エンディング3
GM:よしゃー、次は、あかめですなぁ。
竜胆あかめ:あいー
GM:一通りの事件が解決、とは行かないまでも取り敢えず沈静化してから1週間程。
GM:UGNの人達からの執拗な聴取、及び勧誘の最中、ちょっとの隙をついて逃げ出したキミは依頼を受けたあのオシャレなかっふぇに来てます。
竜胆あかめ:「うむ、パンケーキ作るのもありだな」もぐもぐして目線をそのまま「で、なんであなたがいるんですかね」
GM:目の前の少女はにこりとしながら、
妖艶な少女:「この間の依頼の件について、暫くお話出来ませんでしたから。」
GM:と告げる。
竜胆あかめ:「そうでしたね。あなたのおかげで知らない世界が開けましたよ。どーも」聴取と勧誘を思い出して苦い顔をしながら生クリームを崩していきます。
妖艶な少女:「まぁ、データの登録していないオーヴァードがいきなり現れたのです、UGNが必死になるのも仕方ありませんよ。」
妖艶な少女:「それで、依頼の件に関してですが、どうなりましたか?」
GM:と、にっこり笑いながら聞いてくる(全部知ってるような笑顔
竜胆あかめ:「俺そこまで言ってなんですけど、お見通しなんですね。一応依頼の件の報告もしますよ」
竜胆あかめ:「致命傷は与えられました。けれど逃げられてしまいましたね。もしくは誰かが回収した」
妖艶な少女:「なるほど、捕縛に失敗、逃走を許した、と。」
竜胆あかめ:「というわけで依頼の件は失敗に当たるかと。申し訳ありません」
妖艶な少女:「いえ、その事については文句ありませんよ。」
妖艶な少女:「今だけを切り取れば失敗ですが、あなた達にも得る物はあったのでしょう?」と、暗にクライマックスでの事をほのめかす。
竜胆あかめ:「・・・どこまでも知っていますね」季節外れのイチゴをフォークで刺してジト目になります。
竜胆あかめ:「得るもの、失うもの。そこら辺はまだ噛み砕いてる途中なので、なんともいえません」
妖艶な少女:「えぇ、そして、その事実がある以上彼が生きているのならばまた遠くない未来、この街へと訪れる筈です。」
妖艶な少女:「つまりは、まだ依頼は継続中、という事になりますね。」
GM:といっていつの間にか頼んだケーキを食べながら、
妖艶な少女:「彼に対してどうするのか、その事について今すぐに決めろとは言いません、その決断はあなたにとって非常に大事な選択肢です。」
妖艶な少女:「ですが、継続中の依頼をどうするか、だけ聞かせていただきましょう。」
竜胆あかめ:「・・・」それもプラン通りですか。という言葉を飲み込んで、
竜胆あかめ:「谷さんを通した依頼です。継続でいいですよ。それにあのままじゃあ可哀想だ」フォークを置いて目を見て言います。
妖艶な少女:「えぇ、そう言ってくれると思ってました。」
妖艶な少女:「お詫びといってはなんですが、これを差し上げましょう。必ずに役に立ちますよ。」
GM:といって一つのこぶし大の石を差し出してきます。
GM:それは、色々な色に淡く輝く石。
竜胆あかめ:「詫びは本来こちらが・・・なんです、それ」思わず受け取ります。
竜胆あかめ:はーい
妖艶な少女:「長く、苦しい道のりになるでしょう、その道程に少しでも役に立てば、と思います。」
妖艶な少女:「どのようなものかはいずれ分かるでしょう。」
妖艶な少女:「では、私はこれで失礼致します。あなたの方にも迎えが来たみたいですからね、と外を向く。」
GM:そこにはスーツを来た大人たちが数人。
竜胆あかめ:「・・・うえ」窓の外を見てため息が出ます。そして視線そのままで、
竜胆あかめ:「本当に、あなたがわからないですよ」呟くように言います。
妖艶な少女:「ふふっ、貴方の未来が輝かしい物になるのを願っています」
GM:とだけいって気付くと彼女の姿はもうありません。
GM:テーブルには綺麗になくなったお皿と、複数人分のお持ち帰りケーキの領収書だけが残されていました。
GM:特に何も無ければシーン終了ですー。
竜胆あかめ:ケーキの領収書を見て「・・・まだ氷室さんたちいるかな」疲れからのため息をつきます。
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