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「何その人、とてつもなくバイオレンスじゃないですか。
在りし日のステラの姿に、ソラミちゃんはドン引きしたようだった。
「センパイ、暴力嫌いなくせにそういう口より先に手が出るタイプの人とチーム組んだんですか?」
「流石に怖くてその時は引いたんだけど、ステラもそのあと先生や親に叱られて反省ししたし……何よりお陰で意地悪されなくなったのは確かだし」
今までつるんでいた悪ガキチームを無視して、ステラは真帆真帆とにかくあたしのもとにすっとんでくるようになった。
ステラは体を動かして遊ぶのが好きなのにドッジボールにもケイドロにも参加せず、あたしとリルファンタウンの話をしたがる。その様子はちぎれんばかりに尻尾をふる子犬みたいで可愛くて、ステラに対する恐怖心は次の土曜日までには豆粒ほどに小さくなっていた。
さらに土曜日、二人でリルファンタウンで冒険をこなした結果、恐怖心は消えてステラのことがすっかり好きになっていた。二人であれこれ言いながら一緒に冒険を楽しむのがこんなに楽しいなんて。
リルファンタウンにある大きな木。通称ツリーハウスマンション。
そのには木の実の形をした小さな部屋がぶら下がっている。あたしとステラの部屋はその最上階近く、赤い木の実の形をしたお部屋だ(そこへ行くには木の幹の中を通るエレベーターを利用する。うわぁ~ファンシーぃ……と、ソラミちゃんはこれだけでかなりげんなりしていた)。
赤い木の実の部屋には二人で毎週のように遊んでいたあの頃の思い出がぎっしり詰まっている。
苦心のすえ手に入れた「ほしくずのステッキ」を含むかわいい魔法グッズの数々。金のリンゴのクエストをこなして手に入れたもののほかにもたくさんの衣装が詰まったクローゼット。ファンシーなものが好きなあたしとクールなものが好きなステラの趣味がぶつかったせいでおもちゃ箱をひっくり返したような有様になっている部屋だ。
そこに案内されたソラミちゃんは、微妙な顔つきでパンダの形をしたカウチに腰をおろした。
「なんか落ち着かない部屋ですね」
あたしたちの部屋の窓からは地平線のかなたまでが見渡せる。
リルファンタウンの外に広がる緑色の大平原の向こうまで。
最後にリルファンタウンに入った時にはできたばかりだった、おとぎ話のお姫様が住んでいそうな大きなお城が見えた。あのお城はまた別のスポットゲームの舞台なのだ。
その部屋に入る数分前、あたしたちはリルファンタウンのメインストリートを歩いていた。
前日にステラに対する思い出を語ったため、なんだかどうしてもリルファンタウンに行かなきゃいけない気がしたのだ。で、放課後、あたしはソラミちゃんをさそってグリンピア3Fのスポットルームからリルファンタウンに入ってみた次第。
スポットをくぐれば綿菓子とポップコーンの入り混じったような独特の甘い匂い、優しい空気、そこは懐かしい妖精たちの町だった。あたしはあの時と同じ、黒とピンクの魔法使いコーデ姿に変身していた。あの頃より身長は伸びたけれどそこは魔法のドレスだからすっと体にフィットしてくれる。
町のメインストリートを歩けば顔なじみになった妖精さんたちがあいさつしてゆく。久しぶりだね、最近ご無沙汰だったね、勉強がいそがしいのかい?
「この変身、強制なんですか?」
今までリルファンタウンで遊んだことがないというソラミちゃんは、初めてゲームを始めた女の子がまず着ることになるシンプルな水色のエプロンドレス姿になった自分を落ち着きなさそうに眺めて呟く。
ショートのボブに整えられた赤みの強い茶色の髪に、白い肌にうっすらちったそばかす。ハーフモデル風の顔立ちのソラミちゃんにはそういう童話の国の女の子みたいな恰好がよく似合っていた。頭の大きなリボンだってしっくり馴染んでいるしうらやましいことこの上ない。なのに本人は不満そう。
「……最悪」
「なんで? アリスみたいで可愛いよ?」
「中学生にもなってリルファンタウンへ来る羽目になるとは思いませんでしたよ。生き恥さらしているような気持ちでいっぱいです。そもそも私アリスはテニエル派ですから」
「ソラミちゃんは知らないみたいだけど、リルファンタウンは平日はアイテムを集めるために小さい子のお母さんやお孫さんのいるおばあちゃんが遊んでたりするんだよ? 一度は可愛い女の子になってみたかったっていう‶リルファン紳士″っていう大きなおともだちだっていっぱいいるんだし、大人がやったってちっとも恥ずかしくないんだからね」
最近ご無沙汰だったとはいえ愛するリルファンタウンがディスられては黙ってられない。擁護してみたけれどソラミちゃんは余計に顔をしかめた。
「……センパイ、あんまり言いたくありませんけどその発言から『なるほどリルファンタウンは大人がやっても恥ずかしくないゲームなんだな』って私を納得させるのは難しいです。むしろ怖いですよ! さっきすれ違った可愛い女の子の中身がおっさんかもしれないんですよねっ⁉ それって変質者が女児と接触し放題ってことじゃないですかっ? 防犯とかセキュリティー大丈夫なんですかっ」
「リルファンタウンにくるおともだちに悪い子はいないのっ! ……それに、小さい子たちが大人たちと不用意に接触しないようにプレイ時間をずらしていたり、大人が変身している女の子にはちゃんと目印がついていたり、そのほか防犯対策がきっちりしてるところも評価されてこそのリルファンタウンなんだからねっ! 実際今まで一度も不幸な犯罪がおきてない奇跡のゲームって言われてるんだし、リルファン紳士は民度が高いって評判なんだから。悪いプレーヤーを懲らしめる紳士で結成されたリルファン騎士団もいるんだよ」
「……へぇ~……騎士団……うわぁ……」
「あ、でも騎士団の中には紳士たちのプレイヤーを見張って取り締まる過激派もいて、その人たちはリルファン警察とかリルファン憲兵とかリルファン自警団とか呼ばれてる。ネットで悪評高いのはそっちの方かなあ?」
「……もういいです、結構です、お腹一杯」
この時のソラミちゃんが干潮時の波打ち際レベルで引いていた気がするけれど、気にしないでおこう。
「まあなんにせよ、センパイのリルファン愛は理解できましたよ」
「わ、分かってくれればいいのよ。それで」
「ともあれ、中高生の女子が遊ぶようなゲームじゃないってことは確かですよね?」
「……」
ソラミちゃんの言う通りだ。
大抵の女の子は小学校高学年から中学生になるとスポットゲームそのものを卒業するか、現実では不可能なメイクやファッションを楽しんだり遠方にすむ友達と交流したり疑似恋愛を楽しめる対象年齢高めのスポットゲームに移る子が普通だ。
リルファンタウンにもそこを卒業した女の子達向けのスポットゲームがちゃんと用意されている。「
メインストリートを歩いていた時に、そこの宣伝をしている妖精さんもいたっけ。
それに肝心のあたしも、ここ一年はまったくリルファンタウンに立ち寄っていない。ネットで情報は仕入れているけれど、でもなかなか遊ぶ気にはなれなかった。
ともあれ、リルファンタウンに対する謎や疑問や不満をぶつけるソラミちゃんと一緒にメインストリートを通ってきたあたしたちは今、大きな木の形をしたツリーハウスマンションにあるあたしとステラの部屋にいるわけだ。
で、あたしが何故こんなに愛するリルファンタウンに立ち寄らなくなったのか、その理由を今からソラミちゃんに語ろうとしていたわけだけど、
「まあその話の流れからすると、そのステラさんって人が中学に入ったころに子供っぽいセンパイから離れてギャルないしヤンキー系の友達グループに入っていったってとこなんじゃないですか?」
と、あっさりその先を読まれてしまった。
「……よくわかったね」
「分かるも何も、あるあるじゃないですか、そんな話。全国のそこいらじゅうに転がってますよ」
小鳥の姿をしたツリーハウスマンションのコンシェルジュ妖精さんが持ってきてくれたお茶を飲みながら、ソラミちゃんがあたしのもやもやをあっさりまとめてしまった。
実際、ソラミちゃんが三行でまとめてしまった通りだ。
あたしとステラの蜜月は小学校を卒業するまでしか続かなかった。
どれだけクラス替えがあってもずっとステラと同じクラスだったのに、中学生になって初めてクラスが離れた。その時点であたしは幸先の悪さを感じ取って不安になってしまう。ステラは気にすんなって笑っていたけど。
中学に入るとステラは当然のようにダンス部に入部。
あたし達の中学ではダンス部に入る女の子は可愛くてきれいで怖いものはなにもないってい信じているような自信満々な子たちのみって暗黙の了解があったけれど、ステラはその条件を全部満たしていたから何も問題はない。
対してあたしは中学に入学して早々、地味でオタクな女の子が行くことになっている美術部員になる。
絵を描くことに興味はなかったけれど、うちの中学は部活強制のくせに文化部が極端に少ないのだ。肺活量アップに力を入れすぎて下手な体育会系よりもキツイって評判の吹奏楽部か男子しかいないパソコン部、そしてオタクな女の子しかいない美術部しか選択肢がないんだもの。地獄だよ、地獄。
でも、最初は別にそれでいいと思ってたんだよ? あたしは元々魔法使いの女の子が出てくる本が好きで妄想にふける子供だったし、魔法少女アニメも大好き。でもってリルファンタウンのソロプレイヤーだったし。立派にオタクだから問題ないなって。
でも違った。見通しが甘かった。
美術部の女の子たちが話題にするのは、あたしがあんまり興味のない少年漫画やイケメンキャラの出てくるゲームの話が多かった。BLが好きな子も夢みたいな甘い恋愛話が好きな子もいた。でもみんなはリルファンタウンからはとっくに卒業していた。
美術部の子たちはいい子が多かったので、あたしはせめて空気をよどませないようにニコニコと笑って話を聞いていた。
「望月さん、まだリルファンタウン通ってたりする? あたしとっくに辞めちゃった」
「望月さんって昔魔女になりたいって言ってたよね? 今でもそうなの?」
「ちょっ、そんなエグいの望月さんに見せちゃダメだって! 望月さんはピュアなんだから~」
「なんか望月さんって今でも日曜の朝に早起きしてそう~」
「ねえねえ望月さん、あの魔法少女の変身呪文とポーズ覚えてる? ねえちょっとポーズ取ってほしいんだけど」
……美術部の子たちは、きっとみんな根はいい子だったと思う。うん。まあ教室に居場所がないとそうなっちゃうよね。うん。
まあでも、教室でも居場所がないのに部活でも望んだわけでもないいじられキャラになっちゃうと、どうしても精神は辛くなる。
「なんだよ、オタクな地味子たちが何言おうがほっとけよ。あんたはあいつらより全然すごいんだから」
暗い表情でいるとステラがそう言って励ましてくれたけど、それが余計につらかった。美術部の子たちを「オタクな地味子」と簡単に言い切ってしまえるステラとの間に横たわる溝の深さを感じないではいられなかった。美術部の子たちと仲良くはなれなかったけど、あたしはあの子たちと自分がまるで違う人間だとは全く思えなかったから。
ステラはそのころギャルっぽい子たちで占められたダンス部の女の子とよく一緒にいた。そして半年もすれば、学年で可愛い女子ランキングでトップ3に入るくらい目立つ子になっていた(ちなみに残り二人も大体ダンス部のメンバーだ)。
うちの中学の女子のトップに君臨しているのがダンス部の子だけど、男子のトップにいるのがヤンキー系が多いバスケ部だ。ダンス部女子とバスケ部男子は常にいっしょにいるべしという謎の伝統があるみたいで、ダンス部に入部したあたりからステラは学年で一番目立つ子たちのグループで行動するようになる。
教室でも廊下でも大きい声でゲラゲラ笑う、こわいものなんて何もなさそうな子たちとステラは平然と口をきいていた。そんな様子を学校で何度も見かけた。
「真帆もさ、ダンス部に入りなよ。美術部つまんないんだろ?」
ある時ステラはそう言った。
久しぶりにリルファンタウンで遊んで、フードコートで休憩していた時だったと思う。
「……そんな、無理だよ」
「やってもないうちに無理だって決めつけんなよ。それに、うちのダンス部なんて流行ってる歌にあわせてちょろちょろ踊ってるだけのお遊戯部みたいなもんなんだからさ、ビビることないって」
ステラはダンス部に不満を持っていた。文化祭で発表するために人気アイドルの振り付けを真似たりする部としての体裁を保つレベルの活動は行われていたけれど、小学校の終わりあたりから市外にある大手芸能事務所が経営しているスクールに通いだしたくらい本気なステラにとってそれは、とてつもなくぬるくて歯がゆかったらしい。
「うちの部のメイン活動なんて、アホとつるんでキャーキャー笑ってるくらいなもんだからさ。くっそしょうもない」
そう吐き捨てるのになんの良心の呵責も覚えていないみたいだった。
そんなステラがうらやましかった。あんな怖いものが何もなさそうな子たちと一緒にいて、わが物顔で教室や廊下を占拠して、先生と友達みたいな口を叩ける子たちの一員なのに、そんなものにはひとかけらの価値もないと断言できるステラの強さが眩しすぎた。
まぶしいから、辛かった。
「なあ、だから入りなって。実はさぁ、あたしあのダンス部のノリを変えたいんだ。今のままじゃ本気でダンスやりたいってヤツが入りづらい空気が出てるだろ? それ間違ってんじゃん。ダンス部なのになんで合コン部とかカラオケ部とかみたいなことになってんだって話だし。こないだなんてさあ、急に先輩に呼び出されて何させられたと思う? バスケ部のOBの前で踊れって言われたんだよ? マジ最悪だよ。そのOBっつうのがニヤニヤしててまたキメエし。大体高校生が中坊呼び出して踊らせるとかキモさの極みじゃね? あんまりキモイから心の中でお前将来ハゲ確定なって呪いながら踊ってやったわ」
あー中学ってこんな最悪なとこだって思わなかったわ、とステラは最後に吐き捨てる。
ステラが最悪だって言う所よりさらに下の、もっと下にいるってことをあたしはどうしても意識しないではいられなかったのだ。
「今のうちのダンス部のああいく空気、本当に耐えられないんだよ。もっとまともな部活にしたいんだ。だからさあ、真帆、ダンス部に入りなって。あんたが入れば『あ、ダンス部ちょっと空気変わったな』ってなるじゃん」
それって、あたしみたいな地味な魔女子が入れるくらいダンス部は変わったんだよってアピールしたいってこと?
口元までせり上がったその卑屈な言葉をあたしは手にしたジュースと一緒に飲み込む。
「……あたしダンスは苦手だからダメだよ」
「苦手なら裏方でもいいから。音楽流したり動画撮ったり。そういうのも大事なんだよ? なあ、だから入りなって」
ステラは変わらず、まっすぐあたしの目を見てくる。素直で無垢な目だ。
底辺のそのまた底辺にいる地味な不思議ちゃんが華やかで向かう所敵なしって感じのどこにいても目立つ女の子達のいるような場所に混ざればどんな目に遭うか、そういうことを全く想像していない目だ。
しょうがない、ステラは想像できないんだ。華やかで格好良くて、小さいころからあこがれの目線で見つめられるのを当然だと思って生きていた側の女の子だもん。
あたしはその時ステラとあたしの間に横たわっている深い谷間に気が付いてしまった。その瞬間、胸にわっといろんな思いがこみ上げる。
可愛くて優しくてきれいで素直で格好良くて強くて、そしてどうしようもなく鈍感なステラ。
名前の通り、自分で星のように輝けるステラ。でもあたしはそうじゃないんだ。
そのことをきっとわかってくれないステラ。
そんなステラを一瞬嫌いだって思ってしまう。そんな自分がまた情けない。
胸の中がどろどろであふれた時、涙が自然にこぼれていた。
「え……あたしなんか酷いこと言った?」
うつむいて涙を流すあたしをみて、ステラがおろおろする気配が伝わる。
あたしの髪はそのころ手入れもせず伸ばしっぱなしの酷い状態だったから、うつむくとステラのことは声や雰囲気で察するしかなくなる。
鼻をすすって、ハンカチで目元をこする。
「ごめん、泣くほどいやだって思わなかった……」
消沈したようなステラの声が聞こえた。
情けなさでいっぱいのあたしは顔を上げて、むりやり笑った。さぞかし微妙な表情だったと思う。
「あたしこそ、ごめん。ほんとに……」
その時のグリンピアには数年前のヒットソングをアレンジしたインストルメンタルが流れていた。そのことはいまだにしつこく覚えている。
あたしの表情と同じくらい微妙な間を打ち消すように、ステラが笑った。
「なあ、来週はあのフェアリーなんとかってスポットに行ってみようよ。結構面白いって評判だし、うちらもうさすがにリルファンタウンって齢でもないじゃん」
「うん、そうだね……」
私も笑った。
その日が二人でリルファンタウンで遊んだ最後。ていうか、あたしがリルファンタウンに立ち寄った最後の日。
かといってステラと一緒にフェアリーテイル・ハイに遊びに行くこともなかった。
あたしはそれからしばらくして、どうにもこうにも学校へ通うことそのものが困難になってしまい、親と学校をまきこみながら試行錯誤した末に‶月夜の森″に通うことになった。
ステラとのメッセージは意識して絶った。
学校へおいでよ、一緒に遊ぼうよ、そんな内容が察せられたから開けなかった。
ステラからのメッセージが届いた結果だけをスマホで確認していたけれど、それも辛くなって見なくなる。そのうちステラからのメッセージは届けられなくなった。
そうして数か月かけて周囲の人間関係をリセットしたあたしは、魔女学校の新入生として新たなスタートを切って今にいたる……というわけ。
「センパイ、なんですか、それ? 話聞いてると勝手に先輩がお友達に距離を感じて勝手に関係を絶っちゃっただけですよね? お友達は全然悪くないじゃないですか! ポンコツもそこまで度が過ぎると犯罪ですよ!」
あたしの昔話を聞いたソラミちゃんの感想がこれだ。呆れた目つきというオマケ付きでバッサリ切り捨てる。
ソラミちゃんらしく、なんの容赦も手心もなかった。いっそ気持ちがいいくらい。
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