山月記の夜に3

 橋の一番手前にある和菓子屋の暖簾をくぐると、七瀬と同じ歳くらいの少女が、明るい声で出迎えた。カウンターの奥に立っている彼女は、ガラスケースに置かれている商品を指差す。


「新商品の、こしあん団子チョコチップ入りはいかがですか?」

「……普通のこしあんの団子、三本入りのを下さい」

「待て文月、お前そのお金……」


 御厨が制止の声を上げる前に、彼女が「かしこまりました!」と包装紙を取り出して、団子が三本入った容器を包んでいく。楽しそうに接客をしている彼女を止めるのは憚られ、御厨は大きく溜息を吐き出しながら財布を取り出した。

 丁寧に包んで、手提げ袋に入れてくれた彼女へ、文月が質問をし始める。


「あの、連続殺傷事件の話をお聞きしたいのですが」

「え? えっと、警察の方ですか? お話なら今朝……」

「いえ。綴者です」


 正直な職業を口にした文月へ、少女は「テイシャ……?」と繰り返し、首を傾けた。詳細を説明するのは面倒と判断したのか、文月はそのまま問いだけを重ねる。


「ここ一週間で姿を見かけていない知人はいますか? それと、山月記という作品を最近目にしたことは?」

「山月記?」


 食いつくような鸚鵡返しに、文月は僅かだが目を大きくした。カウンターに身を乗り出した少女も、同じように瞼を持ち上げていた。

 文月の隣で、御厨が彼女へ金を差し出す。彼女はそれを受け取って、団子の入った手提げ袋を御厨に渡しながら、辿った記憶を唇から零していった。


「えっと、よくここに来てくれる、四ツ木よつぎさんという男性のお客さんがいるんです。絵描きさんなんですけど、二週間前くらい、すごく悩んで、苛々もしていて。私、アルバイトみたいな感じで週に三回母の手伝いをしているだけだったんですけど、四ツ木さんとはよく会っていたし、何回も話していたんです。だから、力になりたくて色々考えて」

「もしかして、それで山月記を渡したのか?」


 取り乱しそうになる心を無理やり落ち着けて、なんとか早口で語っている少女に、御厨が言った。彼女は数度、頷き返した。


「学校で、山月記を習ってて。四ツ木さんと李徴って少し似てるように思えたので、ほら、共感出来る相手がいたりすると、少し元気出るじゃないですか。だから、教科書の山月記のページを……教科書って印刷しちゃダメだと思うんですけど、印刷して四ツ木さんに、良かったら読んでみて下さいって渡したんです」

「四ツ木さんはここでは読まなかったんですか?」

「は、はい。後で読むよって、疲れたような顔で笑って、持ち帰りました。っあの!」


 再び、ずいと顔を寄せられ、その勢いに気圧されるよう、文月は身を少し後ろへ傾ける。動揺塗れの瞳が、ほんのりと潤んでいて、感情的な胸の内をありありと見せ付けていた。


「連続殺傷事件を起こしてるのって四ツ木さんなんですか? どうして? お母さんを刺したのも、優子のお父さんを殺したのも、四ツ木さんなんですか? あの人優しくて、私に絵を教えてくれたり、ホントに良い人なんですよ!?」


 矢継ぎ早に疑問符を投げつけられ、文月も御厨も、彼女が声を止めるまで言葉を呑み込んでいた。叫んだ彼女がカウンターから体を離して「ごめんなさい」と小さく呟く。その謝罪は今の、怒鳴り声に似た叫びに対して、だけではないのだろう。

 御厨が彼女を気遣って声を掛けようとしたが、それよりも先に、文月が静かな吐息を落とした。


「聖譚病、という病をご存知ですか?」

「せいたんびょう……?」

「特別と思える書物に出逢った時、突然意識を失い、寝たきり状態になるんです。それから暫くすると、譫言うわごとでその作品を朗読し続ける。四ツ木さんは今、その病に罹っています。ですが彼は恐らく、睡眠時遊行症でもあるんですよ。本来寝たきりとなる聖譚病患者ですが、その睡眠時遊行症の影響で、彼は眠ったまま歩き回り、無意識下で人を傷付けてしまっているんです」


 わけが分からないと言いたげな顔をしながらも、彼女は文月が説明してくれたことを理解しようと、単語一つ一つを小さな声で復唱していた。

 乱雑としていた頭の中がようやく整理されたのか、少女はじっと文月だけを見ていた虹彩をカウンターの上に下げる。


「でも、それってやっぱり、私のせい、ですよね。ごめんなさい。私が、四ツ木さんに山月記を渡したから……」

「何が悪いか、誰のせいかなんて、考えなくて良いと思いますよ。原因というものはどこまでも辿れるんです。延々と続く道を辿るのは疲れるだけでしょう。長い道の中で何に目を付けて立ち止まるかなんて、人それぞれなんですから」


 顔を上げないまま、でも、と掠れた声を溢れさせた少女に、文月は仕事時の優しい笑みを浮かべたまま、言葉を続けた。


「貴方が自責の念を抱えたまま立ち止まるとしても、少なくとも私は貴方を責めませんし、四ツ木さんを責めるつもりもありません。重なった偶然に苦虫を噛むだけです。まあ、つまり……貴方や四ツ木さんを責めない人間がいるということを、覚えておいてください。それだけできっと――先程の貴方の言葉をお借りするなら、『少し元気が出る』と思いますよ」


 暖かさだけに包まれた声が、少女の顔を引き上げた。泣き顔と笑顔が入り混じった表情で、彼女が返したとても小さな「ありがとうございます」という言葉は、尻すぼみに消えていく。


「こちらこそ、ありがとうございました」


 少女にただ一言を渡して、文月は店の入り口へと歩いて行った。黙って二人のやりとりを見ていた御厨が、視界から消えた文月の後に慌てた足取りで続いた。

 店を出るや否や、文月は手にしていた薔薇の花束を、御厨の眼前に突き付ける。強めの香りに眉を寄せた彼へ、文月が尋ねた。


「四ツ木、という男の身元は?」

「四ツ木さんっつーと、七瀬ちゃんの家の先の、横断歩道を渡って少し歩いた所にある家だな。四ツ木さんには奥さんと娘がいる」

「そうか……行こう」


     (二)


 四ツ木雅也まさやという男は印刷会社に勤めていたものの、職場での人間関係が上手くいかず、娘が生まれて数年経った頃に退職したという。それから別の仕事を探して、就職活動に勤しんだが、どこにも採用されることなく、絵を描くようになったそうだ。学生時代から美術の成績が良く、何度か受賞もし、美術大学も出たという彼は、自身に出来ることで稼ごうとした。彼の妻は毎日働いて稼いでくれており、彼女は「稼がなければ」と必死になる彼に、ゆっくりで良いから無理はしないでねと優しく言っていたようだ。

 しかし、働きに家を出る妻の姿や、まだ小学生の娘が家事をしてくれている姿を見て、彼は罪悪感と劣等感を胸の内で膨らませていったのではないだろうか、と、彼の妻は語った。それらが大きくなりすぎて、家を飛び出したのだろう、と。

 訪れた家でその話を聞いた文月と御厨が、茜色に染まった帰路を辿る。四ツ木の妻によると、二週間ほど前に家を出てから彼の姿は見かけないし、帰ってくる様子もないらしい。暫くそっとしておいて欲しいのではないか、と思った彼女は、夫の捜索願を出してはいないようだった。

 沈んで行く夕陽を眺望する文月は、とても険しい顔をしていた。一筆したためる前の文月は普段よりも鋭い瞳をしているが、今日は御厨が見たことのある彼の瞳の中で、一番と言って良いほど雰囲気が刃に似ている。


「文月」

「御厨」


 互いの名は、見事に重なり合った。団子でも食うか、と笑って言うつもりだった御厨は、彼の真剣な面持ちと向かい合って、何も言えなくなる。

 文月の言葉の先を促すような空気を、彼自身感じ取ったようだ。彼は、御厨が何も言わずとも正面に向いて、道の先にある洋館じみた建物を見据えていた。


「俺は夜までに贋作を書き上げる。出来る限り真作よりも短い話にするつもりだ。患者の意識は眠っていても、その身体が動くのだから、長い話を朗読して聞かせている暇は無い」

「あ、ああ、そうだな」

「だが、短編にしたとしても、俺は片腕しかないからな。原稿を持って読むだけで精一杯だ。だから今夜、君は、死なない程度に俺の盾になってくれ。勿論、命の危険を感じたらすぐに逃げろ」


 御厨は、自身の目前に切っ先が迫る場面を想像してみた。それはもう、どれほど大切なものが目の前にあっても逃げ去りたいくらい、恐ろしい瞬間だ。文月にこう言われなくても、御厨は逃げ出す自信があった。

 だが、逃げる己の姿を思い浮かべて、ほぼ息に近い声で「カッコ悪ぃ」と零した。苦笑しながら文月に言葉を返す。


「俺が逃げたら、お前はどうすんだよ」

「決まっているだろう。この口が動く限りは、患者へ贋作を読み聞かせる。俺は自分の仕事を投げ出さない主義なんだ」

「へぇ、じゃあ俺もその主義を真似するぜ。護衛役、任せときな」


 虚勢でもなんでもなく、文月は心からそう思っていて、実際にそうするのだろうなと、御厨は感じていた。患者の為なら命をも捨ててしまいそうな文月と、何に代えても自分の命を守りたい俺は、どちらがカッコいいだろう。頭に浮かんだ疑問に、御厨は人知れず笑みを浮かべる。

 きっと、人として正しいのが自分で、そうではないのが文月だ。けれど美談の種にされるのは文月の方だろう。そこまで考えて、御厨の思考は止まる。

 胸の奥底に沈めていた、文月に対して抱いている感情。それが、無意識下で溢れ出していた。数刻前、四ツ木の家で聞いた言葉が御厨の脳裏を掠める。唾を飲み込んで、それと一緒に、込み上げてくる感情を下へ下へと流し込んだ。


「では、零時に君の店の前で……――御厨?」


 視界が、狭まって黒ずんで行くように感じていた御厨は、目を瞠った。気が付けば、文月の家の前まで来ていて、彼は玄関へ続く石階段の一段目に片足を乗せていた。こちらに振り向かせられた涼しげな顔が、御厨の唇を震わせる。

 涼しい顔をして何だってこなしてしまう彼――そう思ってすぐに胸中で否定した。彼も人並みに苦悩し、葛藤し、取り乱す。それを、傍で見てきたから知っているはずだ。しかしそれ以上に御厨は、誰かを救おうと真っ直ぐに突き進む彼を知っている。そんな彼は御厨にとって尊敬の対象だ、というのに。


「あ、ああ。分かった」


 不自然に掠れたような声が、ちょうど通りかかった自動車の音に掻き消される。車が遠ざかり、互いに静黙としたまま固まっていると、文月の右手の中で花束のビニールが潰された。

 何か、怒号に似たものが放たれると直感した御厨だが、それは外れる。文月が最後に見せた顔は、困ったような微笑だった。


「……あ」


 文月の背中が扉の向こうに消えて、どのくらい経った頃だろう。御厨は、手にしていた団子の手提げを彼に渡し忘れていることを思い出し、玄関をノックしようとしたが、結局踵を返していった。

 扉の横にある窓から御厨を見送り、文月は廊下を進んで行く。持ち上げた手を自身の頭に近付けて、そっと体の横へ下ろした。その手に花束が握られていなかったなら、頭を掻き毟っていただろう。彼の身体中で渦巻く苛立ちは内側だけに止まらなかったようで、室内に響く足音が暴力的だった。

 真っ暗な部屋の電気を壁のスイッチで点けて、いつものテーブルに花束を投げ置こうとした文月は、動きを固めた。七瀬が、出窓の傍の椅子に腰掛け、卓上に組んだ腕の中へ顔を埋めて寝息を立てていた。家に送った彼女はあの後再び、ここに来たみたいだ。

 彼女の前には、海苔の巻かれたおにぎりが三つ、ラップが掛けられて置かれている。普段おにぎりすら作ることがないのか、その形は不恰好だ。文月は自然に笑みを零してしまった。出窓に花束を置き、七瀬の傍に立つと、彼女の肩を優しく揺さぶる。


「七瀬」

「ん……?」


 どうやら眠りは浅かったようで、彼女の瞼はすぐに持ち上げられた。それでも眠そうな目のまま、彼女は「お姉ちゃん?」と呟いてから、はっとしたように上半身を起こした。


「ふ、文月先生……なんで?」

「それは俺の台詞だ。何故君は、またここに来て、しかもこんな所で眠っている? 風邪を引くぞ」

「そっか、寝ちゃったんだ……。文月先生、私、家から教科書全部持ってきたから! 明日から、勉強、教えてください」


 台所に向かいながら文月は、その手前の本棚に、開かれたキャリーバッグが置かれているのを認めた。中身は何冊もの教科書だ。苦笑してから、台所でカップを二つ用意し、湯を沸かし始める。


「君の学校は、何時から何時まで授業をしている?」

「え? えっと、六時間授業の日だと、九時から、十四時ちょっと過ぎくらい、までだった気がします」

「分かった。じゃあ明日から、それと同じ時間、教鞭を執ろう。時間割は君の好きなように組むと良い。ただ、一週間に全教科一時間以上は入れること」


 はーい、という声を耳にして、文月はカップに湯を注いだ。七瀬のものにはスティックシュガー二本分の砂糖を溶かし、牛乳を少し加える。台所の下の棚から盆を取り出して、そこにカップを二つ載せたら、右腕で抱え込むように盆を持って、七瀬のもとへ行った。

 テーブルの前まで行くと、彼女が慌てて謝罪をしながら、盆の上からカップを奪う。文月は盆を足元に置いて、彼女の向かい側に腰を下ろした。


「別に、君が謝る必要はないだろう」

「だ、だって文月先生、火傷とかしたら大変じゃないですか!」

「大丈夫だ。七瀬、君がコーヒーを飲んだら、君を家まで送る。それは後で夜食として頂こう」


 顎でおにぎりを指してから、文月は砂糖も牛乳も入っていないコーヒーを一口飲み、今座っている椅子の後ろの、壁に立てかけられているアタッシュケースに手を伸ばした。足元でそれを開いて、原稿用紙とガラスペン、インクを取り出す。

 贋作を認めようとした文月の耳を、七瀬の明るい声が撫でた。


「文月先生のガラスペンって、綺麗ですよね」


 インク瓶に差し込んだガラスペンを、文月は、改めてまじまじと見つめた。白藍で染まった硝子。その中に、白く長い楕円のような模様が三つあり、その内側あたりに短めの楕円が三つ。六枚の花びらの如く、首軸から胴軸へ向けて広がっている。

 インクで穂先を色付け、文月は口元を綻ばせると、原稿用紙に文字を書き始めた。


「待雪草の花弁のようで、気に入っているんだ」

「マツユキソウ?」

「スノードロップ、と言えば分かるか? 白く可憐な花だ。希望という花言葉を持っている」

「へえ……本当に素敵ですね! スノードロップかぁ……後で調べなきゃ」


 明るく、大きな声で話す七瀬は、文月の筆を止まらせる。人と会話をしながら文章を書くことが、文月は苦手だ。しかし、彼女に喋るなとは言えない。書いている様を見るなとも、口に出せない。文月の視界の端で、彼女が目を輝かせてガラスペンの先を見つめていたからだ。

 集中出来ないからといって、ペンを置いてしまうことも、文月には出来なかった。今夜四ツ木に読み聞かせる為、時間がない。

 四ツ木と山月記をどう絡ませて、どのように短く綴るか。その構想が頭の中でしかと組まれていても、平静を繕った文月の顔は度々懊悩に歪む。出窓の向かい側の壁に掛けられている時計が、いつの間にか静まっていた室内で時の刻みを高らかに告げていた。

 初めから終わりまで書き上げたかと思えば、文月はそれを横目に見ながら、また一から書き始めた。書き写しているわけではなく、それを下書きに、より細かな描写などを加えたり、下書きにはなかった場面を加えたり、不要と判断した部分を削って、また少し違った贋作を書いていく。

 椅子が引かれた音は、この場だととても大きく響いた。文月が顔を上げると、七瀬が席を立っている。手には、空になったカップが握られていた。


「洗って片付けたら、帰りますね。文月先生忙しそうだから、一人で帰ります」

「いや、外はもう暗いんだ。榊田さんも心配するだろう。送らせてくれ」


 水音に耳を傾けながら、文月はペン置きにガラスペンを乗せる。まだ半分以上入っているコーヒーを一口飲み、それをそのままにして立ち上がった。カップを洗い終えた七瀬が戻ってきたのを確認すると、文月は彼女の傍に寄って、セーラー服の袖を軽く引っ張る。そうして廊下へ向かう文月に続き、彼女は戸惑ったような声を出した。


「あ、あのっ、別に私、逃げ隠れたりしませんよ?」

「君がもし攫われでもしたら、榊田さんに合わせる顔がないじゃないか」


 文月の呆れ声に、七瀬は、控えめに袖を引かれている意味を理解する。肌には触れられていないから、体温は勿論伝わってこない。けれども七瀬の心は少しだけ、温かくなった。

 玄関から外に出て、七瀬は文月に訊いた。


「贋作を書いているっていうことは、今日の夜とか朝に朗読するんですか?」

「……さぁ、どうだろうな」


 少しだけ冷たい風が頬を滑って行く。暗がりの中で見上げた空に、三日月が掛かっていた。七瀬は、瞳に月光を宿したまま、ローファーを鳴らした。


「山月記、なんですよね。今回の聖譚病患者の、聖譚って」

「ああ。……山月記という題名は、作中で李徴が詠む詩の中の『此の夕べ渓山けいざん明月めいげつに対し』という一節が由来になったと言われている。作中での山と月は、山が李徴の獣を、月が李徴の人間の心を表している、と言われることが多いような気がするな」

「そうなんですか?」

「そう聞いたことがあるだけだ。作中の何が何を表しているか、という考えは、人によって異なることが大半だ。そしてその十人十色な推測のどれもが、様々な想像に繋がる種子の一つだ。君が何かを読んで自分なりの解釈をしてみたら、そこから更に想像を広げ、君なりに作品の深みを見つけてみると良い。……こう考えると、読書は採鉱に似ているな」


 新発見だ、と呟いた彼の表情が微かに輝く。七瀬の瞳の中でその横顔が子供っぽく見え、楽しそうに続ける彼を、七瀬もまた楽しそうに見つめた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る