マスターシーン
GM:場所はどこか水辺。
GM:流れ着いているボロボロの巨体を前にその人影は独りごちる。
GM:「ここまで逃げてこられる程度にはまだ動けるか。」
GM:「天は私に味方した、という所だな。」
GM:それはどこか篭ったような声だった。
GM:「しかし、あの少年、まさか時計の力を使えるとはな。」
GM:「いや、寧ろ石の片割れを発見できた事を喜ぶべきだな、これは。」
GM:「あれがあれば、私のネガイが叶う日も近い、ふふ、ふふふ・・・。」
GM:そこまで言った後に徐に倒れ伏したその巨体を片手で掴み、後ろに待機していた小柄な人影へと投げつける。
GM:「持っていけ、まだその出来損ないにも使いみちはある。私は無駄遣いがキライなんだ。」
GM:小柄な人影は何も言わず、自分の背丈の倍ほどもある巨体を担ぎながらどこかへ歩いていく。
GM:「さて、では次の手を考えるとするか。石を磨き輝かせなければならない。」
GM:「そしてその輝きが最高潮に達した時、全ては私の手に・・・!」
GM:「それまでに、死んでくれるなよ。河咲 クレハ・・・!」
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