人類皆仮面ライダー好き
「まず、この町に出没する怪人について。君はどれくらい知っている?」
「と言われても……。どこからともなく現れて、毎回ヒーローに倒されるってことくらいしか」
社長の質問に
「あの怪人を、我々は『
何故そんな用語を怪人の総称にしたのだろうか。
「これを見たまえ」
言葉で言われなくても社長の意図が理解できている
そして
中に入っていたのは、大きなアタッシュケースのわりに、とても小さな石だった。
人間の小指より小さい石、何かの結晶のようにも見える。
だが、これほど大きなケースに入れるということは、この石は
「これは『
「……触ってみてもいいですか?」
目を凝らして観察するが、見れば見るほどただの石にしか見えない。
「
ちなみに、
「
さっき社長が『
故に
なお、
それを身に着けていた
ちなみに
「ていうか
「あ、やっぱり
「失敬なことを言うな。
「でもバイクじゃなくて車に乗る仮面ライダーもいましたよ?」
「バイクを持っていない仮面ライダーも結構いるしな」
「バイクに変形するライダーも数名ございましたね」
何故か秘書の
社長はゴホンと咳払いして、話が脱線したことを全員に注意する。
「とにかく、
「……やっぱりこんな
だが、そうなると謎が残る。
所持していない
「
コーヒーを飲んで一呼吸置き、
「君も
社長の発言に1番驚いたのは
「おい社長!」
「君が
「君が何故
確かに彼女自身もどうして変身できたのか気になる。
その理由が分かるのであれば、変身するのもやぶさかではない。
「わ、私は――」
「その必要は無い」
「
「……その負傷した腕で、か?」
社長の指摘に
「
「だから、俺を解任して
「ふむ、それも悪くないな」
コーヒーカップが揺れるように、
こんなに怒る
「おい
その時だった。
「
「話は終わりだ。俺は行く。
そう言い残し
「それで、
「私は……。すみません、やっぱりお断りします」
次に変身したら、黙っちゃいない。
もし
「そうか。君がそう言うのなら仕方ない。私も潔く諦めよう。だがくれぐれも、今話したことは内密にしてくれ」
「分かりました」
秘書の
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
登場人物情報が更新されました
・
19歳。女性
ミスコンで銅賞を貰えるほどの容姿を持つ。
彼氏持ち。
何故か
好きなライダーは、仮面ライダー電王(超クライマックスフォーム)
・
19歳。男性
青い
左腕を負傷中。
好きなライダーは、仮面ライダーディケイド(通常形態)。
・
年齢不詳。男性
世代的に、平成ライダーより昭和ライダーが好き。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダー2号。
・
18歳。女性
この人も仮面ライダーが好き。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーレーザー(バイクゲーマーLv.2)
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