We are モジシャン
8月23日、朝。
町に文字化けが現れた。『壊』の、
手当たり次第に町を破壊する
これが
だがこの際、理由や原因などどうでもいい。重要なのは、今ここで、起こっていることだ。
暴れる怪人、逃げ惑う人々、壊れゆく町並み。
このままでは世界は崩壊する。
だがこの世界には、戦士が、平和を愛するヒーローがいる。
「随分派手にやってくれるな」
暴れる文字化けに近づく1人の影。
「てめえだけか?
「まあいい。次世代ドライバーは厄介だが……てめえ1体だけなら、俺1人で
「1人じゃありませんよ」
「どうやら、吹っ切れたようだな、
「はい。ご心配をおかけしました
「心配なんざしてねえよ」
「嘘つくなって
「……ちっ」
バツが悪そうな顔をする
「いくよ。
「変身!」
「変、身」
「変身」
――トメル! ハネル! ハラウ! レッツ、カキトリ!!――
――トメル! ハネル! ハラウ! レッツ、カキトリ!!――
――START WORDING――
同時に赤いボタンを押し、変身する3人。
赤、青、黒の戦士。彼らがこの世界のヒーロー、
「私、参上!」
「通りすがりのモジシャンだ、覚えておけ」
「……」
「ほら。仁さんも決め台詞決め台詞!」
「あ? んなもんねーよ」
「えー、ノリ悪いなぁ」
「無いんだったら、『ねえ、アンク。俺達も何か作ろうか』って言おうぜ」
「バカか。前見ろ、前」
モジシャン達もそれに立ち向かう。
『壊』の
それを理解していた3人は、敵の手に注意しながら戦う。
以前の『壊』との戦闘は、
そして
つまり。2対2の互角の戦いだった。
だが今回は
うち2人が左右の手に注意を払い、残った1人が背後から攻撃する。
3人はこの戦法を取った。
それは有効な手だった。
いくら
3人は着実にダメージを与えていく。
「あ、そうだ、
「あ? なんだ、こんな時に」
「さっき私のこと『
「それがなんだ」
「私の苗字、『
「……は?」
「なので今度から下の名前で呼んでください。苗字だと
「おい
「戦いに集中しろバカップル!!」
――START WORDING――
2人に説教しながら、『止』フォームにチェンジする
「おっ! そんじゃ俺も。大、変、身っ!」
――トメル! ハネル! ハラウ! レッツ、カキトリ!!――
「トトンファー」
「来い、ルピック!」
「おいでノガタナ達!」
トンファー、つるはし、2本の刀。それぞれのカタカナを呼び出すモジシャン達。
武器などお構い無しに、
「じっとしてろ」
「相変わらず『止』の力はすげーな」
「この隙にトドメを!」
『皆さん!』
意気込む彼らに、ドライバーを通じて
『調べた結果、
「了解っ。
「はい!」
「ああ」
――テンサク、フィニッシュ!!――
――テンサク、フィニッシュ!!――
――DESTROY ERASER――
必殺技発動の青いボタンを押す3人。
「必殺! 私達の必殺技……」
それぞれの武器にエネルギーを溜める。
「モジシャンバージョン!!」
そして
モジシャン達の必殺技を受けて、
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
登場人物情報が更新されました
・
19歳。中性
ミスコンで銅賞を貰えるほどの容姿を持つ。
彼氏持ち。
赤いモジシャンに変身する。
本当の性別で男で、『女』
そのうち苗字が
好きなライダーは、仮面ライダー電王(超クライマックスフォーム)
・
19歳。男性
青もしくはオーシャンブルーのモジシャンに変身する。
嫁が他の男に呼び捨てにされるのは嫌いなタイプ
好きなライダーは、仮面ライダーディケイド(通常形態)。
・
40代。男性
ワードカンパニー社長。
白のモジシャンに変身できる。
3人のモジシャンに倒される。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダー2号。
・
18歳。女性
ワードカンパニーの秘書。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーレーザー(バイクゲーマーLv.2)
・
40代。男性
黄金のモジシャンに変身する。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーデューク(レモンエナジーアームズ)
・
29歳。男性。
黒もしくは灰色のモジシャンに変身する。
『止』の能力は相変わらず強力
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーナイト
・
享年20歳。女性
マゼンダ色のモジシャンに変身した。
プロト
あの世から皆を見守っている。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーオーズ(ガタキリバコンボ)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます