第11話 『人』を超えろ
「なぁエルまずは何やるんだ?」
「お前らには人を超えて貰う。」
「「人を超える?」」
「そう100mを8秒で走りきり、そのペースを1000km維持する。勿論息切れを許さんぞ」
「まぁそう来なくっちゃな。流石だぜ厳し過ぎて誰も来ない寺。でもどうせ魔力を使うんだろ?」
「いいや、使わないさ、魔力纏うにはそれなりの体がないと持たないさ。」
「ユキチ後は宜しく私は帰るね」
「何をいってらっしゃいのかなレビィさん?君もやるよ。」
「まずは腕立て1000回を五分でやれ」
「「...」」
「どうした?」
「やるぞ!レビィィィ!」
「はぁぁあ!!」
俺らは血迷った様にやった。
「「はぁ、はぁっ」」
俺らはやりきった。
「今日はよく寝れそう」
レビィがマジ顔で言ってきた。
「何を言ってる?後腕立て1000回を5分だ」
「「...死ぬぞ?」」
「何を言ってる最短コースの2週間だろ?これくらいはやらないとな」
「行くぞ!!」
「おおおぉぉぉ!!」
俺はまた血迷ったように初めた。
「や、やばい...これは、何がやばいかって?時間制限だよ」
俺らはやりきった
「私今日寝たら一生起きないと思うよ。」
「よし次だ」
「「...」」
「おい、この殺人鬼さんよ」
「人聞きの悪い言い方だな」
「休憩は無いのか」
「まぁいいか、五分やるよ」
「「ありがとうございます!」」
やばいなこれは体全身がバッキバキだ。
プルプル震えて水が全然口を通らない。
「レビィ座るなよ。立てなくなるぞ」
「うん。」
「よし、休憩は終わりだ後は100mを3000本だな今日はこれで今日は終わりだからぶっ倒れるまでやっていいぞ」
「「ひ、ひぃ〜」」
〜三十分後〜
「やりきった...のか?」
「ああよく頑張ったな。今日はもう寝ていいぞ、と言いたいところだが私の寺は金がいらない。これから山にいるレッツベアーの肉を取りに行って貰う」
「マジっすか?」
「マジだ」
「まぁいいさ。戦闘は得意だ」
「ちょっと休憩させて」
レビィの顔がもうやばい
「今日は俺ひとりで行くよ」
「ありがと...」
レビィは死んだみたいだ
俺は寺をでて真っ直ぐ歩いていると地球の熊よりふたまわり程でかい熊が出た。
俺は魔力を圧縮させた弾を頭にひとうちした。熊の頭は吹っ飛んだ。
「帰ったぞ」
「速かったな今日は私がご飯作ってあげるから、レビィを座らせろ」
「ん?座らせろ?」
「あっちで寝てるから」
まぁいいか。
「おーいレビィご飯だぞ」
「おき...てるじゃないか。て言うか目が開き過ぎて逆に怖い」
「疲れすぎたら寝れなくなるんだね」
「...なんか怖ーよ。て言うかご飯だ。行くぞ」
「立てない。おんぶして」
座らせろってそう言う事だな
「分かったよ。おんぶしてやる。」
レビィは俺の首に手を回した。
やばい...胸が当たって理性が.....あれ?
全然ないぞ?え?逆に鎖骨が当たって痛い。
「今失礼な事考たね?」
「いやいやいや俺は個性を尊重するタイプだ。うん。うん...」
うん殴られた。
「おっ!熊の丸焼きが出来たぞ」
熊の丸焼きって今日日聞かねーな。
て言うか焼いただけ。
まぁいい食べるか
「おっ!意外と美味しい」
「だろ?レッツベアーは美味しいけど強いからな。よく倒せたな」
「まあ、たまたまだよ」
「ん?どうしたレビィ?食べないのか?」
「口の中通らないの...」
やっべえ。何かごめんレビィがメンヘラになってる。
「食べさせてやろうか?」
「うん」
「お前にプライドはないのか!!」
「プライドは今日汗と一緒に流しきったわ」
上手い。上手いけどね。怖いの。
ご飯を食べ終わり、風呂に入った後寝ることにした。「場所が無いから2人一緒の部屋で寝ろよ」との事だった。まぁ俺はチキン地球代表だからな俺には襲う勇気がない。
「やっと寝れる...」
「おやすみレビィ」
〜10分後〜
「あれ寝れないぞ?」
「私も...」
〜1時間後〜
「ん?」
「疲れたはずなのに」
〜2時間後〜
「これはあれだ疲れ過ぎて寝れない奴だ」
隣でレビィがすっごいおじさんを思わせるイビキをかいている。
〜8時間後〜
「オハヨ!ユキチよく寝れた!」
「そうだな...」
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