3人のモジシャン
「邪魔を、するなぁ!!」
――START WORDING――
彼の黒い装甲が灰色に変わる。
やばい、と思う
しかしそう思うのは遅かった。
この瞬間から五分間、
――DESTROY ERASER――
動けなくなった
吹っ飛ばされる
衝撃が大きかったのか、彼の
そして
「
いや、少しは心配したが、
借りる。
「おい
しかし
「
「どういうつもりだ?」
彼女は
「変身!」
――トメル! ハネル! ハラウ! レッツ、カキトリ!!――
そして
マゼンダ色の装甲が
ゾンビはモジシャンになった。
「
何故、敵である
こっち側は戦えるのは
変身した
マゼンダ色のモジシャンが攻撃したのは、
見事な回し蹴りをネクロマンサーにお見舞いする。
「ふぅ、やっと自由に動けるようになったわ」
「ありがとうね、
「ええ。……『ドライバー貸して』で合ってますよね?」
「ビンゴっ!」
右手の親指と人差し指で丸マークを作りながら、明るい声で喋る
彼女はゾンビ状態でも、はっきりと自我を持っていた。しかし
つまり、
だが、
その力を使って
「
モジシャンの装甲で分からなかったがきっと喜びの涙を流していたに違いない。
長年夢見た妹の復活という願いが叶ったのだから。
「お兄ちゃん」
感動の再開。
「この馬鹿兄貴っ!!」
とても見事で綺麗なジャーマンスープレックスで、
「あの世でずっと見てたけどさぁ!」
卍固め。
「モジシャンの仕事ほっぽり出して、しかも
四の字固め。
「どうせ
パイルドライバー。
様々な技を兄にかけながら叫び続ける
クールな兄とは違い、とても活発な妹である。
彼女言うことは正しかった。
実は
だから
だから彼は
だから彼は
「それと私がいつ『生き返らせてくれ』って頼んだ? いつ私が墓石の前で『助けてくれ』なんて言った? お兄ちゃんの夢枕に出て『もう一度会いたい』なんて言った?」
「だが、
「俺は、何? 私のお兄ちゃんはそんな女々しい男じゃないよ! 私のお兄ちゃんは……」
コブラツイストを解除して
「私のお兄ちゃんは、強くて、かっこよくて、いつまでもくよくよしない、私の憧れのヒーローだよ。……だからお願いお兄ちゃん。私を生き返らせることに、躍起にならないで」
それは
そのメッセージを
マスクで隠れてはいるが、
もう安らかに眠っている妹を起こしたりしないという決意。
そんな感動の場面に、ネクロマンサー
「
「もちろんです!」
「ああ」
3人は戦闘態勢に入る。
そして
「今までいろんな
命を冒涜し、
ノガタナを左手で強く握る
彼女の怒りが頂点に達した時、不思議なことが起こった。
彼女の右手に、ノガタナとは別の刀が出現したのだ。ノガタナより刀身の短い刀、小太刀と言うのが適切な武器が出現したのだ。
新たなカタカナの出現に、
「さぁ、お前の罪を数えろ! 」
だが当の
2刀流になった
右左左右、長い刀と短い刀を振り回し、
しかし、それは間違いだった。
「え、なんで……」
「あいつの正体は『屍』。倒してもすぐ復活するわ」
「じゃあどうしたら」
戸惑う
「ゾンビを倒す方法なんて簡単よ。核を壊せばいいの。……いくよお兄ちゃん!」
「ああ」
兄妹は同時に青いボタンを押した。
――テンサク、フィニッシュ!!――
――DESTROY ERASER――
そして同時に飛躍する
二人は空中で回転し、キックを放つ。
「今よ
「はい!」
さっき
この場合、核と言うのは
――テンサク、フィニッシュ!!――
「ダブルセイバースラッシュ!」」
石はバラバラになり、砕け散った。
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登場人物情報が更新されました
・
19歳。女性
ミスコンで銅賞を貰えるほどの容姿を持つ。
彼氏持ち。
赤いモジシャンに変身する。
怒りが頂点に達し、新たな武器を出現させた。
好きなライダーは、仮面ライダー電王(超クライマックスフォーム)
・
19歳。男性
青もしくはオーシャンブルーのモジシャンに変身する。
『止』の呪いを受け、戦線離脱。
好きなライダーは、仮面ライダーディケイド(通常形態)。
・
40代。男性
ワードカンパニー社長。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダー2号。
・
18歳。女性
ワードカンパニーの秘書。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーレーザー(バイクゲーマーLv.2)
・
40代。男性
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーデューク(レモンエナジーアームズ)
・
29歳。男性。
黒もしくは灰色のモジシャンに変身する。
・
享年20歳。女性
マゼンダ色のモジシャンに変身する。
プロト
文字化けの能力により、ゾンビとして復活した。
が、乃々の機転により人間として蘇った。
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