第2夜:VSシキ ②

〜続き


シキ:あんまり関係ないんですけど、「半分の月がのぼる空」っていう電〇文庫から出ている小説が好きでちょっと使わせて貰いました(苦笑)

映画化もしたので調べたら出てくると思いますよ。


魔女:しきちゃぁは色んな本を読んで良いところを上手く取り入れている印象です。

色んな文体が書けるし、羨ましい限りです( ´・ω・`)


シキ:気分で文体が変わるのでシリーズを書くと途中途中ガラッと変わることが(苦笑)

1人の主観視点で書くのが楽で助かるんですよねぇ。


魔女:一人称、難しくないです……?

わたくしは三人称の方が楽です。そこはしきちゃぁとわたくしの違いかしらん。


シキ:三人称だと誰かの考えを書く時に文体で悩むので苦手ですねぇ。

一人称で1人の視点を書いて、気が向いた時に別の人の視点で書くのがわかりやすいんですよねぇ。


魔女:わたくしは描写を詰め込める三人称の方が楽だし書きやすいですね。

文章が重いんですよ、自覚してますが(苦笑)


シキ:描写が苦手ですからねぇ。

それも魅力の1つだと思いますよ?


魔女:疾走感のあるバトール!とか、テンポの良い掛け合いとか!そういうのはすごく苦手です。自覚してます( ´・ω・`)


シキ:描写を濃く書くのが苦手で一人称になるんですよねぇ。


魔女:最初はわたくしもそうでした!しかし!描写を詰め込むようになると!三人称の方が楽だと思うようになるんですよ……!


シキ:それと一人称だとその話の主人公を決めやすくて。


魔女:それは……確かに!

わたくしの書く物語は全てのキャラが主人公クラスでそれ以外居ない気がします(苦笑)

主人公はタナトスと魔女王のはずなのに、鬼桜さんやらハーデスやら……嗚呼、キャラが濃いんですね……


シキ:鬼桜さんとハーデスさん濃いですからねぇ。


魔女:しきちゃぁに倣ってわたくしも裏話をしますが、鬼桜さんもハーデスもタナトスも零も、リアルにモデルがいます。


シキ:それはなんとなく察してましたね。

キャラが立ちすぎてて。


魔女:魔女王だけ居ないのかな?うーん、なんと言うか、わたくしの周囲はキャラ濃すぎですね(苦笑)


シキ:私のとこは好きな本のキャラクターとの混合が多いですねぇ。


魔女:ナナキちゃんは自分で、アスラはハーデスに近いですし……あ!アラストルちゃんだけ実在モデルがいませんよ!いま気付きました!


シキ:その割に目立つキャラですよね(苦笑)

賢者の石盗まれて怒ってましたし。


魔女:1番の不遇なキャラでもあるんですよ。


シキ:よくよく考えたらアラストルちゃんいないと詰んでたことすらあるのに……目立たない不遇……


魔女:ちょっとだけネタばらしすると、あの世界で1番可哀想なのはアラストルちゃんなんですよ。

【到達者】なのに【鬼】にはなれないから、ハーデスを助けたくても助けられない、だから、アラストルちゃんは【※重要なネタバレの為編集済 】


シキ:わぉ(苦笑)


魔女:最終的なシーンは既に頭の中に出来ているんですよ、でも、そこまで飛んでいけないからツラいんですけど( ´・ω・`)


シキ:完結を決めているのにそこまでの道筋を迷うあるある(苦笑)


魔女:これは創作者全員に言えることだと思うんですが、上手くピースが嵌らなくて筆が進まなくなるあるある(苦笑)


シキ:ありますねぇ(苦笑)


魔女:真理篇や閉鎖世界がまさにそれで、実は完結するまで年単位の月日を要しています( ´・ω・`)

自分で作った設定に苦しめられるあるある(苦笑)


シキ:実は図書館シリーズに……【※編集済】


魔女:栞さんがんば……


シキ:まぁ、次回栞さんがあれやこれやです。


魔女:なるほど、では時間的にも良い頃合なので、しきちゃぁに質問して締めることにしましょうか。


シキ:どぞどぞ。


魔女:『何かや誰かが犠牲にならないと成立しない世界』は正しいのか?

まぁ、要はわたくしの書く本編、あの世界は魔女王が犠牲にならないと成立しないという大前提がありますが、それが果たして正しいのか?ということですね。


シキ:正しくもあり、正しくなくもある、ですかねぇ。

結局は人の視点で変わりますよ、と。


魔女:一概に【良い】とも【悪い】とも言えないところを命題にしちゃってますからね(苦笑)

しかしその命題を上手く捌けるかはわたくしの技量次第……!


シキ:ふぁいとー、です。

うちは栞さんに頑張って貰えば大抵のことはどうにかなるので(苦笑)


魔女:ウチは鬼桜さんが動くと事態があっという間に解決してしまうから……あのひとリアルチートだから……安易にそうならないように出来るだけ避けてます(苦笑)


シキ:えろいのをどうしようか迷ってます(苦笑)


魔女:わたくしも頑張って書きましたから!しきちゃぁのも楽しみにしてます!


シキ:全く新しいキャラでやるかシリーズのキャラでやるか……

シリーズのキャラでそういう関係になりそうなのがいねぇ……


魔女:【※編集済】(ボソッ)


シキ:あの朴念仁は【※編集済】


魔女:アアアァァ( °∀°)ァァアアア


シキ:なして恋愛のレの字もないようなキャラになってもーたんや……


魔女:※注 作者はしきちゃぁである。


シキ:キャラに振り回されるのは作者の宿命!(謎の覇気)


魔女:確かに……!


シキ:だってあれですよ?【※編集済】で【※編集済】ですよ?


魔女:でもそれは【※編集済】だからでは?


シキ:ところでさっきから出てる【※編集済】ってなんですか?


魔女:それはですね、今後の読者さんへのわたくしなりの配慮というかことわりというか(苦笑)

折角の対談ですが、ネタばらしばかりになるのも面白くありませんからね。


シキ:【※編集済】、【※編集済】!

……なるほど(苦笑)


魔女:しきちゃぁの書くえろいのを楽しみにしてます!(良い笑顔)

そしてこの勢いならえろいのが先に上がりそうですね。良いことですふふふ。


シキ:むしろここまでしないと動きそうにない【※編集済】、うーん、なかなか面白い仕様ですねぇ。


魔女:さて、そろそろ良い時間ですね、長々とお付き合いありがとうございました。とても楽しい時間でした。また機会があれば宜しくお願い致します。


シキ:いえいえ、こちらこそ楽しかったですよー、ありがとうございました。




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