第5話 『無能』と呼ばれし天才
僕は街に付いた。
そこからおじさんの店に行きフィッシャーズ聖金貨をもらった後無償で服をくれると言った。
僕は異世界での服は決めていた。俺は漆黒のローブと言われる高級品を頼んだ。そしてどうせなら全部黒がいいと思い、ズボンも黒で指ぬき手袋も黒にした。
「あんがとな。この恩はきっと忘れないと思うよ」
「おうよ。これから俺は馬鹿儲けするんだそんな礼など要らん!!」
「そうかそれは良かった 」
「オッサンの服屋を出た後に向かったのは魔力検査の店だ」
何でも自分の中には精霊と呼ばれる自分だけの妖精が居るという。僕はそれを確かめに行こうとしている。そんなのが居るなんて僕は女神に聞かなかった。
魔物のことは聞いたが森や山などにいて野原には以内らしい。魔王は魔族の王で強いらしい。
「すいませーん。」
「いらっしゃいませ!本日は魔力検査をしに来たんですね?」
「はい」
「では金貨5枚となります。」
「はい」
僕は金貨を渡した。
「それでは説明しますね。この水晶玉に手を当てるだけです。それぞれの属性の色に変化します。赤、緑、青、茶、の色があります」
「へぇー。じゃあ始めますね」
俺は手を乗っけた。そしたらすごい熱量で白く光出した。
「こ、これは!?」
「こいつ無能だぁー!!誰か捕まえろ!!」
なんだ?無能?僕が?定員がそう言った刹那周りの人の目がガラリとかわった。
何が起きている?とりあえず僕逃げることにした。
逃げても逃げても終わらない。逃げれば逃げるほど敵も増えていった。
やばそうだったので路地裏で俺の銃の性能で土をサラサラにしに金とだけ埋めた。
「うっへへー見つけたぞ?」
「一様聞いておくがなぜ僕を追う?」
「はぁ?何言ってんだ?何も光らなかったりすると自分の中に妖精が居ないとされ、奴隷にされるそんなのこの世の中の一般常識だろ?」
「なるほどね...この時代も腐ってやがる」
「何言ってんだ?まぁ生前がんばれよ奴隷としてな。キャーッハッハッハー」
男に峰打ちされて俺の意識は途絶えた。
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「ここは?」
僕は牢獄居た。
僕は目を擦ろうと思い、手を目の場所に行かせようと思ったが、それは出来なかった。
なぜなら僕の手足は四股拘束されており。更に僕は全裸であった
「おっ!目覚めたわね?」
めっちゃスタイルのいいボンキュッボンの紫髪の人が来た。
「今日から私が貴方の担当だから。無理言って担当にしてもらったのよ。うふふっ」
「なぜ?なぜ?僕にこんなことするんだ!なぜ?なぜなんだ」
「それはね貴方が『無能』だからよ。貴方可愛い目をしているからたっぷり楽しんであげる。うふふっ」
──怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い──
その言葉が僕の頭の中で溢れそうになった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!やめろぉぉぉ!」
僕は必死に抵抗をした。
すごく怖かったのだ。元の環境に戻るのが。あの時の貧民街での生活が。
人には『朱も染まれば赤くなる』ということわざがある。
人は関わる相手の環境を大きく良くも悪くも受けるのだ。
そう。僕は貧民街から出た後すごく豪華な生活をしていた。そこから絶望すると思うと怖くて怖くてたまらなくなった。
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