いやだいやだよ寝取られは
僕の部屋のとは比べものにならないような、大きくて豪華で頑丈そうな寝台が
荒い息づかいと甘い喘ぎがしている。
二人とも裸だ。
粘膜の擦れ合う濡れた音がする。
彼女をみたら10人のうち8人は美少女だというだろう。
それに聖女っていうか“神官あるある”みたいな感じで胸が大きい。
この手の小説なんかじゃ大抵、神官は巨乳で魔術師は貧乳だよね。
もうたくさんだ、みたくないってのにみえてしまう。
ようやくことが終わってくれて、しばらく余韻にひたっているようだ。
「ほんとにあいつったら、あんなの持ち込んで……。一体、なに考えてるのかしら」
ふと、彼女がつぶやく。
「そういうなよ、幼馴染みなんだろ。きっと、たまってたんだろうさ」
「あんなの幼馴染みなんかじゃない。ほんと気持ち悪くてぞっとするわ」
彼女は身震いした。
聞きたくない。聞きたくないってのに聞かされる。
こんな能力いらない。
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