全ての流れはこの手の中にある
館 伊呂波
The prelominary
参戦キャラクター紹介(追記&修正)(弱点追記)
◇基本設定◇
名前 ブラック・ヒーター(役職就任時に変更)
本名 クロツグ・アマグモ(親しい人からはこっちでよく呼ばれる)
作品 黒白のパラドックス(主人公)
身長 180cm
年齢 20才
髪型 耳を隠すくらいまで伸ばした整った黒髪
顔 目は黒、そこそこ整っている。常時真顔
体型 痩せ型でほっそりとしている
服装 上下黒の服に黒いマント(下記詳細)、いかにも魔法使いらしい格好
基本スタイル 右手に剣、左手に大杖を持って戦うことが多い
よく言う言葉 「そうか」「どうでもいい」「邪魔だ」
一人称「俺」
二人称「お前」(敬意を持てる人には丁寧になる)
役職 聖賢者という魔法使いの中での最高権力者
国際裁判所の裁判官
◇性格◇
おっとりとして優しいが、その顔に一切の表情は宿らない。しかしそれは彼が感情を封じ込められたからであり、心や性格は存在している。ただしその性質上、味方であろうと敵であろうと秩序を乱すものに容赦ない残酷な行動を行うことも少なくはない。
◇経歴◇
・三歳の時家族を殺され、世界を創造した神の一柱であるエルティナの元に引き取られた。(天界の裁判所に移動)
・その後、契約として神の力を注ぎ込まれながら神を殺すための兵器として作られていき、また表の顔として裁判官とも育てられる。
・しかし時は一転、この事実を知った地上にある賢者の塔(魔法使いの集まる総本地)に連れ去られ再び地上で暮らすことになるが、エルティナとの契約は続けられたため、天界とを行き来することになる。
・魔法はその当時の聖賢者タンゲリンによって数十万は軽く超える量の魔法を九歳までに全てたたき込まれる。
・現在は聖賢者及び裁判官となり、両方の世界でその使命である、世界の秩序と安定を乱すものの殺害(人でも神でも転生者でも)や、時折戦乱が激しくなれば地域をまるごと消し飛ばしたりしている。
◇装備及び武器◇
無限夜のマント
・エルティナの力が込められた彼が常に身につけているマント。大きさは自由に変えられ、マントに当たった攻撃の無効化や無限収納機能などを持っている。
三杖ドルドロス
・タンゲリンから勝ち取った秩序の台座と呼ばれる武器の一つ。どんな攻撃を受けても傷つくことはなく、この杖で魔法を放てばありとあらゆる相手の変化を全て打ち消すことが出来る。(パフ、デバフ、加護、状態、再生や攻撃無効などの継続状態、固有能力による変化など)
七剣フィリアス
・ブラックが持つ秩序の台座の武器の一つ。どんな攻撃を受けても傷つくことはなく、逆に相手の武器を壊すことが出来る。しかし剣が認めた主人以外が持つと、魂を奪うという呪いを持っている。
九書
・あまりに悪用されることが多かったため、聖賢者が持つことになっている秩序の台座の武器。天・雷・地・炎・闇・光・木・水・氷の九つの属性魔法の究極魔法がそれぞれ記されている。
オルティウスの証
・聖賢者の証とも呼ばれ、これを持つものは聖賢者として認められたことになる。とあるものを維持する力を持っているが、それは不明。
◇能力値◇
・魔法の練習ばっかりしていたため体力はそこまで無いが、剣を扱うくらいには鍛えている。
・魔力量と魔法攻撃力、魔法耐久については通常の魔法使いの数万倍以上とみられており(測定不能だった)、エルティナ曰く魔力量だけは彼女さえも超えているらしい。
・素早さは走るだけなら普通だが、魔法を使うといくらでも早くなれる。
・命中率は良い方だが、外したところで全体攻撃や威力を高くした技で代用できる。
◇異常能力◇
超過多重魔法使用
・本来は人の脳の容量的に同時に二つまでしか魔法は出せないが、それ以上に出せる人のこと。ブラックは確認されている現在同時に23まで扱える。
全属性適正
・人が必ず持っている魔法に対する適正だが、それらの全てに適性がある人のこと。世界に十人いるかいないかほどの希少さである。
◇特殊能力◇
妖力:「流動操作」
・聖賢者になれる家系が持つ妖力は、事象を変化させる魔法に対して、理に反して覆す能力を持っている。ブラックの場合、ありとあらゆる全ての流れを操ることが出来るが、使った後は世界を歪ませてしまうこともある。(時の流れ、空間の流れ、人の流れ、思考の流れ、魔法の流れ、力場の流れなど様々)
・効力は絶対であり、うまく使えば時を止める能力を持つ相手にも勝てたり、その場から動かずとも全ての攻撃を跳ね返すことも出来る。
・特に時の流れは、戻したりするわけではないので相手を退化させたり老化させることは出来ないが、光よりの早さよりも早くしたり、光が止まって見えるほどゆっくりとした時間に変えたり出来る。
神力:「絶対王政」
・エルティナから授かった力。絶対的な効力を持ち、相手を自分の思い通りに動かすことが出来る。その規模は星に住む生き物全てを操れるほどだと彼女はいう。
則力:「真偽裁定」
・エルティナとは別に、神マアトと契約したことにより得た加護の力。相手の心の奥底を読み取り、内側の声を聞くことが出来る。
鬼力:「鬼神の力」
・かつてエルティナと対立していた、世界を想像することが出来るほどの力を持った鬼神の片割れ。裁判所の本来の目的はこの鬼神の力を埋め込んで封印することだったが、ブラックに適性が出来てしまい、彼がその力を発揮すれば軽く大地が焦土化する羽目になる。
※詳しくすればキリないので、こんなものもあるのだと知っておくだけで良いです。
◇特殊魔法または固有魔法◇
月閃一葉
・七剣フィリアスを使った特殊魔法。相手を闇の中で動けなくし、三日月の軌跡を描くように斬ることからこの名が付けられた。七剣フィリアスの性質上、人や神に対しては一撃必殺の即死級攻撃となる。
流星群
・ブラックの持つ魔法の中で最大級の威力を誇る魔法。空中にある魔力を全て固めて地上に落下させる魔法で、見た目からしても超巨大な隕石がたくさん降ってくるようであるからこの名が付いた。エルティナがブラックを操って実験したとき、半分以上の力を使わなくても星が一つ消え去ったという。
完全統制制御(オーバーマルチコントロール)
・昔の聖賢者が開発した魔法だが、現在はブラックしか使えないため実質的に彼の専用魔法となっている。周囲にいる全ての人間の情報を管理し、データとして頭の中に組み込む。(視覚や聴覚などその人が感覚として捉えているものも情報として見れる)
呪脳反撃符
・相手に直接以外の方法で自分を視られたとき、自動的にその相手の記憶を消したり臓物嘔吐、原子分解などの一級呪いを掛ける魔法。
運命のパラドックス
・ブラックの持つ力のうち、未だ解明されておらず最も難解な固有魔法。ブラックの意思があってもなくても発動し、深い傷を負ったときや、即死攻撃を受けたときにその攻撃を回復効果として変換する魔法であり、それは首を真っ二つにされようが、心臓を貫かれようが、彼を死なせることなく守り、その刃が抜かれたときにはすでに治っているほど。
・エルティナが解明しようとしているが、彼女でさえ不明であるといい、原子ごと存在を消す消滅魔法の中でさえ耐えてしまうほどである。
・今のところ弱点らしい弱点は見つかってないが、ブラックが他の水魔法が使えなくなるほど容量を取っているので、一説に寄れば水魔法の真髄なのではないかとも考えられている。
◇追記◇
・運命のパラドックスは魔法でありながら、どのような力やエネルギー、物質などにも優先して発動されるため、まず発動しないことだけはない。
・また攻撃を受けて余剰に回復した分は自分の攻撃手段として使うことも出来、相手の攻撃を自ら受けて回復と反撃を行なうことも出来る。
・魔法は属性魔法と定義魔法があり、属性魔法は九つの属性の一~二十階級+究極魔法が存在し、定義魔法はそれ以外となっております。
◇負ける可能性◇
エルティナが任務達成による強制送還
・エルティナの使命によってやってきたことになっていますので、彼女が自分の求めるものを達成したとき自然と帰ることになるでしょう。
論述的撤退
・ブラックは感情がないために、論述的思考を持ち合わせています。彼に意味の無い行為だと論破すれば帰ってくれるかもしれません。ただし、言葉もかなり強い方です。
◇作者コメ◇
・すみません、実はこれまだ予定している能力の三分の一くらいなのですが、これ以上書くとあとあとの小説でのネタバレになってしまいますのでこれでご容赦を。
・それと大分チート技を持っているように見えますが、チート技なのは妖力だけで、それ以外は理にかなった力となっています。
・やばい、負ける可能性を示唆しておこうと思ったけど思いつかない……
◇全能力を使える状態と仮定したときの弱点(どうにかしてでも戦いで勝ちたいという人のために)◇
・ブラックは相手の情報も知り得れば、ほぼ再生に近い能力やいろいろと操ったりするチート能力さえも持っているので、一見ほぼ倒すのが不可能見えてしまいがちです。(死ぬこともまず無いので)
・ですが元の身体は人間、いろいろ改ざんされながらも思考は感情がないだけで人として為り立てます。
・そこで抜け目となる点(ヒント)をいくつか追記しておこうと思います。
1、彼は相手の情報を見た中で必要最低限で勝てるとまず考えます。その上で重要なのが妖力は彼の倒せない相手に対する切り札みたいなものなので、最初から使ったりはしません。
2、ブラックは死ぬことはないと言えど気絶はします。それは体力を削りきられた場合と魔力が完全枯渇した場合になりますが、制限時間のある中で彼の魔力を削りきるのは難しいでしょう。なので大けがをさせないように弱い攻撃で低い体力の方を削るのが最適です。(ただし、守りは非常に強固なのでそれまでの力加減は必要となります)
3、多分作者様が攻勢に出るに当たって困っているのが一番多いのが、三杖ドルドロスでしょう。杖から放たれた攻撃を食らえば全ての変化がなくなってしまうので。ですがそれは所詮武器による効果、ブラックが装備していなければ発揮されることもありません。どうにかして防御を突破して近接戦闘に持ち込むか、杖以外の武器で攻撃させるような手段に入るといいかと思います。
4、あまり語られていませんがマントも非常に強力です。追記となりますが、本質としてはぶつかった攻撃の威力や効果を束縛するというものであり、決して無かったことにするわけではありません。正面から堂々と突破を掛けましょう。
5、さらに接近戦となったときに彼が使うのは七剣フィリアスです。しかしどんな能力が込められていようと、この七剣は武器破壊を起こしてしまいますし、奪うことも不可能です。なのでこの場合は例え武器が壊れても魔法などで繋げたまま戦うか、避けながら戦うのが最適となります。
6、上記にはたくさんの能力などが書かれていますが、範囲が設定されている中で九書、鬼神の力、流星群は範囲または威力が高すぎて使えないので気にしなくて良いです。
7、ブラックには精神攻撃は効きません。感情もないので感情論で彼の意思を変えることは出来ません。ですが、心や性格は持ち合わせているのでそこにつけ込むことが出来れば戦術的撤退はさせられます。(呪脳反撃符があるので思考や体内を覗くなどは止めた方が良いです)
8、どこかで相打ちはした経験はあると書いたのですが、事実ブラックは作品の中ですでに一回倒れています。もしその条件が知りたいのであれば本作品の『心鬼一転の髪飾り編』にある、第43話「鬼神の力」にあるセリスの能力を視ていただければわずかながら参考になるかもしれません。
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