第2話 『革命』の時来たれり

僕今年15歳になった。まぁ推測だがな。

そして僕は決めてきた。今年僕が『戦争を終わらせる』とね。


やり方は至ってシンプル。戦争はロボットを動かす。それを乗っ取ればいいのだ。


そう。今日は日本が中国と戦争をする日なのだ。軍勢は50000対50000となっており、機械的にはそんなに変わりない。この時勝負を決めるのは『戦術』だ。


僕はアンティークのパソコンで日本政府にハッキングした。これにはさすがの僕も20分もかかったよ。


「さぁ!始めよう」


僕がハックしたのと同時位に戦争をが始まった。


僕はアンティークのパソコンで50000機全てに正確な操作を行い、僅か1時間で10000機の犠牲で圧勝したのだ。


これが終わりではない。ここからが本題だ。


僕は瞬時に日本中のテレビやスマホ、パソコン類を全て乗っ取った。そしてカメラをパソコンに繋ぎ生放送をはじめた。



「僕は名も無き貧民街の住民だ。だけど僕をあのような愚劣な野郎共と一緒にするな。僕は身分に収まりきれないだけの才能があった。だけど身分の壁はすごく高くて常人なら絶対に超えられないだろう。だが僕は違う。変えようと努力しないで『平等』を謳う。

それは間違っている。だから僕は『革命』起こした。三時間以内に指定の場所に来い。言い忘れていたが僕は今衛星を落とすことができる。そして変えてやるよ!世の中を!」


ピッ!


僕は回線を切った。奴らが僕命を狙って来る可能性もある。なので懐に鉄板を敷き詰めた。


1時間位で僕の場所に高級そうなヘリが来た。そして誰かが降りてきた


「私は日本の総理大臣をしている者だ。君の要望通りきた。」


「そうか。とりあえず僕には君達に対する敵意はない。ここに呼んだのは俺が戦争を終わらせるためだ。」


「ほぅ?まさかとは思ったがさっきの中国戦は君の仕業が」


「ああ。俺に日本の指揮をやらせれば必ず日本が世界一になるだろう。」


「それは私も信じるよ。詰まりは君は戦争の指揮官をやりたいという事か?」


「まぁ、そうだな。この行為は世界を変える『過程』でしかない。戦争が終わった時に僕の目標は達成される。」


「ああ。私の権限で君を日本の最高指揮官に認めよう。」


やっと僕は難関であった革命のスタートラインに立てたのだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る