第13話 『超再生』と力
「お前らセンス良さすぎるだろ」
エルがすごく嫉妬した目でこちらを見てくる。
まぁ俺は自分でいうのもなんだがセンスの塊だからな。
「まあ俺ができることははかっていたが、レビィができたのは意外だったな」
「逆に私は諭吉ができたのが意外だったよ」
「そんなこと言われたのは初めてだよ」
実際今はすごく感心していいる。
俺のこんな扱いするなんてさすが異世界だな。
「今日はこれに一日使う気だったんだけどな」
エルが困ったように言っていた。
「まあ約一名機能寝れなかったようだし、今日はもう終わりでいいぞ」
ばれていたか。まぁそうだよな鏡はないがきっと俺の目の下にはクマがあるであろう。
「感謝!!」
「じゃあ私も寝るね」
「お前は昨日すごく気持ちよさそうに寝てただろ」
「あんなに頑張ったのは初めてだから私まだ疲れ取れてないよ」
こいつ俺が寝ようと頑張っていたなかオッサンみたいにグースカ寝てたくせにぃ
「まぁいい」
~1時間後~
「あっ、あれ?寝れないぞ?」
そうなのだ今まで隠していたが俺が寝れなかったのは疲れからくるものではない。
すっごくタイプの人が隣で寝ているのに平然と寝れるわけがない。
「そうだ!羊を数えよう!!」
羊が一匹
羊が二匹
羊が三匹
羊が四ひ…あれこの羊飛べないのか?
「がんばれ!」
あれ飼育員が応援している。
なんか聞き覚えのある声だな?
あれれこの声まさか…
「レビィじゃねぇぇぇぇぇかぁぁぁぁぁ!!」
なんで夢のなかまで出てくるんだよ!?
「あのなうるさいんだよ」
エルがやってきた。
「なんだよこの悪意のある部屋配置は!」
「この意気地なし!!女と二人っきりなら襲うのが世間一般の常識だろ?」
いやいやそれ間違ってる!こいつには辛い記憶があったんだよ
「しらねぇよ!襲えねえだろしかも俺は寝たいのにドキドキして寝ねぇし」
俺は必死に口論した。
「そんなに寝たいなら寝かせてやるぅぅ!!」
「ぐふぅ!?」
俺はエルに殴られ意識を失った。
「―きて。諭吉起きて」
俺の上で馬乗りになっている。俺の目の前には谷m…綺麗な草原が見えそうになっている。
「うん。おは…よぉぉおぉおぉ!!!」
俺の意識は覚醒した。
「どぉどぉどぉ、どうしたの?」
俺は超展開回についていけなかった。
「いや、全然諭吉が起きないから」
「なんだそういうことか。驚かせるなよ」
「ん?まぁいいか。もう時間だよ」
俺たちは訓練をするため、外に起きていた。
「では、始めるぞ!腕立て1000回を一分以内な」
うん。とりあえず無理なことは、分かった。
「つい見頭がいかれたかこのビッチ」
「何を言っている。お前にはあとで教育的指導な。
いいからとりあえずやってみろって」
まぁいいかどうせできないし…と思いやり始めて見ると
あれで来たぞ?
「おい!なんでだ?こんなの無理なはずだ!!」
なのにできてしまった。
「『超回復』だよ。お前は
「まじか…」
俺たちは知らぬ間に人智を超越していたらしい。
「一つだけ聞かせてくれ。何で走ると言う練習メニューを入れなかった?」
「マナ纏同士の戦闘では足裏にマナを展開させて戦う。単純なスピードはそれによって決まる」
そうか何も考えずダダ脳筋なメニューをさせてるわけではなくすべて計算だったということか
「今日は少しとばすぞ!!」
「ああ」
天才の僕は無能であって無能ではない 真成 夜初 @yoruha1119
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