理解の才能 整理の才能

そしてヴィナスとの話を纏めた結果がこうだ


1.今自分たちがいるここは夢のような世界で実際の自分は日本で眠っている

2.自分には拒否権もありいやであれだ新しい世界への転移は強制しない

3.新しい世界に転移した場合日本に戻る事は出来ない

4.転移しない場合はヴィナスとの会話は忘れ自分は普通に日本で暮らす

5.転移した場合持ち込んでほしいものはあの絵がメインでほかに持ち込みたいときは相談してほしい(確認したら自動車とかはダメらしい っていうか電気も通っていないそうだ)


ぐらいのものか


まあ4つ目の話をしてた時ヴィナスの表情がむちゃくちゃ暗くなったけど多分魔法陣を書くような人は自分以外いないし自分が付けたヴィナスって名前も消えるから 何だろうな


「まあ 明日 また翔君が眠った時に多分夢に出れると思うからその時に決めてもいいよ? 今無理に決めることは「いや 問題ないよ」」


ヴィナスの会話をぶった切るが問題ない…はず


「…えーっと翔君 分かってます? もう二ホンに帰る事は出来ないんです 皆さんの記憶から翔君がかかわった記憶は消えるんですよ?」


…さりげなくヴィナスの自分の呼び方が翔さんから翔君に変わってる…


「ええ、あまり学校でもいい顔はされてなかったですから それこそ一人でずっと何かしらしてましたから」


嘘偽りない言葉 自分は最初も言った気がするけど一人だった 寮では島田君がいたけどクラスでは浮いた存在だった…


「…今 視てみましたが決意も覚悟もあるみたいですね… 分かりました頼んだ身なんですから翔君の想いに答えます…っと 忘れてたあなたに4つほどスキルを付けてあげますね… これがないと今後苦労するでしょうし…」


…マジでゲームみたいだな…スキルって


…外部入力情報 個性スキル付与”自ステータス閲覧”


「何今の なんか聞こえたんだけど」


スキル付与って…さっき言ってた奴?


「とりあえず一つ目です まあ意味は自分の能力を見るってだけなんですけど…ないよりはましですね ほとんどの人は持ってます」


向こうの世界ではってことね


外部入力情報 個性スキル付与”陣効果判別”


「二つ目の効果は翔君が作ってる陣がどういう効果が付いてるのかわかるやつだよ」


「分からないと不便だね 氷の魔法を使おうとして炎の魔法とか出したら意味わからないし」


「そういう事 さて次はっと」


外部入力情報 個性スキル付与”作成陣補正”


「作成陣補正? 作った後の魔法陣に効果を付与するってこと?」


「あれ? 翔君にはそう出たかあ… 流石に調整が難しいなあ 効果としては翔君が陣を作ってるときに効果を判別して今から作りたい効果を想像したらそれをアシストするって効果だよ。 ただ最初っからアシストに頼っちゃうと使いやすいのは出来ないと思う」


「あっ そういう事ねこういう風にすぐ理解できるのは 日本でゲームとか漫画とか触ってたからかなあ…」


だから予想ができるんだよなあ


外部入力情報 個性スキル付与”陣整理&展開”


最後に意味が分からないのが飛んできた


「最後のは本にまとめてくれると思うんだけどその魔法陣を魔力本っていって魔力で作った本にファイリングする効果だよ 展開っていうのはそのファイリングした魔法をまた出して希望の魔法陣を出す効果って言えば分かりやすいかなあ?」


「あっ うん 分かりました どう魔法陣を持ち運びするかで悩んでいたから助かるよ」


今まで書いてきたの200枚以上あるし…重いもんね

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