Another Side1 親の想い 君への想い

「行ってきます」


…そう言って翔は行ってしまった


私が今管理しているアヴァランチに…


「行ってらっしゃい 翔… 楽しんで頂戴ね」


…ふと自分の背後に気配を感じ振り返ると 髭を厳つくはやした男神が立っていた…


「行ったのか 翔はお前の世界に」


「ええ ごめんなさいね 貴方 翔には不幸な思いしかさせてなかったからね できれば平和な世界に送りたかったんだけど… ちょっと戦いがある世界の方があの子も楽しめるかなってね」


「まあ翔は子供のころはそれこそアクション系のゲームばっかしてたから気は晴れそうだな…」


そう 私たちは皇翔の実の親 …勿論神になる前だけど…あの子が3歳の時に皆で旅行に行っていたらその時車が観光バスに追突されて大事故 翔しか助からなかったっていう話… 私たちはそれから神様に私は女神 そして夫は男神としてこの場所で暮らしている


「えっと 結局お前は翔にヴィナスって名前を付けてもらったんだっけ?」


「もう…そこまで聞いてたなら その時にあなたも出てくればよかったんじゃないの?」


「嫌さ 俺はすでにボレアスって名前をもらってる 頑なに名前をもらおうとしなかったお前と違ってな」


「魔法陣をかける才能を作ってあげたの いつかはこの場所に呼ぶつもりだった だからこそ名前は翔につけてもらおうとしたのよ」


…そう 彼もちゃんとすでに名前はもらってた 私は翔に新しい名前をもらおうとしてつけてもらわなかったけど…神様にはちゃんと認めてもらったけど 周りの人は名前呼ぶとき困ってたけどね


「しっかし 親馬鹿だよなお前…いやヴィナスって呼んだ方がいいか」


「どっちでもいいわ …まあヴィナスの方が周りの人も呼びやすくなるからいいけど っていうか親馬鹿っていわれてもねえ… 子供はかわいいものでしょ?」


「だからといって さりげなくスキル付与するっておかしいだろ… しかも スキルナビの音を翔に聞こえないようにしてまで…」


まあ気をそらさせたのは間違いじゃないかしらね…


「結局ほかに何あげたんだ?」


「翔に知られそうだから教えないでおくわ 教えそうだし…」


「意外に信用ねえな俺… まあ口軽いのは自他認めてるからいいけどな」


翔にあげたのはほんとは6つ


ステータス、操作補助、魔法陣援助、整理効果付与


それと魔法陣適正上昇


効果としては魔法陣を使用する適性が上昇 する代わりに詠唱魔法操作が適性が下がる…たぶん今の翔は簡単な下位魔法なら詠唱できるだろうけど…中級以上は多分無理かなあ? その代わり魔法陣経由の魔法は下位でも中級レベルの威力あるし詠唱も存在はするけど詠唱しなくても使えるだろうし…


最後に魔法陣代償及び魔法ダメージ軽減


魔法陣って事もあって代償がある魔法陣もあるから… それの軽減ね

まあ知らずに作っちゃう可能性もあるから…あの子抜けてるとこあったし



まあこの二つは教えてないけど いずれ気づくでしょうね 何時になるかわかんないけどさ…


まあ頑張ってね翔 私の自慢の息子…

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