多数のキャラクター描写
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「多くのキャラクターを登場させることで物語を膨らませることができるのだが、その分だけ作者の負担も増える。同時に多くのキャラクターをバランスよく描写するのは、憧れてやまない1対多の乱交プレイ並に体力を使うし、難しいことなのだ」
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■解説
アーダルト曰く、「物書き初心者は、ひとつのシーンでアクティブに同時登場する人数は3人までとしておくとよい」とのことだ。
どうやら4人以上を同時に動かそうとするのは、なかなか至難の業らしい。
彼はそのことをわかりやすく、「1対多の乱交にしても、ナニと両手を使って3人まではできるが、4人目は口などを使うことになる。腰、両手、口の同時動作の運動量は半端ではなく、だいたいどこかが疎かになる」と語っている。
説得力がありそうでなさそうな微妙な説明ではあるが、どこか納得してしまう内容である。要するに、多くなればコントロールが難しいということだろう。
彼はこのことを証明するために、エア乱交を行い実験したと言うから、彼の研究心には感服である。
ちなみに、3人の根拠は、自分、相手、彼という人称の基本三者からではないかと思われる。描写対象が人称的にも三人称までしかないから、3人までならば曖昧になりにくいのだ。4人目が現れたとき、下手に代名詞を使うと混乱しやすくなるわけである。
なお、大人数の同時キャラクター描写が苦手ながら、群像劇など憧れる人は多いかも知れない。
一応、校正を工夫して、シーンごとに登場する人数を少なくし、集合シーンを避けミッシングリンク的に裏でつなげるという技もあるだろう。
アーダルトも「裏でコッソリとつながるのもまたオツ」と語っているので試してみるといいだろう。
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