撃を上下に撃てるようになっていたり、溜め攻撃ができたり。百個集めるとワンアップする
それからボーナスアイテムの宝石がところどころにあって、探す楽しみがあります。
前作では横にしかスクロールしなかったですが、上下にスクロールするようになり、ステージが広くなって色々、お? ここの上って登れそうやけど? って場所がたくさんあります。その道を探してみるのもいいかもしれません。
そして、オートセーブ搭載です。
しかしスコアと残機はセーブされません。セーブされるのは1-1、1-2……と進んだステージを細かくセーブしてくれて、後から選んでプレイできますが、一度リセットしてしまうと、スコアはゼロから、残機はいくら増やしていても2機からです。
ぼちぼち進めていきたかったので、スコアのことはあまり気にしないように進めていきます。
なかなかステージが広いので、探索せずに普通にクリアしてしまうのは少しもったいないかも? と感じてしまう広さです。高いところから「ああ! 落ちたーー!」ってなったその落ちたところに、ボーナスステージに行けるツボが置かれてたりします。
意外なところに意外なものがあったり、このボーナスアイテムはどうやってとるのかと、考えるのは面白そうです。
……今回はクリアを目指しているので取っていませんけど。しかし、ステージの進行状況以外にセーブしてあるものがあって、一面ごとに、五つ、星が配置されていて、それはボーナスアイテムっていうか勲章? みたいなもので、とったらそのステージで取った星が記録されるんですね。
それをデータではコンプリートしてあるんです。
初見プレイで探したのでしょうけど、何がどこにあったなんて記憶はありません。でもなんとなくうっすら、とても楽しんで探した記憶があります。ステージの隠し要素とか探すのが好きな方は楽しくプレイできるのではないでしょうか。
ぶっちゃけ、ライドすると下に攻撃が撃てないので、下にあるブロックをよく壊すステージでは、このゲームの売りであるはずのライドをしない方が便利なんじゃない? と思ったりしつつ、プレイしていきます。
なんだか、進むにつれて凡ミスが多くなります。ありの君が感心したように「あらー、そこで死ねますか」って言うんですよ、チクショウ。
ここはどうしても物理的に穴に落ちるんちゃう? ってところでライドでの乗り捨てジャンプ(ゲーム中のゲーム雑誌にはライド解除ジャンプと載ってます)で行けばいいということに気がつくのにとても時間がかかりつつ、何とか進めていきます。
しかし凡ミスが続き、ゲームオーバーです。「ガメオベラかー」とありの君。
その日はもうそろそろやめようという時間になっていたので、コンティニューするかにNOを選ぶと、「お前にはがっかりやで」と言われます。セーブされてるんやから区切りのええとこでやめたってええやんけ。
それとも、時間がなかろうが何だろうが、ゲームオーバーを悔しく感じずに平気でやめてしまうということは、ゲーム魂がないということでしょうか?
次の日続きをプレイ。4-2から再開です。4-4で最後なのでもう少しです。
多少やられましたが、そんなに深刻に詰まることなくラスボスの女王の所にたどり着きました。
それまでのステージボスと比べて、やることは大して変わりません。
女王が敵を投げてくるので、攻撃して蹴って女王に当てるか、攻撃力のある敵にライドして体当たりをしてダメージを与えていくのを繰り返すのです。
が、今までのステージボスは難なく倒してきたのに、この女王戦、なぜか全然勝てません。
いや、一応倒すのですが、二戦目があるんです。それがどうしても勝てないんです。
投げてくる敵が、後ろからしか攻撃を受け付けないものだったり、二発当てないとライドできる状態にならないモノばかりだからでしょうか。なんだか凡ミスにしか見えないミスがどうしても出てしまって、全然勝てないんです。
ラスボス手前にチェックポイントがあるので残機さえあれば、直前から再開ですが、残機は多くないのですぐにガメオベラです。そして2機で4-4最初から。それを何回も繰り返します。
女王の所まで楽にノーミスで行けるようになっても、肝心の女王に勝てません。
これはあまりやっていると寝られなくなる、と思いその日はやめましたが……次の日、なんか勝てる気がしねぇー! というわけでクリアがいつになるかわからないので、先にエッセイの方を書くことにしました。
これはもう、タイトル画面で残機99になる裏ワザ入れるしかない?
まぁあれですよ。クリアしてもエンディングのネタバレはしたくないけど、見たらきっと書きたくなるから、クリアできてなくて丁度いいんですよ(え?)
というわけで、『スーパーデモリタ』についてはここまでです。
『有野の挑戦状2』は前中後、と長くなってしまいましたがこの回で最後……ではありません。
今度こそきっと本当にラスト! もしも長くなっても全部詰め込んじゃう予定です。
『有野の挑戦状2』おまけの回へ続く!
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