第2章 すれ違う男女の想い
里中さんみたいな秘書って素敵
7月9日。
昔
そんな会社の、とても豪華な社長室の応接用のソファに、
そして彼らに対峙するように、テーブルを挟んだ向こう側のソファに
時間は少し、数時間ほど遡る。
それを知った
そしてやり直したいと思った。
でも彼にどんな言葉を送ればいいのか、
そもそも、ヒステリックな自分がしたことを
その時、インターフォンが鳴る。
「はーい」
慌てて
誰だろう
しかし、訪問者は
扉の前にいたのは、女性だった。
「突然すみません、わたくし
女性は名刺を
名刺には
大会社の秘書さんが何の用だろうと、
「
「ち、ちょっと待ってください! いきなり何なんですか!?
「フェイクキック。ふふ……いえ、失礼。なかなか愉快なネーミングセンスをお持ちで」
フェイクキック。あの戦いで、
「(もしかして、昨日の通信相手が、社長さん?)」
「詳細は
車に揺られること10と数分。
「どうぞこちらへ。社長室まで」
2人の女性は他のより一段と豪華なエレベーターに乗る。
機械の箱の中で慣性の法則を感じながら、
「社長、
「……入りたまえ」
扉の向こうから渋い声が聞こえる。
部屋に入った
確かに社長室はとても豪華だった。でも彼女が驚いた理由はそれだけではない。
社長室に、
「どうぞおかけください」
秘書が
「はじめまして、
社長の代わりに秘書の
社長の声を聞いた
「君にはいろいろ聞きたいことがある。質問だ。
彼女は誰にも、
話したところで信じてもらえないという気持ちもあったが、なんとなく話してはいけない気がしたのだ。だから誰にも話していない。
「では次の話題だ。単刀直入に言おう。君が持っている
「あの、
「嘘をつくな。君は
社長の上から目線の態度に
さきほども言ったが彼女は
それなのに何度も渡せと言われると、
「だから
「だから言っただろう社長。
社長と秘書は互いに顔を見合う。そして
「良いだろう、1から話す。但し、他言しないように願おう」
「……分かりました」
「今コーヒーを淹れます」
秘書は壁際のコーヒーメーカーで3人分のコーヒーを用意する。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
登場人物情報が更新されました
・
19歳。女性
ミスコンで銅賞を貰えるほどの容姿を持つ。
彼氏持ち。
宝石は持ってないが、ウィザードの指輪は持っている。
好きなライダーは、仮面ライダー電王(超クライマックスフォーム)
・
19歳。男性
青いヒーローに変身する。
好きなライダーは、仮面ライダーディケイド(通常形態)。
・
年齢不詳。男性
偉そうな態度をとっているが、実際に偉い人。
好きな仮面ライダーは、仮面ライダー2号。
・
18歳。女性
やり手秘書だが、実は
好きな仮面ライダーは、仮面ライダーレーザー(バイクゲーマーLv.2)
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