1号も武器を使って戦ってた
まずい、やられる。
あと少しで大槌が
その瞬間、彼女の防衛本能は、とっさに両手を前へと突き出させた。
その時だった。
何かが
男の攻撃は地面へと流れる。
「なに!?」
突き出した
それは刀。
刀身と柄の間……『はばき』と呼ばれる部品が欠如した日本刀だった。
「これって……
そう、これが
だが、これでまた謎が1つ増えた。
何故
「……なんだかよく分からないけど。今後こそこれで互角よ!!」
大槌と刀では、使用者によるだろうが基本的に、刀の斬撃の方が速い。
大きなハンマーより細いソードの方が、空気抵抗がより少ないからだ。
また、武器を持ったことにより、
隙を狙って、
「決めるわ!」
――テンサク、フィニッシュ!!――
刀にエネルギーを込めながら、
落下の勢いを利用して斬りかかるつもりだ。
「ちっ!」
――DESTROY ERASER――
男も
「せいやーッ!」」
ぶつかり合う2つの力。
黒と赤の衝突。
だが、必殺技を発動するための青いボタン。これを押したのは
黒い
「……ふん、今日はここまでだ」
「なによ、そっちから攻撃してきたってのに、逃げるつもり?」
「戦略的撤回だ。それに俺は目的を果たした」
男は何かを
それは
さっき
「いつの間に……!」
――DESTROY ERASER――
「女
男はそう言うと、
揺れる大地、舞い上がるコンクリートと土埃。
それにより
やがて、視界が晴れると、男の姿はどこにもなかった。
「
敵がいなくなったことを確認した
2人は変身を解除する。
「
「そんなことが。……でも
「いや、全部俺が悪いんだ。俺の力が弱かったせいで、
気が付けば、
「本当、申し訳ない……!」
「
「私ね、
傷を負った
「たしかに最初はピンチの
「自分のため……?」
「私ね、
「これは私なりの償いなの、今まで
「……
「覚悟の上よ」
ジッと
その瞳には固い決心の色が見えた。
それは
「1つ約束してくれ」
「何?」
「
そう言って
「半分力貸すわ、相棒」
その右手をがっちり掴む
今ここに、町を守る、2人組みのヒーローズが結成された。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
登場人物情報が更新されました
・
19歳。女性
ミスコンで銅賞を貰えるほどの容姿を持つ。
彼氏持ち。
何故か
どういうわけか、
好きなライダーは、仮面ライダー電王(超クライマックスフォーム)
・
19歳。男性
青い
好きなライダーは、仮面ライダーディケイド(通常形態)。
・
年齢不詳。男性
好きな仮面ライダーは、仮面ライダー2号。
・
18歳。女性
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーレーザー(バイクゲーマーLv.2)
・
40代。男性
・謎の男
年齢不詳。男性。
黒い
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